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オヤズラ

数日前の朝6時ころ
何かを話しかけた父親に
「お腹が痛いから少し横にならせて…」と言われ
それを受け入れられなかった次女が
ベットで横になる彼に向かって
不満を絶叫でぶちまけていた

普段の私はあまり首を突っ込まないのだけれど
この時ばかりは
それはないんじゃないか💢という怒りと共に
次女を叱った

そこに首を挟んだ長女
「…don't say that 💢💢」
それを言われた時点で私の怒りはピークに達していて
体調が悪いから少し待っていてと言っている人に
罵声を浴びせる次女とそれを苦言を呈している私に対して
次女を庇う発言と最強に反抗的な態度の長女
という何とも末期的な状況
間髪入れずに着替えて家出にでかけた私

その数時間後
子供達を見送った後の夫婦の会話の中でAnthonyから
「あの状況で口を出すべきではない」
と長女に話したから…と
更にその後の言葉がガッツリと私の心を鷲掴みにした(悪い意味で…)

「Anneに親面されるのが嫌だとしても…」

わかってるよ
わかっていたからこそ今まで一定の距離をあえて保ってきた
本当に危険なことや、大人として伝えなければいけないと思ったこと以外は極力言わないように努めてきた
だって私は所詮彼女たちにとって他人だから

アンタなんかに言われたくない!
きっと私は今までいつかの未来に彼女からそう言われることを予想していて
ついに来たかと心がギュッと反応したんだ

この言葉の威力は凄まじくて
完全に無気力の沼に突き落とされたように感じた
もう嫌だ 何もやりたくない
自分たちで勝手に生きていけばいい

少しづつ距離を縮められていたかと思っていたけれど
11月の私の誕生日辺りから
また目に見えないバリアのようなものが作られているように感じる

Aという目標にたどり着くために
(私にとっては家族がお互いに信頼し仲良く暮らす事)
それを阻むBやCという事柄にいちいち感情をもっていかれないこと

頭ではわかっているつもりだけれど
今の私にはこのBCに太刀打ちするために必要なエネルギーは根こそぎもっていかれてしまったんだ

翌日
少し気持ちが落ち着いたところで
今どんな気持ちでいるのかをAnthonyに説明し家事ボイコット宣言

夕飯を作る気がどうしても起きない私に
今日はBalmoralビーチにFish&Chipsを食べに行こう!と

まだまだ気まずい雰囲気のなか、
「私のハンバーガー 一口食べる?」
と長女が声をかけてきた

思えば何かが起こった時に
いつもこの気まずい空気を私より先に突破してくれるね

大人気ない自分を責めることはしない
私にもこれだけの思いとプロセスにかかる私のスピードがある
こう思えるようになったことが私の進歩なんだ

ありがとう
日常に戻るきっかけをくれて

この関係が健全に構築されて行くことを信じるのは思いの外難しい
ステップファミリーだからじゃないのかもしれない
みんなどの家族だって手探りで家族をやってる

私はその中にあるであろう見えない絆のようなものにとても敏感で
血の繋がりのある親子の間にある絆は間違いなく強固なものなんだと
更に他人である私達の間にある絆ははかなく、弱いものだと思いすぎているのかも知れない

心からの声を伝えたい時はあえて
日本語で話してみても良いかも知れない...
意味はわからなくても、思いは届きやすいかも知れない
そんなアドバイスをセラピストの方に頂いた
確かに英語を話すときの私は左脳をフル回転している

いつか心で繋がることができますように…







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