【TRPG日誌】え!? 真夏の蒼海を征く海獣軍団!【ソードワールド2.5】
2024年度は、試験的に『TRPG日誌』という記事ではなく、
行ったTRPGセッションを1つずつ記事にすることにしました。
2023年度のTRPG日誌。
・遊んだ日 :2024年8月4日(日)
・遊んだ場所:イエローサブマリン神戸三宮店
・使用ルール:ソードワールド2.5
・GM :空音さん
この記事には、シナリオのネタバレが含まれます!!
●プレイヤーキャラクター
◆マソソ・ムムリク
謎人さんが使用。
メリア(植物人間)長命種の女性。72才。
技能は、コンジャラー(支援魔法)、バード(吟遊詩人)、セージ(知識)、アルケミスト(錬金術師)、ライダー(乗り手)。
通常技能として、ペインター(画家)、コンポーザー(作詞家)も持っている。
戦闘特技は、魔力拡大(数)と楽素転換と呪歌追加。
異種族の友がおり、誰かを助けたことがあり、大切な約束をした。
倒したい相手がいるので、冒険者となった。
外見は、ムーミンのスナフキンVtuberの宝鐘マリン船長に近い。
◆変態グララン仮面(本名:テリー)
レベラーが使用。
本名テリー。40歳のグラスランナ―(小人)男。
技能とレベルは、グラップラー(格闘)、スカウト(泥棒的な技能)、エンハンサー(呼吸で自己強化)、アルケミスト(カードで強化)。
通常技能として、フォーチュンテラー(占い師)、プレスティディジテイター(手品師)も持っている。
戦闘特技は、両手利きと回避行動Ⅰと二刀流。
魔法や魔法使いを貴重な存在だと考えており、大切にする。
しかし、本人はグラスランナーゆえMPがなく魔法を使えない。
「私は魔法の味方だが、魔法は私の味方ではないようだ」
ぶっちゃけ、このセリフが言いたいだけ。あまり変態でもない。
●セッションの流れ
公式サプライ『ラクシアライフ』を使ったランダムセッションのキャラの、レベル上げ回!
ストーリーは、スマホゲームの夏イベントのパロディだそうです!
流れとしては、ラクシアライフ3回目の次の話です!
今回から、マソソが緑色のアライグマ(2m)を操るようになりました!
◆海獣が暴れている!
マソソとグララン仮面は、オーガス島の観光協会から依頼を受けます。
依頼の内容は、海の動物が狂暴化して人々を襲うのを何とかして欲しい、というもの。
魔動列車と船でオーガス島に到着したマソソとグララン仮面。
観光協会で聞いてみると、オーガス島には「300年ほど前、略奪の海の邪神エイリャークの配下の蛮族との戦いがあった」そうです。
しかし、それ以上の有力な情報は見つかませんでした。
マソソとグララン仮面は、海の生物が狂暴化している現場に向かいます。
さっそく、巨大なカニとイルカ10匹が襲い掛かって来ます。
マソソは、巨大なカニとイルカの強さを見抜きました。
そして、海獣語でイルカに話しかけますが、イルカは狂っており「人間殺す」としか言いません。
このままでは詳しい話も聞けないので、戦うしかありません。
数は多いがレベルが低い敵です。
苦戦せずに、何とか出来ました。
まず、緑色のアライグマが「水面を歩ける魔法」で、グララン仮面を海上送り出します。
グララン仮面がカニを砕いてイルカの攻撃を回避。
その間に、マソソが聞いた者を眠らせる呪歌で、イルカ達を眠らせます。
ついでに、グララン仮面も寝ます。
マソソは、グララン仮面を起こして、彼と眠ったイルカ数匹を回収しました。
眠ったイルカは、目を覚ますと正気に戻っていました。
話を聞くために、とりあえず、イルカたちが住んでいる場所で話を聞くことに。
しかし! イルカたちの住処には、外からやってきた20mほどの蛇が!
マソソは、これがシーサーペントだと見抜きます!
なお、緑色のアライグマは、このシーサーペントと大体同じくらいの攻撃力回避力です!
今回も、マソソの命令で緑色のアライグマが、水面を歩く魔法!
そして、今回は、アライグマ自身も前線に出ます!
その後、グララン仮面が、ギリギリで先制を取ります。
マソソの攻撃力アップの支援カードと、アライグマとグララン仮面の猛攻でシーサーペントの胴体は、2ラウンドで撃破されます!
しかし、その間に、シーサーペントの頭部が、毎ターン火炎ブレス!
この火炎ブレスは精神抵抗ではなく生命抵抗で耐えるしかありません。
精神抵抗できる能力ならグララン仮面は、抵抗時に無効化できますが、このブレスは、抵抗してもダメージを受けてしまいます!
案の定、グララン仮面のHPは、3ラウンド目に残り8に!
しかし、シーサーペントの頭部も残りHP1!
そこに、マソソの呪歌でトドメです!
シーサーペントを倒したので、改めて、マソソがイルカを尋問します。
イルカによると「海の特定の場所に行ってから狂って人間を襲うようになってしまった」と答えます。
イルカが狂った特定の場所に行くことにします。
◆エイリャークの司祭!
イルカが狂った場所にいたのは、伝説にあった邪神エイリャークの司祭の蛮族(人間型のモンスター)!
マソソは、司祭の蛮族が、タンノズという種族だと見抜きます。
今回も、先制を取ることに成功し、アライグマとグララン仮面のダブル前衛です。
まず、マソソが、グララン仮面の攻撃力を+3するカードを使用!
2000ガメルもする高級カードです!
グララン仮面、さらにアライグマも、期待に応えます!
2人で合計4回攻撃を当てて、敵のHPを一気に108から57に!
エイリャークの司祭は、反撃で範囲攻撃魔法!
精神抵抗なので、抵抗成功なら、グララン仮面は一切のダメージを受けません!
しかし! 抵抗判定のダイスが、両方出目1! 自動失敗です!
グララン仮面、大ピンチ!
アライグマもダメージを受けますが、こちらは、HPが高いのでまだ大丈夫です!
マソソが、大ダメージを受けたグララン仮面を回復!
アライグマ(元ネタから、くまりんと命名)も、タンノズの司祭にさらにダメージを与えます。
グララン仮面も反撃!
魔法でHPを増やしたタンノズ司祭の増やした分のHPを、全て削ります。
さらに、再びの範囲攻撃魔法を、抵抗して完全無力化!
最後は、3連続拳攻撃で、一気にトドメを刺します。
タンノズ司祭を撃破したことで、狂暴化していた海の動物たちは元に戻ります!
狂暴化の原因は、エイリャークの司祭であるタンノズの怨念だったようです。
こうして、オーガス島に平和が戻ってきました。
空を飛ぶスカイホエールのを見ながら、マソソ、くまりん、変態仮面は、夏の海を満喫するのでした。
今回も、TRPGを楽しめました!
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以下:単語説明
TRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム。会話でドラクエをするような非電源ゲーム。外部リンク)
セッション(みんなでTRPGのシナリオを遊ぶこと)
ゲームマスター(GM。TRPGセッションの進行役)
ソードワールド2.5(TRPGのルール。和製ファンタジーTRPGでは、たぶん、一番有名。外部リンク)