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044 韓国の大学を受験。一つ目の大学の不合格発表後の心境
私の経歴を整理すると、
・日本生まれ日本育ち、両親ともに日本人の「ただの日本人」
・韓国が好きになって韓国語を勉強し始めたのが中学3年生
・高校を卒業後、韓国ソウルへ語学留学
語学留学中に、「日本に帰る」「韓国の大学を受験する」という二つの選択肢の間でとても悩んだ。
決心がつかず最後は運任せに。ふたつ大学を受験することにした。(各有料noteにふたつの大学の名前を出しています)
034と039に書いた通り、最初は「どちらかに受かったら韓国で大学生になろう」という程度の気持ちだった。
ところが…だ。ふたつ受けた大学のうち、最初に発表が出た大学が、不合格だった。
人間とは不思議なもので、そうなるとどうしても韓国の大学に入学したくなるのだ。当初は決心がつかず、滑り止めなしの2校受験を決めたくせに。
***
1つめの不合格が分かってから、2つめの結果が発表になるまで、記憶はあいまいだけど約1カ月ほどあったと思う。
私は「どうか合格していますように」と願いながら、ふわふわと心落ち着かない日々を過ごしていた。
2つめの大学の願書提出は既に終わっていて、面接もなくあとはただ結果を待つだけで、私には何もできることがなかった。ただ待って、祈っていた。
今振り返って思うのは、「必ず韓国で大学に入りたい!」「必ずこの大学に入りたい!」という熱意がなかったことが、1つめの大学の面接のときに面接官に伝わってたんじゃないかなぁということ。
面接前に特段がんばって準備もしていなかったしな。。。
ふわふわした気持ちで受験したから、不合格の結果に関してはまぁ仕方ないと思うしかない。
2020年の今、2つめの大学に入学・卒業して本当に良かったと思っている。色んな事を学べたし、その大学で大切な仲間に出会えたから。
今だからそう思えるけど、入学したての頃は「あの時1つめの大学の面接で자살の意味を知っていたら…※参照」とか未練たらたらな感じで、2つめの大学に通っていた。
***
今、自分が勉強している高校や大学が第一志望じゃなかった学生さんたち。
数年後、数十年後にきっと「あの時第一志望が不合格でショックを受けたけど、自分が歩んできたこの道に進む結果となってよかった」と思える日がいつかきっと来るよ。絶対来る。今は「いや、そんなのただの慰めっしょ」って思うだろうけど、それがほんと来るんだよ。
回り道だと思っていたことも、あとで振り返ると必要な道だったりする。腐らずに希望を持ってほしいな。
最後は韓国留学から離れてしまったけれど、今思っていることを書いてみました。
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