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【短期間】大学生がTOEIC600点から700点にアップする勉強法
「短期間でTOEICをスコアアップしたい」
「現在TOEIC600点台から上がらないけど、どうやって学習を進めるべきだろう?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・独学でもTOEICスコアは伸びる理由
・大学生がTOEIC600点から700点に上げる勉強法
この記事を書いている私は、
大学の頃、独学でTOEIC640点から710点までスコアアップさせた経験があります。最終的には805点を取り、「TOEIC100点以上アップ」を実現することができました。
今回は、大学生向けに、
「独学でTOEICを短期間でスコアアップする方法」について紹介したいと思います。
1.独学でもTOEICスコアは伸びる理由
✓ 独学でもTOEICスコアは伸びます。
よくある勘違いとして、「塾に入れば英語力が伸びる」という錯覚です。
英語勉強だけではなく、世の中の学習塾の役割は「学習サポート」と「学習する場の提供」だと思います。
試験の点数を上げるためには、
何より自らたくさんの問題を解けて誤答ノートを作って復習することが大切です。なので、TOEICの点数は独学でも十分に上がるのです。
2.TOEIC700点を取るには?
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結論として、
勉強時間は1カ月で200時間くらい勉強すれば十分だと思います。
<1カ月で十分な理由>
✓一部の問題は「解くコツ」が分かれば、スコアアップは可能
TOEICは決められたパターンで問題が出る為、英語実力が少し足りなくても、解くコツ(スキル)を身につければ点数は上がります。
✓単語はすぐ忘れちゃう
TOEICでは単語力も重要ですが、単語をたくさん覚えても意外とすぐ忘れてしまいます。そのため、点数を上げるためには、短期間に集中して勉強する方が効率が良いかもしれません。
つまり、TOEICは長期間勉強するよりも、短い間集中して解くスキルを身に着けてたくさんの問題を解くのが良いかと思います。
実際、私は大学の夏休み1か月間はTOEICだけに集中しました。
毎日10時間以上過去問題集を解きまくりました。
結果、710点までアップすることができました。
3.大学生がTOEIC600点から700点に上げる勉強法
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1)TOEIC勉強法5つのポイント
・過去問題集を中心に勉強する。
・過去問を解く際は、できるだけ実践と同じく時間を計りながら解ける。
・得意なパートを勉強し続けたい誘惑を打ち勝つ。
・苦手な問題のパターンを見つけ、徹底的に分析する。
・答え合わせや復習する際には、細かく勉強する。
TOEICはほとんどの問題が過去に出題された問題と類似した問題が出るため、過去問題集を中心に勉強することが大切です。
過去問を解きながら、自分が苦手なパートや問題パターンを見つけ、
それに攻略することが勉強のポイントです。
また、過去問を解く時には、実践と同じく時間を計ることが重要です。
TOEICは時間との闘いなので、だらだらしながら問題を解くのは意味がないからです。
ただし、答え合わせや誤答ノートを作成しする時や復習する時は、細かく勉強します。
2)具体的な勉強法
(1)単語は毎日100個以上の単語を暗記
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700点から高得点を取るためには、単語力が一番大事ですよね。
できるだけ、単語は多く覚えた方が良いでしょう。
私は、毎日勉強を始める前に、
100個以上の単語を覚えるように心掛けてました。
TOEIC単語帳1冊と誤答ノートにまとめた単語を一緒に毎日復習しながら暗記してました。
単語を暗記する際には、文章で覚えることをおすすめします。
単語帳や過去問に出た文章を丸ごと覚えることで、「覚えた単語をどういう時に使えばいいのか」がわかるようになり、スピーキング能力の向上にも繋がると思います。
(2)リスニング勉強法
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TOEIC700点を取るためには、
リスニングの点数を上げることが重要だと思います。
そのため、リスニング勉強方法について詳しく解説していきます。
<リスニング勉強の流れ>
①過去問1セットを解く。
⇒過去問題集を複数回繰り返して解くために、問題集にはアンダーラインや正解表示はしない方がいいです。
