人を笑顔にすること

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「こころ」や「身近な名言集的なもの」の有料マガジン用に書くか迷いましたが、今回は試し読みの意味もこめて、浅く軽く無料公開の「テレビ番組系」のマガジン用にすることにしました。
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先日、TBSで懐かしの『花より男子』の第一編(2005年放送分)の再放送のようなもの(初回から最終回まで入って色々編集しまくって2時間に納めた感じのもの)をしていて、思わず見てしまいました。

漫画が原作ということもあり、少しコメディチックではあるのですが、割と名言というか、響くものが多く惹き付けられるものでした。

つくし(井上真央さん)を笑顔にさせたのは、道明寺司(松本潤さん)ではなく、花沢類(小栗旬さん)やさん(佐田真由美さん)の方でした。
(静さんは類の恋人らしい。)

道明寺司も花沢類もつくしに高級な衣装やアクセサリーを身に付けさせ、お金をかけて、セレブのようなVIPな待遇をしました。

司はつくしを無理矢理車に乗せ本人が気がつかないうちに豪邸に連れてビューティーケアを行い、黒いドレス等を身に付けさせ、大金をかけたことを伝え、「何でもカネで買える」と言っていました。
それで彼女みたくなって欲しかったんですね。
しかし、つくしは 「笑え」と言われても「バッカじゃないの」、「笑えない!」と怒鳴り返し、「こんなの望んでないし!」と言わんばかりに嫌がって自分の制服を探して豪邸を出て家に帰ろうとしました。

一方、類や静さんは、静さんの帰国パーティーで、庶民のため周囲に比べ不相応な装いで来てシャンパンをかけられていじめられていたつくしに白いドレスやシルバーの靴を与え、着替えさせました。
つくしは思わず笑顔がこぼれるような感じで、恐縮しながらも感謝します。

大金をかけている、良い衣装を着させてVIPな待遇をしている、という点では同じはずですが、つくしの反応は正反対の様子でした。
これに司も気づいてショックを受け、類に嫉妬心を抱いたことでしょう。

司の方はイメージカラー(着ている服の色)が黒で黒いドレスを着させ、花沢類や静さんの方がイメージカラー(着ている服の色)が白で白いドレスを着させる、という、色でも印象を操作しているというか、表現しているのかもしれません。

これが示しているのは、簡単で一般的な教訓、でも大人になり経済活動をしていくうちに忘れてしまいがちな教訓、
お金で人の心は買えない
お金で人を笑顔にさせることはできない
ということではないか、と私は理解しました。

お金で買えないものがある。

人の心。

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まだもっと展開させて書きたかったのですが、ここで区切って続きは別のノートで 「こころ」のマガジンに入れます!
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小学生から中学生くらいにかけて、TBSの昼ドラの「キッズ・ウォー」を好んで見ていて、そこで井上真央さんを見ていました。「その井上真央さんが成長して今度は舞台を高校にしてまた同じ感じの役柄で出てる!」みたいなノリから中学生くらいの頃にこの「花より男子」を見たら、キュンキュンするし、気に入ってました。

今でこそ財閥界、世襲、親子関係、学校のシステム等もう少し大きな枠組みの問題提起のような観点でも見れますが、当時は完全に牧野つくし(井上真央さん) の立場になって見てましたね。

役的にはクールで落ち着いた感じで色々理解がありそうで深そうな(?)花沢類(小栗旬さん)みたいな人の方が好きかな~とキュンキュンしながらも、
ちょっと乱暴で俺様タイプな感じで子供っぽさもあるけど根の優しさも感じられる道明寺司(松本潤さん)もいいかな~と思いつつ、
俳優的には「松潤かっこいい!!」と、そこで初めて思うようになりました。

女子校育ちの(←言い訳)私にはあんな青春(?)なかった!
いいなぁ~
ドラマでもいいからまたキュンキュンしたいよ!

あれ、最初に見た時の感想のつもりが、いつの間にか独身アラサー女子の心の声が漏れ出てきてしまっていますね…

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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