The First Adventure あとがき
拙作をお読みいただきありがとうございます。
まずは蛇足。
冒険を終えたフィーアは、イレーヌ先生に事の次第を報告し、長く本を借りてしまったことを詫び、アーティファクトの処遇について尋ねました。
本来これはグリゼルダが隠した物で、彼女の持ち物。
グリゼルダに返せないか、そして出来たら、姉に貸し出してはもらえないだろうか、と。
表情を変えぬまま、フィーアの話を聞いていたイレーヌ先生は、自分はそれを隠してもいないし、グリゼルダの知人でもない、だからアンの言うとおり、エマが使うのがいちばんいいだろう、と言いました。
ホッとして、そうします、とうなづき、その場を去るフィーアを見ながら、イレーヌ先生は珍しく笑みを浮かべていたとかいないとか。
蛇足終わり。
はじめて書いたUO小説です。
今回テキストに起こしながら書き直したくて仕方なかったです。
今だったらこんな書き方したい、とか、ここはカットしたい、とか、もっと書き足したい、とか。
書き直したい箇所は数あれど、ぐっと我慢!
蛇足だけ、ちょっと気になったので付け足しました。
冒険者がダンジョンなどで見つけたものは冒険者の物なので、アンたちは所有権を疑いもしないけど、普通の人のエマやフィーアたちは気にしそうだな、と思いまして。
先にアップした、『ちっちゃな魔法使い』『メリークリスマス』に出て来るエマとフィーアの原型です。
病弱な姉と姉思いの妹というのが好きなんですよね。
憧れというか、自分の妹がこんな風に姉を思ってくれたらなぁという叶わぬ夢を小説の中で叶えているんですかね……。
これからも、理想のかわいい妹を書いていきたいと思います。
良かったらまた読んでください。
ありがとうございました。
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