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【TRPG日誌】SEKIRO風キャンペーン10回目【ソードワールド2.5】

 2024年度は、試験的に『TRPG日誌』という記事ではなく、
行ったTRPGセッションを1つずつ記事にすることにしました。
 2023年度のTRPG日誌

・遊んだ日 :2024年11月17日(日)
・遊んだ場所:イエローサブマリン神戸三宮店
・使用ルール:ソードワールド2.5
・GM    :謎人さん

 この記事には、シナリオのネタバレが含まれます!!


●プレイヤーキャラクター

◆コーガ・プルッカ

 空音さんが使用。
 人間の拳闘士。
 バイオハザードヴィレッジ風キャンペーンで神となった、ユーコ・プルッカの子孫。ただし、本人はそのことを知らなかった。
 このキャンペーンの舞台「サオリ」の町では、ユーコ(サオリ)が祭られているが、周囲からは「邪神」と誤解されている。
 技能は、グラップラー(拳闘士)、スカウト(盗賊技能使い)、エンハンサー(呼吸で自己強化する人)、コンジャラー(支援魔法使い)、セージ(知識人)。
 戦闘特技は、牽制攻撃Ⅱ(命中アップ)、武器習熟A/格闘(強い武器を使える)、防具習熟A/非金属鎧(強い鎧を使える)、頑強(HPアップ)、追加攻撃(攻撃回数+1)、カウンター(攻撃を避けたら攻撃した敵にダメージ)。

◆メスガキ・テンゼン

 レベラーが使用。
 自称15才の女性エルフの、ニンジャ。
 顔の上半分を、餓鬼を模した仮面で隠しており、「ニンジャサイコー、サムライはザコ」と書かれた挑発的なTシャツを着ている。
 技能は、フェアリーテイマー(妖精魔法使い)、フェンサー(軽戦士)、セージ、アルケミスト(錬金術師)、エンハンサー、レンジャー。
 戦闘特技は、魔法拡大(数)(一度に複数の対象に魔法を撃てる)、ディフェンススタンス(防御を重視した構え)、変幻自在Ⅰ(戦闘特技を2回使える)、魔法拡大(すべて)(魔法に関して色々出来る)、鋭い目(目つきが鋭い)、カード軽減(アルケミスト技能の消費アイテムの数が減る)。

●セッションの流れ

 フロムの名作ゲーム『SEKIRO』をマネした、戦闘バランスが厳し目のキャンペーンの10回目!
 今回は、SEKIRO原作で言う怨嗟(えんさ)の鬼との戦い

◆城の外に、強い鬼がいた!

 前回の最後、セイジュウロウを倒したため、彼が止めていた南方の敵が、ナガトの国城下まで攻めて来ます!
 そして、さらなる異常事態が発生!
 城下に、とんでもなく強い、6本腕の鬼が出現しました!
 南方から来た敵も、ナガトの国の兵士も、見境なく殺してゆきます。

 コーガとメスガキも挑みますが、メスガキは1ラウンドで死亡!
 
回避がメインのメスガキに「期待値72ダメージの回避不能攻撃」は無理です!
 コーガは、鬼の下半身のHPを残り54まで削ります
が、力尽きて死亡!
 しかし、死ぬ前に、コーガは判定に成功し、あることに気づきます。
 鬼が、神像を彫っていた老人の服の残骸を身にまとっている!

 これは一体どういうことでしょうか!?
 いつも通り、生き返って、時間がまき戻ります。

◆鬼について調べよう

 コーガとメスガキは、鬼について、色々なヒトに聞いて回ることに。
 まず、ナガト城主ヤストヨと、その主治医アメリアから、以下の情報が。
1.神像を彫っていた老人は、昔、城に仕えるニンジャ、ポンゴ=サンだった。
2.ニンジャとしての相棒は、メスガキの「メスガキ道」の師匠、ロリババア。
 つまり、ロリババアの遺品の仮面をつけて行けば、少しでも正気に戻る(=鬼として弱体化する)かもしれません!

 続いて、隠し砦にいた「100年前のニンジャ組織の首領」からも話を聞きます。
1.元ニンジャのポンゴ=サンが、鬼になったのは、おそらくニンジャの術。
2.ニンジャの秘伝の術の中に「一時的に穢れを身にまとって、身体を強化する」というものもある。

 コーガとメスガキは、100年前の首領から、身体強化をした相手への対処法を教えてもらいます。
 
そして、穢れの術を使ったポンゴ=サンが暴走したのは、術の穢れに加えて、自分たちが復活する度に、自分たちが負うはずだった穢れを、近くにいた彫刻師の老人に背負わせていたからではないか、と思います。
 医者のアメリアも、そんな感じの話をしていました。

◆鬼との再戦!

