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娘たちの英語学習について(2年半の記録)
帰国後、娘たちの語学力維持について
ロンドンから日本に帰国したときには、5歳、4歳だった2人。日本で英語力を維持すのは簡単ではない。ロンドンにいたのも1年半だったので、帰国後、日本への適応も早く、会話から英語が出てこなくなった。焦る私に対し、夫は「英語を聞き取れる耳だけ残してあげればいいんじゃない?」の一言。それ以外の英語学習の部分はおいおい伸びていくから、今そんなに頑張って力をいれなくてもいいというのが夫の考えだった。
楽しければ英語学習は続く
当時、夫の考えには納得できなかったが、子供たちの英語学習をサポートしようとして、英語で話しかけたり、多読の洋書を購入したり、英語アプリをやらせようとしたりなど試行錯誤。でも、子どもたちが無関心だったり、反発したりと反応が良くなかった。
そんなとき、海外の人の日本語習得法を思い出した。彼らはアニメから日本語を学んでいることが多い。そして「勉強しなくては!」と意気込んでいるわけではなく、純粋にアニメが「おもしろい!」という気持ちで見て、言語能力も向上していく。
「楽しさ、面白さがないと!」と気づかされ、今までの英語サポートの見直しを行った。
ゆる英語環境をつくる
① 英語を話す場
自由度の高い英会話教室を探した。少し英語ができる2人は普通の教室だと物足りない。そこで、2人一緒に、週に1回、近所の英会話教室でアメリカ人の先生のレッスンを受けている。下の子は机に座っているのが苦手なタイプのため、自由に動き回れる環境のもと、のびのびと遊びながら学んでいる。
② アプリ
トド英語は課金しても2人とも全然やらなかったが、Duolingoは自発的に続いている。「練習しないとDuoちゃんに怒られるー!」と言って帰宅後すぐに学習。私も夫もフレンズに登録し、子どもたちと競って継続中。
③ 動画
あとは、Disney+でBluelyを毎朝見ている。夕方は宿題や習い事があるため、朝40分程度かけ流し。
大切なのは、強制はしないこと。「動画もアプリもやらなくていいよ〜、日本語の動画も見ていいし、面白いアプリもやってみたら?」と話している。親がゆるいと、逆に子どもたちが自発的な姿勢になった気がする。英語はただの言語なので、面白いことや楽しいことは、日本語や英語に関わらず、積極的に試すことが大切だと思う。
娘たち、英検を受けてみた
ゆる英語環境が整ったところで、今年9月に長女が4級、次女が5級を受験した。ガッツリ対策はせず、私と一緒に過去問を解いたり、任天堂の英検のゲームソフトで問題に触れたりしていた程度。
リスニングは、長女満点。次女は間違が1つのみ。リーディングは、二人ともちらほら間違えていたようだったので、何かしらのサポートを考えるつもり。
英語学習サポートはつづく
二人とも次はそれぞれ3級、4級を受験したいと言い始めた。3級はライティングも面接もあるよと教えても、長女は「やるよ〜」の一言。次女は次女で、「次は満点とりたい」とのこと。
帰国から2年以上経ち、これまで試行錯誤しながらサポートをしてきたが、今の状態は完全ではなく、これからまた色々と検討していくと思う。本やネット上の情報を鵜呑みにせず、子どもたちの様子を見ながらそれぞれの性格にあった支援を続けていきたい。