ヤクーバとライオン Ⅱ信頼
Ⅰ勇気に引き続き
Ⅱ信頼
Ⅰの続きでもあるこちら。
ライオンを倒さず名誉ある兵士になれず・・・
牛の世話をするようになったヤクーバ。
飢餓に苦しむようになり
ライオンが牛を襲ってもおかしくないような状況になるのがこのⅡのお話。
でもね。
ライオンも襲えないんです。
牛の世話を自分を助けてくれたヤクーバがしているから。
このライオンはライオンの群れの中のリーダー。
だから
このライオンも群れを守るために餌をとるのは自分の大切な「役割」です。
さあ。
どうする?
そしてまた2人は戦います。
でも・・・
戦っているように見えます。
ず~~~~~~っと長いこと戦っています。
そうして
群れのライオンたちは
ヤクーバの強さに後ずさりをし去っていきます。
そこで戦いは終わりました。
2人とも(1人と1頭)互いをねぎらいました。
2人とも飢餓状態です。
そんな中での戦いです。
そこまでこの2人は信頼していた。
こんな間柄って・・・すごいと思いませんか?
ヤクーバは自分の役割を果たさず英雄にはなれませんでした。
(表向きは)
でもこんなに・・・
強い絆で結ばれる同士ができました。
村の大切な牛を食べずに、襲わずにいてくれるライオン。
戦わなければならないライオンに戦いに付き合うヤクーバ。
名誉ってなんだろう?
英雄ってなんだろう?
自分はどんな生き方をしたいのか・・・。
この本を読みながら考えさせられます。
そして
子供たちに質問します。
自分ならどうする?って。
そこのその子で
色々と考えて・・・
わたしならこうする!って答えてくれます。
こういう時間も素敵だと思いませんか?
大好きな大好きな絵本のじかんです。
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