ミッコの入院備忘録⑧
母が入院してからのことを備忘録として綴っておく。
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入院8日目
CT検査の結果
今日は明日から店を営業再開するので午後から仕込みに行く。
朝食を食べて少しした頃、ミッコからのLINE。
CT検査の結果、手術をすることになったこと。
開胸手術であるということ。
手術時期は早くても遅くてもダメで、今は状態的にすぐは手術できず、2月下旬から3月上旬に行うということ。
歩くと出る足の痺れについてはわからないということ。
なんてこった。内視鏡じゃないのかよ〜〜。
「怖いよ〜」
「最悪だわ。生還できるのでしょうか。」
ミッコが怖がっている。そりゃ怖いよな。
毎日一喜一憂、ホッとしたり不安になったり。
入院生活というのは心が休まらないものなのだな。
「生還はできる!気持ちが落ち込むだろうけど、気持ちを強く持って、一緒に頑張ろう!」と、励ましの返信をする。
結局、こういう状況で治療において家族がサポートできることはない。
病院に委ねるしかない。入院中は励ますことしかできないけど、
退院後の生活環境を整えたり、食事についても前向きに楽しく療養食を考えたり
リハビリを一緒に考えたり、ミッコに関しては幸運にも仕事も手伝うことはできる。
自分ができることを頑張ればいいと、気持ちを切り替えることにする。
我が家はとても食いしん坊で、ミッコは年齢の割に大食いだし、多分私よりも揚げ物が好きだ。美味しいご飯は気力の充実のために我が家では重要なことだ。
療養食メニューも色々勉強しよう。
気持ちを切り替えて、仕込み作業に出かけた。
手術のことを考える
オーブンの待ち時間の間に開胸手術って何するのってことを調べてみる。
なんせ手術の可能性は内視鏡の手術になるだろうと言われてたので、そちらはあまり調べてなかったのだ。
インターネットで調べみると、
基本的には人工血管に置き換える手術とあった。
とはいえ主治医から聞いてみないと詳しい状況も何も全くわからない。素人が色々調べたところで不安が解消されるわけじゃない。
早く説明を聞きたいところだ。
ミッコが4月に人生初の狂言の舞台を観に行くと楽しみにしているので、どうぞ宜しくお願いします。