ヤクーバとライオン Ⅰ勇気
イメージ的に・・・
ちょっと怖い感じがするといわれます。
小さな子供にはちょっと・・・
とも言われます。
でもね。
小さな子でも結構釘付けになります(笑)
この本。
本当に表紙に見てわかるようにこの絵のスタイルです。そして
白黒です。
すごい迫力です。
絵力半端ないです。
それが魅力でもあります。
子供たちにもそんな魅力が伝わるのかな。
子供受けしそうなかわいいモノをあえて選ばなくても大丈夫!
とワタシは思います。
この本はね。
ある年齢になったらライオンと闘い仕留めて帰ってくる。
ということをしなければならない村に住むヤクーバのお話。
ライオンを倒せれば「勇敢な兵士」になれる。
要は皆から一目置かれる存在。
倒せなければ・・・
さあ。どうする?
ヨガの経典に「バカバットギータ―」というものがあります。
インストラクターさんであれば必ずと言っていいほど知っている本です。
その教えにはこんなことがあります。
「自分の役割を果たしなさい」
どんなことでも自分の役割を果たす。
それが大事なことだと神様は言います。
なので
このヤクーバのお話では
ヤクーバはライオンを倒さなければならないという事になります。
それがヤクーバに与えられた役割だから。
でもね。
ヤクーバはしなかった。
だから名誉ある兵士になれず・・・
村はずれで牛の世話をすることになりました。
役割を果たせなかったからこうなる。
とみるか・・・
それとも
ライオンの命を救った「英雄」とみるか。
そう。
なんでも表と裏があります。
陰陽なんです。
表もあれば裏もある。
ヒカリがあれば影がある。
皆さんはどう思いますか?
自分の生き方は
役割を果たす生き方ですか?
それとも
自分の使命を押し殺しても他を活かす生き方ですか?
すごく考えさせられる絵本です。
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