【TRPG日誌】まがりまがられ【クトゥルフ神話TRPG】
2024年度は、試験的に『TRPG日誌』という記事ではなく、
行ったTRPGセッションを1つずつ記事にすることにしました。
2023年度のTRPG日誌。
・遊んだ日 :2024年12月8日(日)
・遊んだ場所:イエローサブマリン神戸三宮店
・使用ルール:クトゥルフ神話TRPG
・KP(GM) :謎人さん
この記事には、下記のシナリオ『まがりまがられ』のネタバレが含まれます!!
↓『まがりまがられ』の配布ページ(シナリオコンテストのページ)
https://note.com/cthulhumasters/n/nc66a7aaa713f#597186f7-2313-4366-a086-935df16d14ca
●プレイヤーキャラクター
◆タカナシ・ミク
空音さんが使用。
25歳のデザイナー。高い魅力(App)を活用した交渉術に長けている。
小学校時代、決めポーズの方向性の違いで、ヨーコと気まずいことになったことがある。
◆ヤマダ・ヨーコ
レベラーが使用。
電気修理が得意な21歳のエンジニア。
Appが35しかないのを、少し気にしているようだ。
小学校のとき、恥ずかしくて、ミクがやっていた熱血系のポーズにノレなかったのを後悔している。
公式のシナリオコンテスト2023の佳作『まがりまがられ』をプレイ!
村の因習を調べに行こうとしたら、先行した友人が、行方不明に!?
以下の文章には、シナリオのネタバレが大量に含まれます!
シナリオをする予定の方は、ご注意ください!
●セッションの流れ
セッションについて書いたメモを失くしたため、今回は、かなり大雑把なながれです!
◆襲われた友人!
ミクとヨーコは、友人の怪奇系Vtuberから、とある村の因習を調べに行こうと誘われます。
しかし、調査当日、友人は現れません。代わりに、友人からメールで奇怪な映像が送られてきます。
映像には、森と建物と「木の枝で出来た人型の化物」っぽいものが映っています。どうやら、友人は、映像を撮った後、この化物に襲われたようです。たぶん、場所は、調査対象の因習村でしょう。
ミクとヨーコは、友人の家族にとりあえずの連絡をしてから、調査対象の因習村に急ぎます。
◆村での調査
ミクとヨーコは、村に到着しました。
途中、村の側の畑で、側溝に落ちて困っているお婆さんがいたので、助け出して、ついでに家に送ってあげます。
話を聞いてみると、お婆ちゃんの孫娘(だったかな?)が家出中ということで、友人だけではなく、その孫娘の居場所も、可能なら探すことに。
とりあえず、孫娘が目撃されたのは学校の廃墟、因習と関係がありそうなのは、蚕の神様を祭る神社です。
とりあえず、神社から捜索する、ミクとヨーコ。
神社の境内か参道かに、いきなり、死体がありました。
死体から植物が生えて、栄養を吸われた死体がミイラ状態になっていた、とかだったはずです。
この神社ヤバイ!
ミクとヨーコは、とりあえず警察に通報。ただ、山奥なので、警察が来るまで半日くらいかかってしまうそうです。後で村の交番にも行きましたが、駐在の警察官は留守でした。
友人が危険っぽい以上、ただ警察を待っているわけにはいきません。
ヨーコは、スマホのカメラを起動した状態で拝殿の中に入って、ご神体をを確認します。
神像は、蚕から生えた木を象ったものです。
村のおばあさんの話では「蚕の神様の神社」と言うことでしたが、神像を見る限り、木の方がメインに見えます。
そして、ヨーコがここで聞き耳判定に失敗したため、これ以上の手掛かりは見つかりませんでした。
次に、ミクとヨーコは、学校の廃墟を調べます!
はたして、喫茶店のおばあさんの孫娘はいるのでしょうか?
村でヒトが死ぬ事件があった、ということで、孫娘の母も一緒です。
理科室で孫娘を発見!
しかし、孫娘は、かなり取り乱して「あんたたちもあいつ等の仲間なんでしょう!?」的なことを言っています。
あいつ等とは、誰でしょう?
ここは、APP70でネトゲ会社で広報をしているミクが説得!
