紫陽花を求めて
桜にネモフィラにバラと来たら、当然次は紫陽花の季節なわけで。雨よ降れ、と祈りながら曇り空の楊谷寺へ行ってきた。
西山天王山駅という、阪急京都線の新駅から歩いて約1時間。お寺は山の上にある為、行き方は徒歩か車か、である。わたしは友人と徒歩で登山することにした。お喋りを楽しみながら意気揚々と歩いていたのも束の間、山に入るとなかなかキツい坂道が出迎えてくれて、普段運動を余りしない身体にはこたえた。途中で無言になりながら一所懸命足を進めて、漸く目的地へ。
入ってすぐ左手に♡にくり抜かれた板が立っていて、花手水を覗けるようになっていた。今回は、レインボーカラーに花が浮かべられていた。人気の映えスポットだ。
靴を脱いで、中に歩を進める。観音様の横を通り過ぎて、廊下に出るとまた花手水が迎えてくれた。
廊下を歩きながら、花手水とお庭を堪能。
階段を登って先に進む。
心琴窟、水の音を聞いて楽しむ庭園音響装置もあった。
階段を登り進めてゆくと、両サイドから紫陽花が迎えてくれた。
たくさんの紫陽花を眺めながら、美しい色とりどりの景色に癒される。
ガクアジサイ、西洋アジサイ、山アジサイなど沢山の種類が植えられていた
紅葉の緑も美しく、自然の作り出す♡模様がとても素敵だなぁと思いながら空を見上げた。
紫陽花も♡になっていたり。
ひたすら紫陽花を愛でて、回廊をぐるっとまわり、入り口の方へと戻ってきた。
残念ながら、晴れてきてしまった。紫陽花は断然雨で撮るのが好きなので、雨よ降れ、と祈るも届かず。天気ばかりはどうしようもないので、梅雨の中休みを堪能した。
入り口手前のお茶屋さんの紫陽花アイスも是非試して欲しい。バニラアイスにコーンフレーク、ジェリービーンズが乗っている。紫陽花の花と、ミントでサッパリ。山を登ってとても暑かったので、癒された。一緒に頼んだアイスコーヒーも、アイスがコーヒーで作られていたので、とけても薄くならないですよと店主さん。
さぁ次はどこに撮りに行こうかな、と思いながら、また季節を楽しみたい。
Anne