銘柄の選定:トレード銘柄の選別
投資する銘柄の選定
私は基本的にファンダメンタルズの良い銘柄をスイングするという手法が個人的には労力が少なく、利も多く、勝率も高いという仮説を持っています。
ファンダメンタルズの良い銘柄とは、財務が良い銘柄や成長している銘柄です。継続的に成長している企業は多くありません。成長している企業は国内3700銘柄の内、700社程です。その700社の中から、あなたの中で、内容が理解し易い銘柄、トレードが行い易い銘柄を選びます。
あなたの投資の勝率が高くなる700社をまず簡単なスクリーニングで探ります。
1.簡易スクリーニング
株探(概算数字)をぶらり一周します。あなたの気になったテーマを選びます。
四季報(客観的視点)アナリスト視点での目線や細かい情報を拾います。
銘柄スカウターで理論株価やセグメント別利益等を確認しておきます。
内容の精査(数字の掘り下げと企業の特色確認を行います。初めに決算説明資料と中期経営計画(成長戦略)を確認します。
その後PL、BSの詳細や気になった数字を追っていきます。
このあたりの数字の確認は慣れの部分もあります。数をこなすと、この企業は面白い、とかこれは良くない、とか思ったりします。
これらを行っていき、良さそうな銘柄があったら、お気に入りに入れておきます。
私の分け方としては、監視有望銘柄、有望銘柄、検討リストという感じで分けています。
実際にトレードするときは、ほぼ監視有望銘柄から投資を行います。
※結局のところ、有望銘柄や検討リストに入れた銘柄はまだ自分自身の中でロジックに落とし込めていない、信じ切れていないというところがあるので、そこに資金を投資するのが恐いのです。
実際にこの方法で監視有望銘柄は、ほぼすべて上昇しています。…今のところは…
2.スクリーニングを終えた銘柄を再度精査
実際に監視有望銘柄に入れた銘柄でもトレードは頻繁に行わない可能性があります。
それは需給の状態がよくない(テクニカルがよくない)場合です。
ですので再度、今日現在で投資妙味のある銘柄は監視有望銘柄の内、どれにあたるかを再考します。
重要なのは考えることだと思っています。なぜその銘柄に投資するのか、トレードするのか、優位性はどこにあるのか、他の銘柄でない必要は?などを考えていき、自分の中でベストな選択をしていきます。その中でやはり重要なのは自分がその銘柄の本質を見通せるかになると思います。
自分にとって馴染みのなかったり、よくわからない銘柄は、投資判断を鈍らせます。見通しがしやすい銘柄であれば投資が行いやすいです。
例えば、不動産企業で、配当利回りが高く、主にストック収入があるようなところであれば、財務が比較的横横であっても、大きくは負けません。下がったところで買えれば、まぁ負けないだろうなという感じです。
ここまでやっていて監視有望銘柄をずっとみていると気づくことがあります。そこにもあなたの優位性が生まれます。
あなたが自分で精査した監視有望銘柄のなかでその時に投資妙味のある数銘柄をトレードすれば、勝率は高くなるのではと思っています。その時点でかなりの網を潜り抜けており、強い銘柄のはずです。
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