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【TRPG日誌】新キャラで遊ぼう!【幻想ナラトグラフ】
2024年度は、試験的に『TRPG日誌』という記事ではなく、
行ったTRPGセッションを1つずつ記事にすることにしました。
2023年度のTRPG日誌。
・遊んだ日 :2025年1月26日(日)
・遊んだ場所:神戸三宮イエローサブマリン
・使用ルール:幻想ナラトグラフ
・GM :レベラー
この記事には、↓のシナリオのネタバレが含まれます!!
実際には、公開シナリオとこのセッションでやったシナリオは、少し違います。このセッションをやった後、少し修正をしたので。
●プレイヤーキャラクター
◆饕餮尤魔(とうてつ ゆうま)
空音さんが使用。
何でも食べて吸収する子ヒツジ。
今回の個性スキルは、インドア派。
散策フェイズ中、移動の処理の代わりに自分の拠点(畜生界)に戻れる。
◆依神女苑(よりがみ じょおん)
謎人さんが使用。
他人からお金を巻き上げる、疫病神。
だが、この女苑は、命蓮寺で出家して心を入れ替えたキレイな女苑なので、安心!
今回の個性スキルは、寂しがり屋。
判定をするとき、同じスポットに別のPC(今回は饕餮だけ)がいると、ダイスを+1できる。ただし、弾幕ごっこではこの効果は付かない。
●セッションの流れ
アルバイトをするシナリオ!
バイトの内容は「出会った新キャラにお願いして、能力をカードにコピーさせてもらう」というもの!
ビジネス妖怪山童(やまわろ)のカードショップで、アルバイトの募集がありました。カードが売れすぎているので、新しいカードを作ってきてほしいとのこと。
饕餮(とうてつ)は金もうけのため、キレイな女苑(じょおん)は「手が足りなくて困っている人がいるなら助けよう」とバイトに応募します。
◆1日目
女苑は「人間の里→白玉楼(はくぎょくろう)→大蝦蟇(おおがま)の池」という順番に動きます。
饕餮のドッペルゲンガーと隠岐奈(おきな)に出会い、能力をコピーしたカードも作らせてもらいました。
さらに、1日の最後に博麗神社の宴会に出席。そこでも、狛犬のあうんちゃんの能力をカードにコピーさせてもらいます。
この間、女苑は、4回もスペシャル成功!
霊力も、1日目にして最大の20までたまります!
命蓮寺で真面目に修行しているキレイな女苑は、普段の行いが良いため、運も良いのでしょうか!?
饕餮(とうてつ)は、1回目の判定でファンブル失敗!
スランプになって、霊力が上がらなくなってしまいます!
序盤に、霊力が上がらなくなるのは、ゲーム的にキツイ!
しかし!
間欠泉地下センターの温泉で、昔なじみの、八雲藍(やくもらん)と再会!
スペシャル成功で、スランプを解除します!
藍の能力をカードにコピーさせてもらうことにも成功!
さらに、宴会であうんちゃんのカードを手に入れることにも成功します!
◆2日目
2日目の饕餮は、右肩上がりに好調になっていきます!
まず、博麗神社で女苑と穏やかに過ごして、絆を深めました。
そして、「妖怪の樹海→守矢神社」という順番で移動。
新聞記者のはたてと、死体泥棒のお燐(りん)のカードを作ります。
はたてには「偏向報道反対!」と抗議したら、逆にそれが「新聞のネタになる!」と喜ばれてカード作りの許可を得られました。地獄出身のお燐には、強欲同盟の組長としての威厳で、カード作りに協力させました。
スペシャル成功も出して、饕餮も霊力MAXです!
女苑も、相変わらず好調!
昼と夕は修行場所である命蓮寺に留まって、唐傘オバケの小傘や、姉の貧乏神、依神紫苑(よりがみしおん)の話相手をします。
小傘とは「人を驚かす方法について」相談し、ご飯をねだる姉には「今日の分は作ってあげたでしょ!」と𠮟りつつも「帰ったらまた作ってあげる」とデレます。もちろん、小傘と紫苑のカードも作らせてもらいました。
そして、最後は、バイト代としてもらった水蜜(みなみつ)の能力が使えるカードを使用!
水難事故の能力を使って、夢の世界へ!
水に落ちて意識を失っているだけでは!?
それはともかく、夢の世界で女苑は、自分自身と向き合い「自分自身への絆」を得ました。
ロールプレイ的には「過去の、人を不幸にしていたころの自分」も自分自身の一部であると受け入れた感じです。仏教的!
◆3日目+クエストシーン!
この日の夕方が探索フェイズのリミットなので、大きな動きは無し!
とは言え、すでに手に入れていた饕餮と小傘のカードの2枚目が手に入ります!