普段見ている配信で見たことある女性と言うことで、孫娘も落ち着きました。
ミクとヨーコは、孫娘から話を聞きます。
内容は以下。
・孫娘は、友人のVtuberと約束をして、一緒に、謎めいた村の因習の場所「まがりや」なる建物を調べる予定だった。
・Vtuberが来ないので、1人で「まがりや」に行ってみたら、Vtuber含めて十数人のヒトが、木の化物や一部の村民によって閉じ込められていた。
・村の因習を調べるために、神社から古い本をパクったけど、古典の成績が悪く、読めなかった。
とりあえず、神社の古い本を読んでみるミクとヨーコ。
古典の成績が良いミクが、翻訳して内容をヨーコに伝えます。
どうやら、本来蚕の神様を祭る神社に、後から木の神様(シュブニグラス?)が集合されて、それが、神社を乗っ取る形になったようです。
本来の蚕の神様は、もういませんが、呪文を残していました。
守護霊を手に付けて、守護霊を消費することで1回だけダメージを無効化できる、めっちゃ強い呪文です!
神社に別の本もあったというので、「まがりや」に向かうついでに回収することに。
神社に、本はありました。
でも、何か、蚕のような木のようなクリーチャーが守っています。
ヨーコが、スプレー+ライターの火炎放射器で、上手いことクリーチャーをおっぱらって(幸運判定)本を入手しました。
ミクがその本を読んでみると、さっきの呪文で手に付けた守護霊を、蚕の神様の敵に憑依させて、そのコントロールを奪う呪文が書かれていました。
何か知らないけど、とても強そう!
◆決戦!
呪文と事情を知ったミクとヨーコは、喫茶店の孫娘の案内で、再び「まがりや」に!
孫娘が見たという、拉致されていた人々も、狂信者も木の化物もいませんでした。
しかし、床板の下に隠された井戸が、不思議な力で別の場所に繋がっています。
別の場所(村の近辺ではあるっぽい)には、ストーンヘンジのような環状列石が!
そして、狂信者や木の化物が、人々を生贄に捧げようとしています!
環状列石の中心では、巨大な触手っぽいものが召喚されかかっており、かなりヤバイ状態です。
とりあえず、一定数以上人質を解放するか、巨大触手のコントロールを奪って環状列石を全部倒せば、儀式を阻むことが出来る様です。
人質には、1人に1体の木の化物がついているので、巨大触手のコントロールを奪う方を行います。
まず、ヨーコが触手に近づくことに成功!
しかし、呪文の判定に失敗! 右手に守護霊を憑依させることはできたものの、それを使って触手のコントロールを奪うことは出来ませんでした。MPの関係でかけ直すことも出来ません。
続いて、ミクが触手に接近!
難解かミスをしつつも、ついに、守護霊で巨大触手のコントロールを奪うことに成功しました!
味方になった巨大触手は、環状列石を破壊し、木の神の信奉者たちを全部時空の裂け目に引きずり込みます。
こうして事件は解決。
人質は、犠牲にならずに助けられましたが、表向きは「集団の遭難」として処理されました。
ミクとヨーコの友人のVtuberは、精神的ショックで、しばらく怪奇現象系の配信は行わない、ということでした。
●セッションの感想・反省
ミクが、きちんと情報を繋ぎ合わせて推理できていたのが素晴らしかったです!
実は、村に行くまでに「今回の調査は、友人Vtuberが、現地の○○さんから情報提供を受けて、○○さんと一緒に調査を行う」ということが分かっていました。
喫茶店のお婆ちゃんの名前を聞いたとき、○○さんと苗字が同じことが判明。ミクは、情報提供者の親戚だと即座に推理し、それは合っていました。
ヨーコ(=レベラー)は、苗字が同じことにも、全く気付いていませんでした!
そんなこんなで、今回も、TRPGを楽しむことが出来ました!
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以下:単語説明
TRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム。会話でドラクエをするような非電源ゲーム。外部リンク)
セッション(みんなでTRPGのシナリオを遊ぶこと)
ゲームマスター(GM。TRPGセッションの進行役)
クトゥルフ神話TRPG(TRPGのルール。クトゥルフ神話をモチーフにしたホラー系システム。今回は現代日本のサプリを使っている。外部リンク)
クトゥルフ神話(外宇宙から来た、人間には理解することのできない(理解したら発狂する)冒涜的な神々(旧支配者)をモチーフにしたホラー。外部リンク)