桜舞い酒を酌み交わす EDO SAKABAで。
先日、夜の太秦映画村に出かけてきた。
昼の営業を終えた映画村全体を使って、EDO SAKABAなるイベントが行われた。これは年に数回ある酒呑みのためのイベントらしい。たまたまインスタの広告で見かけて、是が非でも行きたい!となって訪れてきた。奇しくも現行セットを見られる最終日でもあった。
私自身、訪れるのは4年ぶり2回目である。
入村して、小判を買い求め、地図をゲット。
因みに小判がないと飲食ができない。
5枚綴りで3,000円だ。
入ってから気づいたのだが、おちょこを持っていないと全く楽しめないイベントなのでおちょこを買うべし!チケットはおちょこセットを買った方が良い。至る所に酒が置いてあって、フリードリンク制である。
わたしはHPを観て、イベントにめちゃくちゃテンションが上がっていたクチである。新撰組好きとしては外せないイベント名につられて、あとはイマーシブ身代わり忠臣蔵とか、ライブ時代劇目当てだったのだが、ちょっと思ってたんと違う、となった。
イマーシブっていうくらいだからどんなのだろう?と楽しみに入った小屋では「切腹ができまーす」と赤穂浪士に言われた。切腹がイマーシブ?これはなんぞや???と思いつつ並んで切腹してきた。イマーシブなんて大仰に言うのは狡いと思う。特に没入感もなく、ただ言われるがままに白装束を羽織り、切腹のお作法を教わり、切腹して介錯されただけである。もっと没入感ある体験ができると思っていたのだが。期待しすぎた。
それから新撰組の小屋は、ドラマの衣装が置いてあるだけだった。今月末から始まるドラマの所謂番宣である。これにはがっかりした。浅葱色に喜んだのも束の間である。
がっかりしながら浪人BARへ。竹光を携えた浪人とお酒を酌み交わせる小屋だ。折角なので竹光を握らせてもらった。浪人の技が光る。刀を自ら首に添えて、斬られ役をやってくれた。流石である。
ここは楽しかったが、何しろ狭いのであまり長居できず。
外ではライブ時代劇をやっていた。お話はベタベタな感じで、町娘に絡むならず者という設定だった。役者さんたちが本気じゃなくて、とてもゆるーい感じでされていたので拍子抜けしたが、殺陣のシーンだけめちゃくちゃテンション上がった。
途中でお侍が出てきて、町娘を助ける話。ちょっとコメディみがあって笑いを誘っていた。
終わってから丁半BARへ。
姐さんの口上がめっちゃかっこよかった!
体験が大人気だったので外から眺めるだけにした。姐さん見てたら、去年観た映画BAD LANDSの林田を思い出した。懐かしい。
そして時代劇第二弾。現場に到着するのが遅くて、なかなか撮るのに難しい立ち位置だった。
酒に酔った無頼に絡まれたおなごを助けるために入ってきたお姐さんのアクション!擬闘と殺陣までやってくれて、カコイイ!となってしまった。やっぱり女の人が殺陣やるのかっこいい。最後に実は絡まれていたおなごが姫様でしたというオチ。お客さんもみんな頭を下げていた。なかなか生で帯回し見る機会ないので楽しかった。
お酒たくさん飲んだのに1枚も写真がなく。ご飯も写真撮ってなくて何してたんだ。となったけど。ご飯ほぼ食べてないが、すじ大根が1番美味しかった。
夜桜眺めながら。(夜景写真苦手すぎて全然綺麗じゃないが)
ラストは夜桜花吹雪。200万枚の紙吹雪を使ってどーんと打ち上げ。カウントダウンとともに一気に視界がピンクに染まって、とても綺麗だった。
こうして現行セットは幕を閉じたのでした。
次は夏にもEDOSAKABAがあるらしいので、お酒好きな方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。新しいセットも楽しみ。
Anne