同じカードが2枚そろうと、成長後の能力スキルを使えるカードになるので、良い事です!
そして、女苑が「毎シーン、判定のサイコロを+1出来る」コンボを達成!「神である自分自身への絆+神への絆を再利用できる、あうんの能力」のおかげです! 女苑はこのコンボで旧地獄街道の弾幕ごっこに勝利! 【スペルカード】を1つ得ました! 必殺技が撃てる回数が増える!
そんなこんなで、饕餮の夕方の手番で、クエストシーンへ!
このシナリオはクエストが1つのタイプ。なので、クエストシーンを解決すれば、そのまま決戦フェイズです!
クエストシーンでは、山童(やまわろ)の店員と、カードを使った弾幕ごっこをすることに。
勝ったら、バイト代を増やしてもらえるそうです!
さっき【スペルカード】を得た女苑が、スペルカード「クイーンオブバブル」を使い、1ラウンドで快勝します!
饕餮と女苑は、バイト代として、ちょっと分かりにくい効果のカードを、6枚ももらいました!
◆決戦フェイズ!
これで、後は帰るだけ――でしたが!
弾幕ごっこの練習用ロボットが暴走!
饕餮と女苑が、弾幕ごっこで暴走ロボを止めます!
1ラウンド目は、饕餮のスペシャル回避などもあり、お互い譲らず!
2ラウンド目は、女苑が被弾しそうになるも、「自分自身への絆」を使ってダイスを増やし、スペシャル回避!
返しの反撃で、「クイーンオブバブル」でロボの【残り人数】を1つ減らします。
3ラウンド目は、饕餮が、スペルカード「ゴージライザー」を使ってトドメ! 見事、ロボを3ラウンドで倒しました!!
その後は、バイト代を少し増やしてもらい、饕餮も女苑も家に帰り、ハッピーエンドです!
なお、女苑の家では、姉の紫苑が、色々食い散らかしていて、また女苑に起こられました。
●セッションの感想・反省
感想としては、今回も、大好きなシーンが自然と出てきました!
一番は、温泉で藍と昔話をすることで、饕餮がスランプから脱したこと!
藍も饕餮も、畜生界出身ですが、藍は畜生界を出て、幻想郷で公務員(?)みたいな仕事をしています。一方饕餮は、そのまま畜生界でヤクザのボスとなりました。こういう、対照的な幼馴染というのも良いものですよね!
同じくらいツボだったのは、命蓮寺の池から夢の世界に入る女苑。
池から夢の世界って、いかにも仏教的で、絵になると思いません?
しかも、その後、夢の世界で「自分自身と相対して、精神的に成長して帰って来る(=自分自身への絆を得る)」ですよ!
今回の女苑は本当に真面目ですが、こういう女苑も好きです!
まあ、ゲーム的には「水難事故を引き起こす程度の能力」で夢の世界へ行く、というトンチキなことをしているわけですが。
真面目にルールの話をするなら、GMは、「水難事故を引き起こす程度の能力」で夢の世界に行くのは無理だと裁定しても良いかもしませんね。
そうしないと、ドレミーの「夢を喰い、夢を創る程度の能力」が、「水難事故を引き起こす程度の能力」の下位互換みたいになってしまうので。一応、拡張ブックのp164の注釈にも「ドレミーの能力か帰還でしか、夢の世界には行けない」とありますし。
まあ、私は、こういう絵的に面白い裏技っぽい能力運用は好きなので、今回はGM権限で許可しましたが!
反省点としては、今回もシナリオが複雑すぎた、という点ですね。
前回ほどではないのですが、バイト代としてもらえたカードの中に「スペシャル成功、ファンブル成功」のルールを変える能力のカードが複数あり、整理が必要なかんじになっていました。
本来、出目が全部1ならファンブルなのですが、今回の決戦フェイズでは「出目が、全部2か6なら、ファンブル」となっていました。
また、女苑の能力スキルで「ボスのロボットが使うカードを奪って自分が使うことが出来る」というルールも、何が可能で何が不可能なのかを判定するのが、色々大変でした。
そんな反省んもありつつも、今回もTRPGを楽しむことが出来ました!
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以下:単語説明
TRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム。会話でドラクエをするような非電源ゲーム。外部リンク)
セッション(みんなでTRPGのシナリオを遊ぶこと)
ゲームマスター(GM。TRPGセッションの進行役)
幻想ナラトグラフ(TRPGのルール。東方Projectのキャラになって、幻想郷を散策したり、小異変を解決したり。外部リンク)
東方Project(少女の形をした妖怪と人間が、戦ったりホノボノしたりする作品群。シューティングゲームとか、マンガとか。2次創作が盛ん。外部リンク)