カンボジア不動産投資おすすめエリア7選!失敗しないためのコツも解説
近年、カンボジアは経済成長が目ざましく、海外不動産業界においても注目の市場です。
一方、海外不動産投資には興味があるものの、カンボジアはなじみが薄く、土地勘があまりない方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、カンボジアで投資をする際のおすすめエリアを厳選してご紹介します。
海外不動産投資で失敗しないためのコツも併せて解説するので、ぜひ最後までお付き合いください。
カンボジア不動産投資をおすすめできる5つの理由
カンボジアでの不動産投資をおすすめできる理由を大きく5つに分けて解説します。
①米ドルで資産を保有できる
東南アジア諸国では不動産投資で使用できるのは自国通貨のみですが、カンボジアは唯一、米ドルでの取引が可能です。
カンボジア国内で流通している通貨の大半が米ドルであり、不動産投資においても、そのまま米ドルを使用できます。
米ドルで資産を保有できるため、為替相場の変動によるリスクを緩和しやすく、資産形成に適した環境といえます。
②高い利回りで資産を運用できる
カンボジアの不動産投資は、首都プノンペンの物件を中心に高い利回りで運用できるのも大きなメリットです。
プノンペンは外国人居住者や観光客が増加し、大型ショッピングモールやホテルの建設が進むなど、魅力的な都市として成長を遂げています。
都市の発展とともに、高級なコンドミニアムや商業用不動産への需要も着実に高まっているのです。
都市機能の拡張や中産階級の増加にともない、プノンペン周辺の賃貸物件の利回りは平均で5~7%にも上ります。
③長期的な経済成長が期待できる
カンボジアは観光産業に加えて、世界有数の縫製大国でもあり、ここ10年ほどで急速な経済成長を遂げています。
近年のカンボジアの平均GDP成長率は以下の通りです。
● 2012年:7.31%
● 2013年:7.36%
● 2014年:7.14%
● 2015年:6.97%
● 2016年:6.93%
● 2017年:7.00%
● 2018年:7.47%
● 2019年:7.05%
● 2020年:-3.10%(コロナの影響でマイナス成長)
● 2021年:3.03%
● 2022年:5.10%
参照:CEIC
コロナの時期を除くと右肩上がりの成長を続けており、この高成長が不動産価値にも良い影響をもたらしています。
少子高齢化の進む日本とは対照的に30代以下の若年層が多く、将来的な労働力人口の確保が見込まれることから、今後の成長も期待できます。
④非居住者でも銀行口座を開設できる
不動産投資を行う際は、賃貸収入の受け取りや管理費の支払いなど、さまざまなやり取りが発生します。
海外不動産投資での収支のやり繰りは、やはり現地に銀行口座を開設したほうがスムーズでしょう。
多くの国では現地で銀行口座を開設できるのは国内居住者に限定されている一方、カンボジアでは非居住者でも銀行口座を開設できます。
日本に居住しながら、カンボジアの銀行口座を保有できることで、円滑な資産運用が期待できるのは大きな魅力といえます。
ただし、カンボジアで口座を開設するには書類や手続きが必要なため、銀行や専門的な業者に相談することをおすすめします。
⑤カンボジア銀行への預金で高金利が得られる
カンボジアでは米ドルで資産を保有できるうえに、定期預金の利息率が5.0%以上と非常に高水準である点も見逃せません。
不動産による収益をカンボジアの銀行に預けることで、さらに資産を増やせる可能性が高くなります。
カンボジアの銀行に預金して不動産投資を行うことで、日本国内の金融機関に資産を保有するよりも高い利回りが期待できるのです。
なお、弊社ではカンボジアの銀行口座を開設するサポートも行っておりますので、ぜひご相談ください。
カンボジア不動産投資を始めるなら首都プノンペン
先ほど述べたように、カンボジアでは首都プノンペンを中心に都市機能が好調に拡大しています。
都市の成長にともない、プノンペンでは外国人居住者が増加し、高級コンドミニアムへの需要が高まっています。
