ぼくたちの、はなし。
本番が来週に近づいてきて、まあなんかこう、共演者紹介というほどたいそうなもんではないけれど、愛すべき共演者さんたちの話をしておこうかなと思ってnoteを書いています。
本来は順番通りに書くべきなんだけど、そうすると一番最初が長くなりすぎちゃう気がするので、そのひとは最後にしましょ。そうしましょ。
というわけで役名とお名前と共に少しだけその人のお話をしようかなと思います。長くなるな、結局。
まあ参考になるかすらわからないですが、お付き合いいただけたらとおもいます。れっつらごー。
男2/石原嵩志
すごい顔してるなこの写真。
男たちの中では最年少(?)の石原さん。
たくさんのことを考えているし、とても真面目でストイック。芸人さんもやってるし、多才。
自分の中できちんと一本筋を通すために色々なことを考えているひと。
稽古場で石原さんが楽しそうに笑っているとちょっと安心する。
以前から存じ上げてはいたのだけれど、ご一緒する機会がなかったので、今回共演できてとても嬉しい。
石原さん演じる男2は男1にいちばん近い存在、のようにおもう。近いというのはその、アクションを起こせるというか。そういう距離感…?
男2と少女、多分劇中で唯一の会話なのだけど、すごく好きなとこがいっこあるので、みんな観て。笑
男3/仲田正道(酒竜神)
きゅーとすぎる写真だな。
稽古場で時々お話ししたりするのだけれど、人間がとてもできているというか、すごく優しいひとだなあとおもう。
仲田さん演ずる男3は仲田さんが演じてるからなのか元々の役の性質なのかはわからないんですけどめちゃくちゃに可愛いです。
べりーきゅーとすぎる。好きな動きが何箇所かあるんですけど、杏奈ちゃんはにこにこしてしまいます。
仲田さんの良さが役にも反映されている感じがしてぼくはとても好きだなぁと思うわけです。
情けなくても、それも受け入れて、愛せるよね。
男4/神野剛志
saltyによく出演なさってる神野さん。
共演するのは2回目でして、前は大好きなお医者さんでした。せんせい。
以前ご一緒したときは優しさ溢れるお医者さんで雰囲気柔らかくしめるとこはしめるって感じでしたが、今回は衣装も相まってちょっとヤーさんみが強いです。似合ってんだよなぁ。かっこいいのよ。
男4は少し離れたところから観ている印象。
いや、多分だけど自分の中身に触れられるのが怖い、のだとおもう。だから少し距離を取るというか、表面を取り繕うというか。まあ、わっかんないけど。
カッコよく、情けなく。素敵に演じられています。
男5/長瀬巧
パパ。いや、今回の役はパパじゃないんだけど、以前共演したときはパパの役でした。
いまだにパパって呼んでしまう。
稽古場で小道具で遊んでいたり、楽しそうにケラケラ笑ってることが多い印象。
小学5年生と言われているのも納得なくらいすごく純粋で少年性がとてもある。
お芝居もまっすぐ素直で、ぼくはそこがとても好き。稀に見るまっすぐさ。
パパの役をやっていたときはもっともっと精神が大人だったと思うのだけれど今回の役は長瀬さんの少年性がよく活かされているなあと思う。可愛い。
ニコニコしちゃう。だーいすき。
いっぱい遊ぼうね。
客1/原田達也
こんなにはしゃいでる役じゃないんだが…?🤔
お客さん役の原田さん。この後紹介するりかさんとセットなのです。稽古場にいる時とかほんとうに夫婦なのでは…?と思う瞬間がある。
プロレスのチケット🎟を譲ってくださったのでいいひと(単純)
とても声に深みがあって、Theいい声。
低音があんなに深く響くのただただ羨ましいしかっこいい声なのだ。
ちょっとモラ夫ぽい役なんですけど、ちょうどいい塩梅で演じられていて、うまいなあと思います。
"外"のひとなので、僕と干渉することがないのですけれど、でも僕は"みて"います。ふふ。
客2/植松りか(劇団花鳥風月)
ママ。
今回ママ役じゃないけど、前回共演したときはママだったので、いまだにママと呼んでしm((ry
わたしの衣装の手元を毎回結んでもらっています。
ご迷惑をおかけしている…。
りかさんはとても雰囲気が柔らかい。やさしくて。ギリギリのところで保っているような、壊れてしまいそうな役をやってるイメージ。たまたまかな。
時折女神になられる。でも僕はそれができないので、ナチュラルでそれができるのは凄いことだなあと思う。
原田さんと一緒で"外"のひとなので、直接絡むことはないけれど、たくさんいろんなものを受けてます。
店員/伊織夏生(salty rock)
伊織さんのお写真がないのはいじわるとかそういうんじゃないので!ちがうので!!!
salty rockの主宰さんで共演するのは2回目。
でも前回は絡みがまったくなかったのですが今回は少しだけ。外と中を繋ぐひと。
こないだお稽古にいったらめちゃくちゃいい感じの髪色になっていて大変にこにこしました。
バランスのとりかたがすごく上手な役者さんだなあって観ても思うしご一緒しても思う。
同じパワータイプらしいですが、多分そのなかでも細かく区分けされる気はします。
店員が伊織さんなのはある種納得というか、そういう"役割"だもんなあという感じ。
男1と一対一のシーンわたしはすごく好きなのでみんな観て〜。
男1/フジタタイセイ(劇団肋骨蜜柑同好会)
顔が良すぎるな。
劇団肋骨蜜柑同好会の首魁であるこのひとを最後に持ってきたのは訳がありまして、僕が小劇場で芝居を始めたきっかけであるこのひとが相手役だからです。相手役だぞ。俺はヒロイン。みんなのヒロイン。
本人は自分の芝居あんまり好きじゃないぽいのですが、僕はこのひとのお芝居が大好きで、人間臭さみたいなのがよく出ていていいねえ!!となる。
身体性も比較的高く、長台詞を聴かせる術みたいなものも持っていて、観るたびに感心してしまう。
すごいひとなんや。とても。
爆発力みたいなものもとても高いし、見どころがたくさんの役者。
上演時間95分中125分舞台上にいる仲間。
僕の方が多分楽な姿勢ではあると思うけど。
フジタタイセイはいいぞとずっと言い続けているけれど、いま僕がいうフジタタイセイはいいぞは、ファンとしてのそれではなく現在進行形で同じ板の上に立っている人間としていってるのだ。
フジタタイセイはいいぞ。頼む。観てくれ。
オマケの僕
少女/杏奈((石榴の花が咲いてる。))
みんなのヒロインです。どうも僕です。
衣装と雰囲気で僕が何なのかを察した人が結構いてみんな頭がいいなあすごいなあと思っています。
"外の中"からずっとみていた、空から突然降ってきた少女、のようなもの。
フジタタイセイの相手役なんかもう二度とないかもしれないので、一生に一度のことだと思ってとにかくもう必死こいてやってます。
でも、小劇場で芝居を始める前からだから、5年とか6年近くずっと彼をみてきたわたしがこの役をやる意味、みたいなものを少しだけ、考えています。
みていたんです、わたしずっと。
明るく楽しく元気よく、どったんばったん大騒ぎ。
愉快な共演者たちとお送りする
おっさんだらけの純愛ラブストーリーは来週からです。配信もあります。
何卒よろしくお願いします☺️