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来た、見た、勝った 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム

来た、見た、勝った。
そんな2日間のライブだった。

影ナレ。
2023年のあけおめCMでドーム公演の画をバックにして松田が言った「Buddiesのみんな準備はいい?」というセリフをドームで聞けるとは。

0. Overture
1. 何歳の頃に戻りたいのか?
>ドームでライブができる喜びが全身から溢れ出ている山﨑。いや天様。これでまだ18歳なんだからこのグループは安泰だ。この2日間の公演で唯一文句をつけるとしたら、後ろに出た文字の演出がパチンコみたいだったことくらいだ。なんなんだあの文字は。なんのフィーバーだよ。許すからこの衣装の生写真を早く売ってください。
2. 泣かせて Hold me tight!
>なんだろ。なんかこの曲不思議だよね。ペンラが赤と緑が混ざっててムズムズ。
3. 恋が絶滅する日
>3期がいい。大園と松田の髪が良い。藤吉の音ハメが見ていて気持ちいい。
4. 摩擦係数
>魅せ方は相変わらず進化するので毎公演見るのが楽しみな摩擦。今回も最高。そして小池が復帰!この時の歓声はすさまじかった。
MC
>海外客向けに英語で挨拶する中嶋。マレーシアのJAPAN EXPOのレポで

勉強ができる子が多い(?)3期生が先輩たちを差し置いて海外公演のMC要員になったらそれはそれで面白いかもしれない。

ふらっと日帰りでクアラルンプールに行ってきました - 櫻坂46 in Japan Expo Malaysia2023
https://note.com/annaeuscaesar/n/n2f8e9ff63aa4

と書いてたんだよね。こういうことです。
そして藤吉の韓国語がめちゃくちゃ馴染んでてすごかった。

5. Nobody's fault
>井上はもちろんかもしれないが、村山がこの大舞台であのポジションを堂々とこなしているというのがね・・・。そして森田の絶対的な存在感。
6. Cool
>MV再現演出!Coolを見るたびに言ってるけど、錚々たるセンター、フロント経験メンバーに加えて大園がいるんだよね。もうちょっと大園の使い方をうまくやってみてはどうか。髪も良いし。増本、アイソレ上手くなってるよな。
7. Dead end
>2年前のドーム公演の演出もよかったけど、それを軽々と超えてきた。何なんだあの森田は。男の僕でも惚れてしまう。上川さんが撮った写真を額縁に入れて飾りたい。そしてその飴くれ。「スタッフがおいしくいただきました」とか絶対に許さないからな。2日目の飴の方がデカくなかった?気のせい?
声出しができなかった2年前と違い、声で井上の煽りに応えるBuddies。
8. 桜月
>「いつか自分たちの本当の力でドームに立ちたい」と言った本人がその舞台でセンターとして堂々とパフォーマンス。このグループにこの人がいてよかった。いのちゅけシンメもまた見たい。
9. 流れ弾
>明らかに海外を意識したダンストラック。「そういうつもりなんだな」と解釈したぞ運営。からの流れ弾。田村、大人になったな?(伝われ(伝わらない)
2日目の天空席から見ていると武元が結構な距離を走っていたことに気づく。