都市の発展によって、多数の企業が参入する商業地・ビジネス街も注目を集めており、高水準な利回りが期待できるのが大きな特徴です。
利回りが高く築年数が浅い物件が多いプノンペン周辺部は、海外不動産投資においてもベストロケーションといえるでしょう。
逆に、地方の物件は内戦の混乱により所有者が不明なケースも多く、仮に保有しても思わぬ瑕疵が生じる可能性もあるので避けた方が無難でしょう。
弊社においても、プノンペン周辺の優良物件のみを厳選して仲介しております。
カンボジア不動産投資おすすめエリア7選
カンボジアの不動産投資では、プノンペン周辺がおすすめとご紹介しました。
ここでは、さらに詳しく不動産投資でのおすすめエリアを見ていきましょう。
弊社が独占的に物件を扱っているエリアもあるので、ぜひチェックしてみてください。
①ボンケンコン | 富裕層が多数居住
BKKともいわれるエリアで、プノンペン市内においても、とりわけ不動産開発が活発なエリアです。
特にボンケンコン1(BKK1)と呼称される一帯は、プノンペンの中枢部ともいえます。
観光客向けの高級ホテルやおしゃれなカフェ・バーのほか、外国人向けの高級コンドミニアム・アパートが多数あるのが特徴です。
また、多数の国宝を所蔵するシルバーパゴダ寺院や、ポル・ポト政権時代の圧政を後世に伝えるトゥールスレン博物館など文化的な性格も帯びています。
観光地・商業地として活況を見せており、かつ大使館が点在することで治安も良いボンケンコンは、不動産投資にも非常に適しています。
②トゥルーコック | プノンペン国際空港との中継地点
プノンペン国際空港と都心部を結ぶトゥルーコックは、交通の要所として重要な役割を果たしています。
プノンペンの発展とともに、その存在意義も高まっており、高級コンドミニアムの建設も進められています。
おしゃれなレストランやカフェも多く入居する国内最大級のショッピングモール「TKアベニュー」が立地しているのも特徴です。
③ミエンチェイ | 新空港が建設される穴場
プノンペン南部に位置する都市で、カンボジア第三の都市ともいわれるエリアです。
都心部と比較すると小規模に思えますが、新国際空港の建設(2025年開業予定)が進んでおり、今後の発展が期待できるのが大きな特徴です。
プノンペン国際空港には長い滑走路がなく、ジャンボ機の離着陸ができないため、新国際空港の建設に至ったという背景があります。
新空港を中心とした発展が見込まれており、イオンモールがオープンするなど着実な成長を遂げています。
④ダイヤモンドアイランド | 王宮近くの一等地
王宮の南側・市内の東部に位置する新興開発地帯です。
結婚式場・ホテルといった施設が建ち並んでいるほか、大規模な遊園地も建設されています。
近年ますます活況を見せているリバーサイドエリアで、国内外から多額の資本を集めています。
高級コンドミニアムや商業施設の建設も進んでおり、発展著しいプノンペンでも一等地といえるでしょう。
⑤トンレバサック | 大使館の並ぶ閑静な高級住宅街
プノンペン東南部に位置しており、大使館などが建ち並ぶ閑静な高級住宅街があります。
外国人富裕層からの人気も高く、カンボジアで初となったイオンモールも立地しています。
また、和民やダイソー・吉野家といった日本企業も多数進出しているのが特徴です。
イオンモール周辺部のマーケットは若者を中心に人気があり、高級住宅街・新興商業地の両方の側面を併せ持っています。
⑥チバ―・アンポブ | プノンペンに次ぐ第二の都市
プノンペン近郊の都市で、プノンペン中心部までは車で約20分というアクセスの良さから注目度の高いエリアです。
メコン川とバサック川を一望できる絶好のロケーションに、国内屈指のホテル型コンドミニアム「ビュー・アストン」(2024年完成予定)が建設されています。
「ビュー・アストン」のホテルフロアはアンナアドバイザーズの独占販売であり、10年間平均利回り8.5%という破格の条件です。
⑦コンポンチャム州 | 経済特区の一大プロジェクトエリア
プノンペン北部に位置するコンポンチャム州では、ジャンスー経済特区という一大プロジェクトが計画されています。