②答え合わせする。
⇒ 合ってるか間違ってるかだけを確認します。この時、問題集に正解は記入しません。
③間違った問題をもう一度解く。
④答え合わせする。
⇒ 合ってるか間違ってるかだけを確認します。この時、問題集に正解は記入しません。
⑤間違った問題をディクテーションする。
⇒ 「ディクテーション」の意味は、「読み上げられる外国語を書き取ること」です。聞いた英語を書き取ることで、より集中して聞くことになるので、リスニング力が向上すると思います。また聞き取れなかった単語を明確に知ることが出来るので、自分の弱点を把握することが出来ます。
ディクテーションノートを用意し、
Part1から2までは、間違った問題のAからDまでの答えをすべてディクテーションします。
Part3から4までは、リスニングする際に聞き取れなかった文章を選択してディクテーションします。
その時、知らなかった単語や文法を一緒に整理するといいです。
同じ文章を5回以上聞いてもディクテーションできない場合は、
解説をみて、聞き取れなかったその理由を一緒に書きます。
例えば、”That's a lot of material that the students will have to review.”という文章をディクテーションできなかったとします。
その文章の横に、「知らない単語が多かった⇒ a lot of, material, review」と聞き取れなかった理由を書きます。
そうすると、「単語暗記にもっと力を入れないといけない」と勉強の方向性を見直すことができるようになります。
⑥声優の話す速度に合わせて声を出しながらオウム返しする。
⇒ 「Shadowing」とも呼ばれる方法です。「耳で聞きながら(listening)、同時に口で話す(speaking)方法」です。
リスニングをする時は、
単語だけではなく、イントネーションやアクセントなどのせいで知っている単語だけ出る文章でも聞き取れない時があります。
皆さんは、「知っていた単語なのに、なぜ聞こえなかったんだろう…」と思った経験がありますか?
人は、自ら発音できない単語は、単語を知っていても実際に聞き取ることができないらしいです。
そのため、リスニングを勉強する際に、
口でオウム返しすることで、ネイティブスピーカーの英語がちゃんと聞き取れるようになります。
私もこの方法でリスニング点数がグーンと伸びました。
オウム返し(Shadowing)をする際には、
必ずネイティブスピーカーのイントネーションやアクセント、速度をそのままオウム返しすることに心掛けます。
(3)文法勉強法
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文法(Part5,6)は、誤答ノート作成が必須となります。
誤答ノートを作成する際には、
自分が誤答を選んだ理由をちゃんと書くことで、同じミスを防ぐためです。
自分が錯覚した所と知らなかった所をきちんと知ることが大事だと思います。
(4)読解勉強法
![](https://assets.st-note.com/img/1642556655575-7MYlu52glP.jpg?width=1200)
①問題の質問を先に読む
⇒ 問題を先に読んで「どんな情報を探すか」を事前に把握します。
②手紙・メール・様式・記事・広告・案内文パターンの攻略法を身に着ける
⇒ 読解(Part7)は、「問題のパターン」によって攻略法が異なります。それぞれ違う攻略法を身につけるように練習すると解答時間を短縮できると思います。
(5)復習を繰り返す
![](https://assets.st-note.com/img/1642556745849-LEFp27xHvM.jpg?width=1200)
①10回分くらいまとまっている過去問題集1つを5回以上解く。
⇒ 1冊の問題集を1回解いても、単語や文法など、勉強した内容すべてを頭に入れることは難しいでしょう。
そのため、せめて1つの問題集を5回以上解くことをおすすめします。
②ディクテーションノートと誤答ノートを用いて復習する。
⇒ 試験の一週間前からは、今まで整理したノートを中心に復習します。誤答ノートには自分がよく間違える単語や文法、問題などを集めたものなので、新しい本を見て勉強するより、効率的に勉強することが出来ると思います。
以上、「TOEIC600点から700点に上げる勉強法」について紹介しました。
私は、上記の勉強法で1カ月独学し、640点から710点まで70点アップすることができました。
その後も、夏休み・冬休みに合計2か月勉強をして卒業前には805点を取得することができました。
皆さんも今度の夏休みに挑戦してみませんか?