見出し画像

彼女にピル飲んでほしい?

彼氏と電話で話していたらこんな話を聞いた。

俺の友だちがさ、彼女にピル飲んでもらおうか悩んでるだよね。


私はこれを聞いてあまり良い気持ちはしなかった。


私自身ピル反対派ではない。さまざまな理由から低容量ピルを一年ほど飲んでいる愛用者だ。


彼だけではなく、

コンドームの避難率は85%ほどであることから彼女にピルを飲んでほしいと思っている男性は一定数いるのだろう。


伝え方が大事

私が感じた不快感の原因は

男性が子どもができるリスクを減らすために、女性に負担をかけさせるようなニュアンスにとれたからだ。


大げさに言うと、

まだ大学生なのに子どもができたら俺は責任が取れない。

こういう自分勝手な考えにみえてしまった。


彼がどういう意図で言っているのか、私にはわからない。

けれども、短い言葉で彼女さんに伝えたら、あまり良い気持ちはしないのではないか。


やはり相手への伝え方が大事だよね。

セックスをして妊娠というリスクを抱えているのは女性のほうが圧倒的だ。


彼女の体や人生設計を守るために、避妊方法を一緒に考えない?

こんな風に丁寧に話し合う必要があると思う。


薬を飲むことになるのは女性なのだから、女性に寄り添った話し合いにならなければならない。


低容量ピルのデメリット

いいことばかりでないことを男性方にはわかっていただきたい。

•血栓になる可能性

•吐き気、頭痛などの体調不良が出る副作用

•産婦人科などへの通院

•毎月3000円ほどの経済的負担

•毎日同じ時間に服用するめんどくささ


ピルの値段は半額負担してくれる男性もいるようであるが、お金の問題だけでなく

体にも副作用が大きく出る女性もいることを頭に置いていただきたい。


低容量ピルのメリット

デメリットを先に挙げたが、もちろんメリットは大きい。

•排卵がないことによる避妊効果

•生理痛の軽減

•PMSの軽減

•若い卵子を保存することができるため、服用中止後の妊娠しやすさ(子どもを望んでいる場合)

•肌荒れの改善

•子宮系の病気の発症リスクの軽減

などが挙げられる。


さいごに

ピルにはいい面、悪い面があることから総合的に判断して

彼女にピルを服用してもらうのか話し合う必要があるだろう。


個人的な意見では、避妊目的だけでピルを服用するのはオススメしない。

ピル以外の避妊法だってもちろんある。


生理痛が重かったり、体に不調があるのならば、避妊効果も得られる一石二鳥のピルはいいかもね!

これくらいの心置きがいいのかなと思う。


とはいえ、

目の前の彼女さんと真剣に話し合って決めていくのがベスト。

避妊や性の話をするのは、恥ずかしいことではありませんよ。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?