 鬼対策が出来たので、いよいよ、鬼との再戦です!
 戦闘前に、メスガキがHPの最大値を上げる魔法、防御力を上げるカードと攻撃力を上げるカードを。コーガが、防御力を上げる魔法と攻撃力を上げる魔法を使います!

 そして、再び鬼に挑む!
 ――とここで、ヤバいことが判明!
 神殿に酔っていなかったので、超回復アイテム、オハギとニンジンがありません! これはきついかも!?
 でも、戦いは始まってしまいました!

 今回も、メスガキは3ラウンドで死亡!
 1回だけ使える「即時復活」能力で、即座に戦闘復帰!
 
 一方で、コーガが大活躍!
 回避は苦手なはずなのに、鬼の2連続攻撃をどちらも回避!
 コーガのHPに余裕がある
おかげで、メスガキが回復魔法ではなく攻撃魔法をすることが可能に!
 さらに、コーガ自身も、毎回の攻撃で、安定して13点くらいのダメージを、確実に、鬼にたたき込んでゆきます。
 コーガが新しく覚えた命中率を上げる魔法ターゲットサイトのおかげもありそうです!

 そんなわけで、4ラウンド目には、コーガの一撃が鬼の下半身を撃破!
 しかし、上半身(HP143)を倒さないと、鬼を倒したことにはなりません!
 
 後半は、メスガキも安定してきました。
 防御姿勢(ディフェンススタンス)で鬼の攻撃を避け、火炎放射に耐えつつ、魔法で粘着質の矢を当てたり、痺れさせるカードを使ったりして、鬼の回避率を下げます。
 今回は、コーガがターゲットサイトで命中率が上がっているので、回避率ではなく、鬼の防御力を下げるカードを使うことも出来ました!
 後は、回避率を下げることが目的の粘着質の矢が、ダメージで2回クリティカルしたことにより、それなりのダメージを与えたこともありました。

 コーガも、相変わらず頼もしい!
 13点ずつ鬼のHPを削り、着実に鬼を追い詰める。
 8ラウンド目には、2連続クリティカル! 鬼の残りHPを18にしました!
 返しの鬼の攻撃でHP0に――されるかと思いましたが、ギリギリ2点だけ残りました!
 ダメージが1足りず、9ラウンド目に倒されますが、「即時復活」能力で復帰!
 10ラウンド目には、コーガの不死絶ちの力がこもった拳が、鬼の上半身を倒します。
 
ポンゴ=サンは、穢れで鬼と化していたので、「穢れを斬り取る」不死絶ちパンチで、人間に戻りました。
 メスガキが、ロリババアの仮面をつけてポンゴ=サンを介抱するロールプレイをして、戦闘終了です!

 こうして、城下で暴れていた鬼は制圧されました!
 攻めて来た南方からの敵も、鬼の暴走で多数死んだ上、「ナガトの七本槍」に撃退されます。
 城主ヤストヨ、息子のセイジュウロウもいるので、とりあえずは、ナガトの国の危機は去りました。

 いよいよ次回は、最終回!
 「神が人間だったころの姓」を持つコーガの起源に迫るため、北に出発します!
 神殿の巫女、コローラもついてくるので、ちゃんとオハギとニンジンももらえるので安心!
 なお、GMのネタバレでは「途中の茶屋で、アッサリ、コーガの起源を知る初代城主ナナキリに出会う」そうです。
 

●セッションの反省・感想


 
今回の戦闘は、今までで一番、安定して戦えた気がします。
 前回の戦闘も楽しかったのですが、実はルールミスをしていたところなどもありました。今回は、たぶん、そういうこともなく、楽しかったですね!
 バランスの敵を出してくれたGM(謎人さん)と、きちんと敵のHPを削ってくれたコーガ(空音さん)に感謝です!
 特に空音さんは、ターゲットサイトを取ったのがナイスです!

 いつもお世話になっている超回復アイテム、オハギとニンジンを使わずに勝てたのは、本当に凄いですよね!
 だからと言って、敵が弱いということもありませんでしたし。
 本当に、楽しい戦闘でした!

 次回のストーリーも気になります!
 いよいよ最終回!
 割と簡単に初代城主ナナキリ(=別のセッションのPC)と会うようですが、彼女と戦うことになるのでしょうか!?

 今回も、TRPGを楽しむことが出来ました!

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以下:単語説明

  • TRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム。会話でドラクエをするような非電源ゲーム。外部リンク

  • セッション(みんなでTRPGのシナリオを遊ぶこと)

  • ゲームマスター(GM。TRPGセッションの進行役)

  • ソードワールド2.5(TRPGのルール。和製ファンタジーTRPGでは、たぶん、一番有名。外部リンク