プノンペンからのアクセスも良好なロケーションに、緻密な戦略設計と最先端の工業技術を導入した物流センターが建設予定です。
約68万㎡という広大な敷地の周辺部には述べ90万人が居住しており、豊富な労働力を見込めることから国内産業の新拠点として期待されています。
弊社でも当センターに関するセミナーを開催していますので、ぜひご参加ください。
カンボジア不動産投資で失敗しないための5つのコツを解説
カンボジアで不動産投資を行うにあたっては、いくつかのコツを掴むことで失敗を避けられる可能性が高くなります。
ここでは、カンボジア不動産投資を失敗しないためのコツをご紹介します。
①信頼できる業者を選ぶ
カンボジア不動産投資を始めるにあたっては、何といっても信頼できる業者をパートナーに選ぶことが重要です。
カンボジアの不動産業界は成長過程にあり、需要が高まっているものの、日本と比べて業界が未成熟な側面もあります。
日本とは異なる文化や風習に戸惑うこともあるでしょう。悪徳業者に遭遇する可能性もあります。
信頼できる業者を見極めることで、安心した取引が実現できます。
大手デベロッパーとの仲介実績があるか
日本語に対応するスタッフがいるか
業者を選ぶ際には、上記のポイントを重点的にチェックするとよいでしょう。
②コンドミニアムをメインに狙う
カンボジアでは、非居住者は土地そのものや一軒家(ヴィラ)は所有できないので注意が必要です。
非居住者が購入できる不動産は大きく分けて以下の通りです。
⚫︎アパート・コンドミニアム
カンボジア不動産投資で多く取引されている物件です。
「建物の2階以上の部分」「全面積の70%以下」など、条件はあるものの非居住者でも購入できます。
特にコンドミニアムは富裕層や外国人からの需要も多く、初心者向けの物件であるといえるでしょう。
⚫︎ホテル・オフィス
非居住者であってもホテルやオフィスといった事業目的の物件は、投資用不動産として購入できます。
特にプノンペン周辺ではホテルやオフィス街の開発も進んでおり、成長が見込まれるため人気が高くなってきています。
③プレビルド方式について理解する
カンボジアでは、物件を売買する際にプレビルド方式が多く採用されているのが特徴です。
プレビルド方式とは、建物の竣工前に頭金を払い、工事の進捗に応じて残金を支払うというものです。
建設工事が中断された場合「頭金は払ったのに物件が手に入らない」という不測の事態に陥るリスクがあります。
デベロッパーの倒産による工事の中断なども考えられるため、経営の安定した大手と提携している仲介業者を探すのがポイントといえます。
④現地の状況を把握できる環境を保つ
日本国内の物件と同様に、海外の不動産投資においても物件の良し悪しを見極めるためには、物件を直接確認することが重要です。
特にカンボジアでは、周辺の環境によっても不動産の価値が変動するため、広い視野で物件を視察するのがポイントといえます。
現地ツアーなどに参加してご自身の目で確かめるのが理想的ですが、ご都合により現地に赴くのが難しい方もいらっしゃるでしょう。
仲介業者が現地に在住していれば、リアルタイムで状況を把握できます。
また、日本語が話せるスタッフであれば微妙なニュアンスも汲み取りやすく、きめ細かなやり取りが可能です。
⑤セミナーなどで事前に情報を仕入れる
海外不動産投資では、日本国内と条件や事情が異なる部分も多いため、事前に情報を仕入れておくことが重要です。
不動産投資に必要な知識をインプットしておくことが、より適切な資産運用に繋がります。
インターネットで投資先の情報を調べるほか、セミナーなどに参加するのもおすすめです。
セミナーでは専門家から直接話を聞けるため、正確な知識を得やすく不動産投資の成功率が高まります。
弊社でも定期的にセミナーを開催しておりますので、ぜひご参加ください。
まとめ
この記事では、カンボジア不動産投資のおすすめエリアや、投資を失敗しないためのコツについて詳しく解説しました。
カンボジアではプノンペンを中心に利回りの高い物件が多く出回っており、非居住者でも投資しやすい条件が揃っているのが魅力です。
コツを上手く押さえたうえで、カンボジア不動産投資にトライしてみてはいかがでしょうか。