先輩の有難いお話。
以前、地元では有名なミュージシャンのとある先輩とたまたまお話しする機会がありまして。
一度お仕事を一緒にさせて頂いて、それがボクシングの試合で歌うお仕事だったので、そのままお隣の席で試合を観戦したりして。
私にとっては初めてのアリーナでライブだったのでちょっと緊張してたんですが、その先輩だったらと心から安心して歌えたのを覚えています。
それからしばらくしてからまた現場でたまたまお会いする機会がありまして。
なんだかゆっくりお話しする機会は多分それが初めてだったと思うのですが。
私がSNSで色んなことを発信していることをよく知ってくれていて。
よく頑張ってるよねって言って下さって。
色んな人が色んなことを言うと思うし、中にはあれもこれもやって一貫性がないとか、何やりたいんだとか、中途半端だって意見もあるかもしれないけど、
俺は芯さえあればいくらでも右や左にブレていいと思ってる。
と言うか実際芯があるならブレてるとは言えないんだよ。
右に左に行きながらも、何年か経ったら前に進んでるから。
大きな道を一人で作って、ゆっくりでも進んでることに、何年かしたら自分でも気付くはずだよ。
そう言ってくれました。
当時の私は、そんな他人の言葉を気にかけられないほど必死に色んな現場に行っては歌って、やれることはなんでもやって(MV編集とかSNS告知とかね)とにかく活動する場所が一つでも増えたら、一人でも多くの人に私の歌を届けられたらと思いながら日々を送っていて。
でもそう言われてみたら、私のこと、こいつ何がやりたいんだ?って思っている人がいたんだろうなと今なら思えるんですが。
当時のその先輩の言葉が、今でも私の背中を押してくれます。
このタイミングでこんな事やってもいいかな、こんな事始めちゃってみんなどう思うかな?なんて頭によぎっても、
この先輩の言葉があるから、私がやりたいことの芯は今も変わってないよなって再確認出来て、その度に心強くなると言いますか。
色んなことをやれる時にやってみて、でもそれは私の根底にある音楽活動を続けたい、やめたくない!っていう気持ちがあっての活動の一つで。
それはブレずにずっと13年間あるから、きっと前にも進めてるんだろうし、分かる人は分かってくれてるんだろうって思えていて。
100人中100人に心から理解してもらえるわけはないと思ってるし、私だって100人全員のことを理解できる訳でもないので。
そんな中で、私のことを理解してくれる方を大切に、活動していけたらいいなって、心から思っています。
今日はそんな先輩の有難いお話でした。
それでは、また明日。