「流れ弾」パフォをするドルトムントの選手たち

10. 何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう
>村山は指先の動きまで綺麗なんだよ。わかるかい。3期のフロント経験者のオーラを上回るくらいの存在感だった。あと、コールが爆沸きで楽しかった。何が何でもコール入れたい勢のいいガス抜きにもなる。やる時はやる、でいいと思う。
MC
>頑張るから見とってなー!!
11. 恋は向いてない
>藤吉の貫禄。そしてその髪はなんなんだ。写真をよこしなさい。このユニット、3人の声にコントラストがあって良い。
12. 真夏に何か起きるのかしら
>本店のチームA公演曲っぽいことで定評のあるこの曲。向井は年相応、小島は「年相応」より少し上、という絶妙な雰囲気が出ていていいなと思っていたけど、山﨑が「何歳~」とかであんなパフォを見せていたところからこういう雰囲気に「下ろして」くることができるのがすごい。
そんなことよりこの衣装はいけない。いつぞやのW-KEYAKI FESの「制服の人魚」よりもいけない。早くセーラー服姿のコンパニこんなぎの生写真を・・・・
13. 心の影絵
>櫻坂のミニモニ。横浜公演では披露されなかったので初見。
谷口も山下ももちろんすばらしいんだけども、セリフを言ってる時の森田の表情が抜群に良かった。そしてあの3rdアニラの表題曲用衣装(俗に言う首を○められたい衣装)を3人のユニット曲のためだけに使う贅沢さ!
14. 油を注せ!
>ダンストラックからの油を注せ!、武元が超気持ちよさそうだった。めちゃくちゃ良かった。最高だった。そりゃBACSK LIVEが大盛りあがりになるわけだ。
15. 静寂の暴力
>スタジアムに5万人が集まって、空調の音しか聞こえないというのはそう起こることではない。あって黙祷の時くらいだろう。それでもたかだか1分弱だ。曲が始まるまでに聞こえたのは空調の音、メンバーの足音とクラップのみ。真っ暗闇でのダンス。少しでも立ち位置がズレたらフォーメーションが崩れるし、近くのメンバーとぶつかれば怪我の可能性だってある。でも照明が再びついた時(それでも最小限の照明だった)、フォーメーションは崩れていなかった。相当な練度の高さだ。そして山下の「喋りたい願望を捨てて、沈黙を愛せるか」を言うタイミングは山下に一任されていたというのだからスタッフからの信頼は絶大だと分かる。3期生は1期、2期と横一列に並べて起用できる戦力で、もはや普通の「後輩ちゃん」には見えないし、そう見做そうと思わない。だからこそ3期には「もっと!」と言いたい。
曲が始まる前に「お前らペンライト消せ、声を出すな」という意味のテロップがスクリーンに出ていたけど、ああいう風に出しちゃうと野暮なんだよ。あれを出さなくてもそうなるようになってほしいところ。
曲が終わったらペンライトが点いていくのが綺麗だった。
16. マンホールの蓋の上
>ツアーでは1曲目だったんだよねこれ。こんなに化けるとは。うまいことやりましたね。ラストスパートに入るというタイミングで会場全体のボルテージが爆上がりした。規制退場の時に流れていたのに対してもみんながクラップしていて楽しかった。
17. BAN
>1番と2番を2手に分けて披露するというのは前に3期×1・2期でやっていたけど、選抜×BACKSの今回のバージョンは間違いなく過去最大火力BANでしょう。なんてったって武元率いるBACKSメンバーだからね。
18. 承認欲求
>間奏が伸びてデフラワー祭!!
20. Start over!
>だから赤の承認欲求の次にやると引っ張られて赤になっちゃうんだよ、と思っていたら結構な割合で紫になっていてよかった。
とーやまチャンネルのデート動画(ちくしょう!)でスタオバを「休ませてあげたい」と言っていたけど休ませてくれるわけがないよね。「SWITCH」のインタビューを読んで分かったのだけど、この曲はグループにとって極めて大きい存在になっていてね、ある意味センター1人がどうこうできる曲じゃなくなっているのかなと。個人的にはこの曲は推しの初センター曲だという理由で「宝物」だと思ってるけど、グループにとっても大きな存在になっているのがとてつもなくうれしい。
前にも書いたけど、「Start over!」は櫻坂の魔曲だ。欅坂の魔曲「不協和音」と違うところはグループが魔曲を支配下に置いているところ。
藤吉さん、初披露のあの時を超えるものを見れていないと言っているけど、あなたなら、そしてこのグループなら見れると思う。僕はそれを見たい。
20. 自業自得
>サラッとセンターをやってのける山下。本人は緊張したと言っていたけど、そうは見えない。全然やれるんだよねこの人。だから「加入1年ですごい!」みたいなのはない。去年に加入後即センターだったとしても普通にやってのけたかもしれないけど、それをやっていたら無意味に叩かれていたかもしれない。このタイミングで適切だったと思う。センターだけではなくて全員が「強い」。これから歌番組をはじめとして披露することが増えていくので、どう進化していくのかを見るのがとても楽しみだ。
ペンラは最初は白かなと思ったけど、観客は「傍観者」なら「汚す」側としてカラフルな方がいいのでは?と思ったり。

en1. Anthem time×ドローン旋回中
>楽しいね。
en2. Buddies
>みんなで歌えたの最高だったな・・・。
MC
>「もっと上がある」と言った山﨑。
en3.櫻坂の詩
>ドーム一面がサクラピンクに染まる。これがここまでメンバーがやってきたことに対する「答え」だよ。そして松田。あなたがキャプテンで本当によかった。


2年前の東京ドーム公演は菅井がメンバーを連れて行った公演だった。
見切れ席、ステージバック席なんてなかった。

その年の紅白は出場を逃していて、停滞の象徴みたいな言われ方をしているけど、自分で自分の記憶を改竄しないためにも言っておくと、2年前のドーム公演が悪かったとは思っていない。なんなら「今の櫻坂なら大丈夫、3期生は安心して入ってきてくれ」とすら言っている。

それから1年。新せ界にて。

それから1年後。

見切れ席、ステージバック席まで設けられて全席完売。2日間で11万人を動員。(前回は8万人だったとのこと。)
実は今年はじめに「ドームはまだ早い」と言っていた。この言葉を受けて今年ドームをやったんじゃ都合が良すぎると思ったから。あと、3期をもっと叩きあげてからだと。でも今のグループはドーム公演をやるに値していた。
「櫻坂は誰も置いていかな」かったし、Buddiesも櫻坂を置いていかなかった。本当によくやったよ。本当に最高の景色を見ることができた。

でも。

まだだ。

もっとだ。

さあ、どこまで行こうか。

どこまでも行こう。


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