プライドを捨てられるというプライド。
プライドを辞書で調べると、自尊心とか、誇りとか、思い上がりなんて言葉が出てきますが。
プライドってなんだろうってたまに考えたりしていて。
というのも私の先輩に、"俺のプライドはプライドをいつでも捨てられるっていうプライド"なんだ!って言ってる方がいまして。
私はその先輩をとっても尊敬していて、時々何かに悩んだときには連絡をして、節目節目で大切なアドバイスを頂いたりするんですが。
ある時私が、すごく傷付くようなことを家族ぐるみで仕掛けられて、辛く悩んでいたんですが、
そんな時にその先輩に相談したことがありまして。
ひとしきり私の話を"うんうん"と話を聞いてくれていた先輩が言ってくれたのは、
高いプライドを保とうとする事に意味がなく思えるということでして。
というのも、俺はこうするとか、こうでなきゃいけない!って言うプライドを守り続けることに意地になって融通が利かない時点で、そっちの方がカッコ悪いと思うって話みたいで。
その先輩は、目的を果たすためにプライドを捨ててでも追行することが自分のプライドだと話していて。
なんか、その当時はちょっと驚いたんですが、今となってはすごいかっこいいなって思えると言いますか。
私もそうやって言えるように、目標を掲げて日々を送って行けたら悔いのない人生になるかもしれないと今は思えていて。
その先輩は元々心臓が弱く、生まれた時から"生きられるのは長くとも20歳まで"と病院で言われたそうですが、
今はもう40代で。
生きてやる!って目標があって、今もしっかりと生きていて。
強く願い、努力していれば叶う!って言うのを体現してるよなぁって、生き様ってこういうことかぁって、思わせてくれる方なんですよね。
そんな先輩の、プライドってのがかっこよくて。
思い出した時に記しておきたくて。
今日はそんな、プライドをいつでも捨てられるのがプライドなお話でした!
それではまた明日!