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#「はったい粉」は自然の栄養補助食品

今日はおすすめの薬膳食材をご紹介!


大麦の玄殻を焙煎して挽いた粉、「はったい粉」。

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ハダカムギを原料とするものもある。

焙煎してあるので消化にもよく、胃腸が弱い方におすすめ。
保存性があっていつでも食べられる簡便食・携行食としても重宝され、昔は徳川家康の好物でもあったそうです。(Wikipediaより)

昭和40年代まではオヤツなどとして普通に食べられていたそうですが、わたしが子供の頃(35年前くらい?)に祖母が作ってくれた思い出があります。

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脱穀していないため栄養価は高く、焙煎されているので消化にも良いです。

【はったい粉は自然の栄養補助食品】

小麦粉と比較してもミネラル分が豊富(←ここが嬉しいところ!)


鉄分 約6倍
亜鉛 約12倍
銅  約6倍
食物繊維 約6倍
マグネシウム 約10倍
カリウム 約4倍
ビタミンB群も豊富 中でもナイアシンは約12倍
カロリー(100gあたり)391Kcal

水溶性・不溶性食物繊維が豊富なので便秘がちな方に良いし

水溶性食物繊維に含まれるβグルカンの働きにより、血糖値を上げにくくしたり コレステロールや脂肪の吸収を抑えるはたらきがあります。


近年のお台所事情はお料理をする余裕すらない状況。

スーパーではレトルトパウチ加工された食材や、お野菜も洗って下ごしらえされた商品も多く並びます。


手間が省けてお母さんは助かるのですが、それらは加工・保存の過程でさまざまな処理がなされているため栄養素の期待はできないのが現状。


現にわたしは、表示された栄養素に期待して食事に気をつけてきた一人ですが、体は不調になる一方でした。(食事だけが原因ではありません)

実際に生の素材から調理して食べている方が、体に力が湧いてくるのが分かります。

また、添加物は(日本では安全といわれていますが、取り締りが緩すぎて世界からは日本の食べものには危険信号が出ているほど)口からとり込むこと自体でも危ないとされているのに、取り込んだ後は体内にあるミネラル分を排出する作用もあるため、不調を訴えたり病気に傾く…などの人たちが増えているのも一因と言われています。

【日本の添加物事情は、ヨーロッパやアメリカでは禁止されている物ばかり。日本の馴染みのある調味料や袋菓子などはほとんどが毒○扱いです】


【食べても食べても栄養がとれない】

普段口にしている食事。栄養もあって美味しい!そう思って食べているのに、実はその食材自体に栄養素がないかもしれない。

それを補うためにビタミン剤やサプリメントをとる。

なんか滑稽な話ですよね。

ちゃんと食べているのに栄養がとれていないなんて!


日本の添加物規制は非常に緩いです。

ヨーロッパやアメリカでは規制されているものも平気で使われている現状があり、日本はそれを「安全」として表示してまで使っています。

特に注意したいのは

亜硝酸ナトリウム、甘味料アスパルテーム、安息香酸ナトリウム、グリシン、カラメル色素、加工澱粉、酵素、ナイシン、コチニール色素(着色料:赤)、防カビ剤(OPP, TZB,イマザリルなど)、リン酸塩、重合リン酸塩、タール系色素(赤色104黄色4)


これらは発がん性やアレルギー、行動発達への異常が証明されており海外では使用規制がされています。


添加物を取ることで起こる弊害は

・体内のミネラル分を排出

・腸内環境を悪化させる

添加物に関してはさまざまな意見がありますが、わたしは実体験した身として「添加物はとらない方が体は健康な状態にある」と感じます。

あくまでも個人的な意見ですが、みなさんもいろいろな方の意見や文書を読んで、ご自身でどこに真相があるのかを見極めて自分のココロで決めてください。


【大麦の薬膳効果】

薬膳の効果を見ると、胃腸が弱い方にはおすすめな食材。

四気五味:甘味、鹹味、涼性
帰経:脾

効果:
熱をとり除き脾胃のはたらきを整え、脾の虚弱を補益する
停滞している水分を排泄させることにより
腸内の水分も取り除き下痢を止める


胃腸が弱い人はメンタルも低迷しています。

・いつも何かを考えている

・悩みが尽きない

・いつもクヨクヨしている

・料理のメニューをすぐに決められない

・寝るときにいつも反省している

・重大なことは自分一人では決められない など


体の土台となる「脾胃」は、食べ物を消化吸収するだでなく、生命エネルギーを生成・運搬・回収・排泄も担います。

その脾胃を整えエネルギーを補うため
胃腸が弱い方にはちょうど良い食材(涼性ですので食べ過ぎ注意)

脾胃が最も嫌う「余分な水分」を取りのぞいて尿として排泄し
腸内の水分も取りのぞいてくれるため下痢気味な方にもおすすめです


薬膳的に見ると便秘にはよくないのかなぁと思いましたが、食物繊維が豊富なのでその心配はなさそうです。(便秘の種類もありますので一概にはいえませんが…)


また、こういった方はいませんか?

・胃腸が弱いのによく食べる
・食べても食べても満腹感がない方

この状態は「胃に余分な熱が溜まって暴走している」(生理前の空腹感は別物)


「食べれる=元気」とは限りません! 元気はないけどたくさん食べれるのは、隠れ暴走な状態かもしれません。


暴走の悪循環にハマると食べ続けることになるのであとあと体はしんどくなります。「食べても満足しない=胃腸がおかしくなってる」と思って早急に手立てを打ちましょう。

最後に【はったい粉の食べ方】

はったい粉の簡単な食べ方は 「砂糖と混ぜて熱湯注いでこねるだけ!」

材料
▶︎はったい粉(お好みで)
▶︎砂糖 (お好みで)
▶︎熱湯 (適量)

熱湯入れながら混ぜたところ 
今回ははったい粉60g 、砂糖30g 、熱湯は混ぜながら硬さをみて調節

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甘さが感じられて食べやすかったんだけど
この一皿で30gもの砂糖が入ると思うとちょっと怖くなった…

食感は…できたてだと「ふわもち?」かな??
冷めても弾力は残ってました

焙煎してあるので独特の香ばしさがあります


わたしはこの香ばしさが大好きなので全く気にならないけれど
検索してみると抵抗を感じる方もいるみたいですね😆



大麦は炭水化物になりますのでカロリーだけで見ると高めですが

ケーキやおやつ お菓子類を一袋食べるのと同じカロリーかそれ以下のカロリーで
栄養素はガンガン取れる‼️


はったい粉と小麦粉を混ぜてクッキーを焼いたり
ケーキやおまんじゅうなどアレンジはできるので、普段の食事やオヤツに加えてみても良いですね。

あとは牛乳と混ぜて飲む「はったい粉牛乳」も!むかし流行った「きなこ牛乳」に似てるのかしら😆


スーパーには置いていないお店が多いかもしれません。

ネットでの購入が確実で種類も豊富です!

お試しあれ!





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