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見返りを求めてしまう
「相手の反応を期待して何かをしてあげるのは良くない」
「相手のために自分がしたくてやったことに見返りを求めるのはおかしい」
「自分が心からしたいことだけしていれば、見返りなんて求めないはず」
などなど、誰かのために何かしてあげる場合は、無償の愛の気持ちから行うべき、という考え方が主流のようです。
たしかにそのとおりなのですが、たとえばパートナーに美味しいご飯を作ってあげたり、心地よい居場所を提供するために掃除をしてあげたりした場合、相手から感謝の一言もないと寂しくなります。
見返りを求めること自体は、人間の自然な感情ではないでしょうか。
特に、料理や掃除といった行動は、相手のためを思って行うものですので、感謝の言葉が欲しくなるのは当然のように思います。
ただ、感謝の表現の仕方は人それぞれ異なる可能性が高いです。
言葉で伝えるのが苦手な人もいれば、別の形で気持ちを表している場合もあるかもしれません。
そのため、「感謝してくれない」と感じたとしても、実際には何らかの形で伝えようとしている可能性も考えられます。
また、「感謝の言葉を求めるのは良くないのでは」と思うのは、自身が相手を思いやる気持ちが強いからかもしれません。
しかし、長期的に見て一方的に尽くすだけの関係になってしまうと、不満が蓄積しやすいとも言われています。
そのため、「感謝してもらえたら嬉しい」と素直に伝えてみるのも一つの方法ではないでしょうか。
相手に期待しすぎるとストレスになってしまうこともありますが、自分の気持ちを適切に伝えることで、お互いがより良い関係を築けるかもしれません。