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野蛮な死体あさり(黒緑切削)について


デッキ召喚とイントロ

青赤と同様旧デッキと同じコンセプト

スターターデッキ戦のデッキ紹介の最終回です。
このデッキは除去の種類も枚数も豊富です。青黒デッキ同様に他のデッキを使った後に何を除去するのと効くのかを把握してからじゃないと真価は発揮しにくいデッキと言えるでしょう。

カード分布

クリーチャー24枚
インスタント9枚
ソーサリー1枚
アーティファクト1枚
土地25枚(レア:ペインランド)

注目カード

アンコモン
喉首狙いx2
縮退した帰還者Ax2
空漁師の蜘蛛x2
レア
グリッサ・サンスレイヤー
都和市の恐怖
世界の導管
死人占い師、サウロンA
死花の祭儀師
神話レア
敵の影A
計12枚

カード紹介

喉首狙い
アーティファクトでないクリーチャーを破壊する2マナインスタントです。この環境で1、2を争うレベルの強い除去です。

縮退した帰還者
2マナ払えば永久に-1/-1修正を受けてタップ状態で場に戻ってくる3マナ4/3のスケルトンでMTGアリーナのオリカです。手札から出しても墓地から出しても仕事をする中々やるやつです。スケルトンなので教団の徴集兵とかみ合いが悪いです。

空漁師の蜘蛛
場に出た時にクリーチャーをサクッて土地以外のパーマネントを破壊できる4マナ3/3で到達を持った最強除去クリーチャーです。
アーボーグの奪還や世界の導管などで使いまわす動きが強い関係上、死亡時に追放して墓地のクリーチャー分のライフを得る効果は使うかどうか慎重な見極めが必要になります。

グリッサ・サンスレイヤー
ダメージを与える度に1ドローしてライフを1失うかエンチャントを破壊するかカウンターを3つまで取り除く効果から1つ選んで使える先制攻撃と接死を持つ3マナ3/3クリーチャーです。戦闘ならほぼ無敵の構築レベルのカードです。どの効果もスターターデッキ戦の環境に合っていてとても強いです。

都和市の恐怖
攻撃する時に4マナ払って墓地からクリーチャーをリアニする接死持ち4マナ4/3です。場に出た時に効果が出るカードと相性抜群です。タフネスが3なのでそこまで頼りになりません。

世界の導管
墓地から土地をプレイできる上に墓地からパーマネントカードを唱えることができるようになるアーティファクトです。墓地からカードを唱える場合は他の呪文を唱えられない制約が付きますがスターターデッキ戦ではそこまで気になりません。教団の徴集兵空漁師の蜘蛛を蘇らせる動きが強いです。

死人占い師、サウロン
殴る時に自身の墓地のカードを追放して3/3レイス以外はそのカードのコピーとなるトークンを殴った状態で生成する威迫持ちの5マナ4/4です。指輪がこの環境で存在しないため、出てきたトークンはそのターンで消えてしまいます。

死花の祭儀師
タップして墓地のクリーチャーの数だけ単色マナを追加できる5マナの3/5です。ただのマナクリなのですがサイズが優秀かつこのデッキだと大量のマナの使い道(奪取でパーマネント2枚回収して唱える・敵の影など)があるため強いカードとしています。

敵の影
自分か相手の墓地のクリーチャーを全部追放して時間制限なく唱えられるようになる6マナソーサリーです。自分だけでなく相手の墓地にも使えるのがポイントです。

総評

たくさん墓地を肥やしてそのリソースで戦っていくデッキです。クリーチャーにそこまで強いカードがないため、除去をうまく使って立ち回りましょう。空漁師の蜘蛛をうまく使いまわすのがポイントだと思います。墓地を肥やせるカードをできるだけ初手で引いておきたいです。飛行に弱いデッキなのでそういう意味でも空漁師の蜘蛛が重要です。
注目カードから漏れたギックス派の再利用者はレアなのですがそこまで強くなく墓地に落ちたらラッキー程度です。

自分の評価はTier2です。しかしながらTier1に近い方だと思います。


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