羊はいなかった・・・
去年の3月ごろに撮影したこの写真。
なんとなく、ニュージランドやイギリスの羊がいる地方を連想させる雰囲気を気に入っています。
犬がシェパードだということもピッタリ!
この写真に写っている愛犬はジャーマンシェパードという犬種です。「シェパード」と聞くと、軍用犬や警察犬として活躍しているイメージを持っている方がほとんどだと思いますが、本来は羊の大きな群れを動かす際、羊が逸れてしまわないように見守るための牧羊犬として活躍していました。「シェパード」という言葉は英語で「羊飼い」という意味で、本当にそのまんま!
ジャーマンシェパードは世界大戦がはじまったタイミングで活躍の場が変わったと同時に、大きな羊の群れを移動させる人も減り、ジャーマンシェパードのような牧羊スタイルをもつ犬種は需要が劇的に減少してしまったため、今では牧羊犬として活躍している子はグンと少なくなってしまいました(しかし、決してゼロではない)
…と犬オタクの口は開けば塞がらない。少し、話はずれてしまいましたが、シェパードと草原と、質素な服を着た少女。雰囲気はいい感じなのですが、肝心の羊が全くいない。
猪の堀跡だけ残ってる。しかし、牧羊犬、警察犬、軍用犬、(我が家では)愛玩犬の優秀な履歴書をもつシェパード、猟犬として活躍した歴史は無なので、退散します。(退散するシェパード)