日経ソーシャルビジネスコンテストが終わりました!
2月12日、日経ソーシャルビジネスコンテストの表彰式が行われました。
残念ながら賞には届きませんでしたが、ファイナリストとしてここまで来れたことを誇りに思います。
大正大地域構想研究所が行った、「他の地域と比べて外国人が住む割合が高いとされる17都道府県の59市町村の住民を対象にした」アンケート調査によると、「外国人と日常的な交流がない」と答えた人が8割を超え、また半数以上が「外国人の増加を望んでいない」と回答しているそうです。
外国人を労働者としてこれからより一層受け入れようという流れの中、地域や住民ベースでは外国人に対して否定的、また繋がりがない人が大半です。
否定的な考えや交流がない原因はどこにあるか。私は「(相手を知らないことで)先入観から生まれているネガティブな感情」が要因だと考えています。
こんなことをふと思ってしまった経験がある人は、きっと少なくないのではないでしょうか。
私たちはSOL LUNAというブランドを通じてお祝いの飾り付けを届けることで、プロダクトの背景にある社会課題を伝えています。
身近に感じていなかった外国人の存在が、たまたま購入したものを通じて身近なものになる。
そんな些細なきっかけを通じて、日本で暮らす外国人たちのイメージを変えていこうとしています。
「飾り付けグッズにそんなインパクトを出せるのか?」
「出せる/出せない」ではなく「出す」ために、選ばれるプロダクトになれるようにこれまで50種類以上のデザインを作り、お客様が求めるものを分析し、ブランドストーリーではなくプロダクト自体が選ばれる理由として先行するようにこだわりました。
SOL LUNAを始めた時は、
「外国人女性たちの文化や技術、そして好きなことを活かすなんてビジネスモデルは甘い、ちゃんと収益化を考えたらそんな形ではなく工場を作って何か作らせたらいい。」
そんなことを言う人が大半だった中、5年が経って「好きなことや文化を活かした」ビジネスモデルがユニークなものとして評価し始められました。
そのことが何よりも、本当に何よりも嬉しいです。
今でも、「経済的にサポートできるのであれば作るものは何でもいいんじゃないか」と言われることがよくありますが、やはりそうではなく、彼女たちが好きなものや文化、持ち前の特技や技術を活かしたモノづくりを貫くからこそ、彼女たちが誇りを持てる仕事になるのではないかと思います。
「どこにいても、好きなことを仕事に」
「自分らしく、生きていく」
「一人ではなく、みんなと一緒に」
SOL LUNA立ち上げ初期にメンバーと考えたメッセージは、
今でも私を原点に戻してくれます。
今日からもまた一歩一歩、
Adelante(前に)進みます。
最後まで読んでくださりありがとうございます。サポートは全てSOL LUNAの事業発展やスタッフの生活相談などのサポートの為に使用させていただきます。ぜひ、応援よろしくお願いいたします。