好きだった人が変な女と結婚した話。
私が好きだった人が結婚した。彼は高身長、顔もかっこよかったし、学歴も申し分なく、ただひとつ性格難ありだった。どういうことかというと女を容姿だけで判断する男だったということだ。
当時のあたいは、臆病ながらちゃんと好きだとアピールしたんじゃ!自分を汚せない愛は本物じゃないと思ったから勇気を出したんじゃ。彼はあたいを妹のようにしか見れないと言っとったんで、
だからあたいは諦めたんじゃ。
しかし!しかしじゃ!彼が結婚すると私に紹介した女は、年増でバツイチでキャバクラ?に勤めていて、ヘビースモーカーでドケチで性格もかなりヤバイ人だったんじゃ!
彼とその女と私で会った時の会話を再現
彼 「この人と結婚することにしたよ。結婚式来れるか?」
私 「その日、忙しくて行けるか分かりませんけど結婚おめでとうございます」
彼 「ありがとうな。でもなるべく来てくれ。祝儀袋に三万以上入れてくれないとやっていけないんだ」
その女 「食事代は割り勘だからね。この子の分まで払わないわよ」
彼「わかった。わかった。お前悪いけど割り勘でもいいか?」
私「はい。」
彼 「当時三十万の指輪を予定していたんだが、彼女がどうしても五十万の指輪が欲しいというんで奮発したんだ。あと彼女がマンションじゃなくて新築の戸建てを買ってもらいたいというからさ。だから俺も、今手帳や小物も100均ので我慢しているくらい節約してるから、ごめんな」
私「いいえ」
その女「余計なこと、この子に言わないでよ」
私「彼女さん、お肌が綺麗ですね。私は肌が荒れやすいんですよ。何かいい化粧品があれば教えてください」←話題変えるための精一杯の言葉
その女 「無視」
結局、噂で後から聞いた話だが、その女は家事もしないとのことで実際、彼を全く愛しているようには思えなかったし、(お金目的のように思えた)私以外の人間も、彼女との結婚は反対していたという。
私は彼が幸せになってくれていればそれでいい。
だけど、だけどもじゃ、なんでよりによってあんな変な女と?
と時々悲しくなる。
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