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チョークペイントワックスの必要性~チョークペイント®って仕上げが要るの?~

鹿児島県のアニースローンストッキストSANPOHです。
今日はチョークペイントの仕上げ材、「チョークペイント®ワックス」について綴ります。

現行品は画像とパッケージが変わっていますが中身は同じ、マーガリン状のワックスです。

私たちの実店舗ではチョークペイント®をお買い上げいただく際にチョークペイント®ワックス(クリアー)もご一緒に、さらに用途に合わせたブラシもご一緒におすすめしています。

塗りたいもの、場所に応じて最適なブラシがあります!

その理由は、〈チョークペイント®・クリアーワックス・ブラシ〉この3つを合わせて使っていただいた方がより満足していただけると思うからです。
チョークペイントを使って、自分で塗った喜びも、間違いなく大きくなると確信しているからです。

前の投稿でもご紹介したように、チョークペイント®のネーミングはChalky(白亜の)からきていて、その由来のとおり主成分は炭酸カルシウム。
そういうわけでチョークペイントの塗装面は乾くと粉を吹いたようなザラザラとした質感になります。独特な粉っぽいマットな仕上がりのペンキです。

しかしチョークペイント®は色落ちを防ぐ成分や防腐剤などの科学的な成分がほぼ含まれていない自然塗料でもあります。
強くこすったり、洗剤を使って拭き上げたりすると剥がれたり色落ちすることがあります。色味によっては衣服などへ色移りすることもあります。
そこでチョークペイント®で塗装した作品を日常使いする場合には、表面を保護し、ペイントの定着力を上げるためにさらにステップアップで油性のチョークペイント®ワックス(クリアー)を塗り込むのです。


ワックスでコートして安心!

例えば、毎日使うイスやテーブル、何度も食器を出し入れするカップボード、書斎の本棚などです。
日常の摩擦、お茶がこぼれたり、油分の飛び散りなど衝撃や思いがけないハプニングが起こりがちな家具へはこのクリアーワックス仕上げが大変効果的です。

チョークペイント®が乾いてから全体に重ねて塗ります。

このワックスは室内・チョークペイント®専用なのですが、
その効果は、
・チョークペイント®の褪色を防ぐ
・水分をはじく
・ワックスが硬化することでペイント面をコートし、衝撃に強くなる

そしてクリアーワックス併用の効果は見た目にも影響を与えます。
・粉っぽいザラザラとしたチョークペイント面にワックスのうっすらと上品な層が重なりまるでビロードのような仕上がりに。
(決してテカテカの光沢にはなりません)
・チョークペイント®が上手に塗れなかったな、と思っていてもクリアーワックスでコートすれば重厚感が加わり大抵上手くまとまってくれます。

こちらはダークワックス。アンティークな優しい仕上げにおすすめです。

さらに、クリアーワックス後に(ダーク・ブラックなどの)カラーワックスを組み合わせて使えば、エイジングをしたり、陰影を出したりと表現の幅を広げることができます!

アニースローンチョークペイント®はワックス塗布をしてこそ、その使いやすさや良さを実感していただけるものだと思います。

〇例外として、寝室の壁、置物などの汚れにくい場所やもの。また屋外のものにはクリアーワックスが不要な場合もあります。

ワックスの塗り方(もちろん簡単!)や、ブラシの選びについてはまた改めて綴ることにしますが、とにかくチョークペイント®作品の仕上げにはクリアーワックスでコートして欲しいです。

実は、SANPOHのWebショップThe Little Ladybirdでは、チョークペイント®のみをご注文くださる方も多く、「ワックスは要らなかったかな~」と心配になることがあるのです。
クリアーワックスはチョークペイント®の最高のパートナー、ぜひセットで使っていただきたい!
そんな思いで今回はワックスの必要性について書いてみました。

魔法のワックスでかわいくな~れ、かわいくな~れ!

日常的に使う家具をチョークペイント®でペイントしたい場合は、ぜひチョークペイント®ワックス(クリアー)をご一緒にお使いくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!


私たちSANPOHのアニースローンWebショップはこちらより。




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