繋がりが幸せ~NO THANK YOU, NO LIFE.~
僕にとって幸せの定義とは、人との繋がりを感じること、有難うを感じられることだと考えています。
どんな時が幸せなのかを考えた時に、僕はシチュエーションではありませんでした。
振り返ると感情が動いている時、有難うを感じる時が幸せを感じると思いました。
その時に幸せな感情になるのは、繋がりを感じているからでした。
プレゼントをもらう。
この事に関しては純粋にありがたいですし、嬉しいですよね。
でも、大切なのはプレゼントをくれた人との関係なんだと思います。
その人との出会いからプレゼントをもらうまでに起きたいろんな出来事を乗り越えて続いている繋がりがあるから喜びは増し、幸せに感じるのではないかと思います。
気の許せる人が見つかっても一緒にいるだけで変化がなければ、一緒にいることが当たり前になり、感謝の気持ちは薄まってしまいますよね。
何かを成し遂げた。
成し遂げようと偶然何かをしたら出来てしまったでは、嬉しいかもしれませんが、それだけで幸せに感じるでしょうか?
成し遂げることができて嬉しい、幸せを感じるのは、成し遂げるまでの努力と今が繋がっているからではないでしょうか。
目標に向けて進んできた道のりがあったから幸せを感じることができるのではないでしょうか。
告白が成功して嬉しかったのはなぜですか?
付き合えて幸せを感じたのはなぜですか?
その人を好きになり、思い続けた日数が長かったからではないでしょうか。その中には好きなのになかなかうまく話せなかった日々とか、頑張って話しかけてみた時とか、いろんな日々があったから告白が成功し、付き合えて幸せを感じられたのではないでしょうか。
道を歩いていて素敵な女性が目の前にいたとします。
すぐに告白して告白が成功したとして、果たして幸せを感じるでしょうか。
嬉しいと思いますが、幸せとは感じないと思います。
幸せとは、単なる出来事で感じるのではなく、出来事に関わる人との繋がりの深さ、出来事に至るまでの過程に起伏があるほど強く感じることができるんだと思います。
このことから人と表面上で関わっているだけではその人と幸せを感じることはできないんじゃないかなと思います。
友達と会う時に何気ない会話、いつもと同じ会話だけでは関係性が麻痺していく。
一緒にいることが幸せのはずなのに忘れていく、有難うが当たり前になっていく。
やりたくない仕事をし続けると、やりたくないということを忘れて当たり前に仕事をこなしてしまうような感情が麻痺していく感覚みたいになるのと同じです。
人との関わりが当たり前にならないのはその人としっかり向き合っているから。
そして、その人を大切にしているよと感じさせるアクションをしているから。
感情が動かないのは、何もかもが当たり前になっているから、感情が動くアクションをしていないから、自分の本音を話していないからではないかなと思います。
目の前の友達、家族、大切な人としっかり向き合えているのかが幸せに繋がるとしたら、関わり方を考え直さないといけないと感じました。
繋がりが続いていることは当たり前ではないです。
繋がりについてどれだけ真剣に考えられているか、真剣に向き合えば向き合うほど幸せは身近にあり、感謝の気持ちが自ずと出てくるんじゃないかと思います。
幸せを感じるために、これから出会う人との出会いを大切にする前に今繋がっている友達、家族、大切な人との関係性を深くしていく機会を増やしていく、日頃の関わりの中でほんの少し変化を取り入れるだけで幸せを感じることが増えるんじゃないかと思います。
今日も身近な誰かの新しい一面を知れたかな、実は・・・を聞けたかな、そんな関係性になれてるかなを常に意識して生活していきたいと思います。