生活相談って?②
皆様の温かいメッセージ、本当にありがとうございます。
クラウドファンディング、もう少しで達成です!
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
今回のnoteも前回に続き生活相談の事例です。
高校進学について考えなければならない中学3年生の子どもを持つ外国人スタッフ。
いつもの家庭訪問に行くと、とてもむずかしい顔をしていました。
どうしたの?と、聞くと、子どもの進路について困っていることがあるとのこと。
彼女は私たちにそう話してくれました。
どんなことが不安?
私たちにだったら話してくれる?
そう聞くと、彼女は抱えている不安ごとを話してくれました。
彼女と相談し、日本人スタッフが中学校に同行し、再度、中学校の先生に進路懇談を行ってもらうことにしました。
高校受験のシステム、高校進学に向けての心配事、奨学金についての質問などを改めて先生と話し、具体的な解決策がわかると、彼女の表情は明るくなっていました。
その後、家族で相談し、子どもは高校進学を決意。
無事に合格し、毎日楽しく通学しています。
在日外国人女性たちは日本語の壁のために必要な情報を得ることが難しく、子どもの進路選択が困難になっているケースは多いです。
また進学や就職にあたっては子どもたちのビザについても考える必要があり、子どもたちにとっても負担が大きくかかります。
そんな現実を思い知る相談でした。
私たちが行っている生活相談は、
「子どもたちがどんな状況にあっても将来を諦めなくて済む社会を作る」
ことにもつながっています。
親の不安定な生活や経済状況はその子どもたちにも影響します。
生活相談は地道ではありますが、本当に大切な活動だと思っています。
今回のクラウドファンディングの費用はそんな生活相談を行うための費用に当てさせていただきます。
引き続き、拡散・応援どうぞよろしくお願いいたします!