すこやかな介護マインドをセットしたい
いい年になってきて、親の介護が近くなってきた
こんにちは。
我が家の旦那様も苦労をしょっている状況ですが、実親も年齢を重ねて、生きるのに工夫とサポートが重要なステージになってきました。
実際、実親の元にケアマネージャーが訪問し、介護認定をうけたり・・・などあり。
実親は陸続きながらも新幹線で3時間程度の距離があるため、すぐに飛んでいく・・・がかなわない距離です。
今回は、同じように実親と離れた場所で暮らしている兄弟がスケジュールを調整し、実親のサポートをしてくれました。
なんだか何もできない私。。。
でもきっと知識は力になる!!と思い、介護と老いに関する情報を集め始めました。
今日紹介するのは、介護におけるマインドセットにとーっても役に立った本です。
ビジネスケアラー 働きながら親の介護をする人たち
これ、超おすすめです。
親の介護が身近に感じられてきたときに、親大好きな私は先輩に、
「実家に帰ろっかなとか考えるんですよね~」とこぼしたところ、
「介護離職、ダメ!絶対!」と力強く言われました。
先輩は虐待のある家庭にサポートに入る仕事をしているのですが、
「虐待は性格とかじゃなくて、環境。無理したら高齢者虐待につながるよ」と教えてくれました。
それはいや・・・。
介護で起こりがちな「無理」の中身がこの本で具体的にわかりました。
その「無理」をどう工夫していくかのヒントもたくさん。
気持ちの部分でも
「自分がやらなきゃ、だって苦労して育ててもらったんだから!!」
とか、おこがましくも思っていたわけですが、この本を読んで
「うちの親は、自分の為に子どもがキャリアをあきらめることを喜ばないだろうな・・・」
とか、
「プロにきっちりサポートしてもらう方が気も楽だし、クオリティも高いだろうな・・・」
など思えました。
「介護やらなきゃ!」と思っていたのは自分の何か罪悪感の緩和のような、自分の満足のためみたいな・・・結局自分本位だったなあと振り返ることもできた。おはずかしい。
高齢の親の事が頭の中にあるすべての方におすすめ
これからは、働きながら、遠くから、介護に携わる人がデフォルトになっていくでしょう。ぜひ「できることを、できる範囲で、サポートを活用しながらやっていく!」のマインドセットのためにもご一読いただきたいです。