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アイドルの追っかけから舞台女優の追っかけへ

2021年がもうすぐ終わろうとしている。
昨年の2020年は「井尻晏菜ちゃん一筋の1年でした!」とTwitterに投稿していたが、今年2021年はどんな1年だったかというと………

やはり「井尻晏菜」という4文字とあの美人な顔が脳裏をよぎる。
今年も私の推しメンである井尻晏菜さんは凄かった…!
井尻さんは昨年末にアイドルグループNMB48を卒業し、今年からお芝居の道へと進み始めた。なので2021年は井尻さんにとっても、アイドルヲタクから舞台女優ヲタクへと転身した私にとっても今までとは一味も二味も違った1年だった。

今年は8本の舞台に出演

お芝居の道に進むためにアイドル卒業といっても、昨年の卒業公演の時点ではこれからの舞台出演等の情報がなかったため、「来年はいくつか舞台に出てくれたら良いな〜優雅に新幹線で遠征して観に行けたら良いな〜(大学生のため新幹線という交通手段はリッチだと思っている)」と呑気に考えていた私。
そんな考えを瞬く間に井尻さんは良い意味で裏切ってくれた。今年は8本の舞台に出演され(Zoom配信を含めると9本)、4月からほぼ毎月井尻さんのお芝居を観に行ける機会があったのだ。

今年観劇した舞台のチケットたち

ここで今年出演された舞台のおさらい。
◯4月7日(水)〜11日(日)
「未来の君へ」@中野ザ・ポケット
主演・西村優華 役

◯5月12日(水)〜16日(日)
「セーブポイントからもう一度」@シアターKASSAI
主演・島木睦美 役

◯6月16日(水)〜20日(日)
「PRO PAUSE!!」@日暮里d-倉庫
ヒロイン・東乃森美代子 役

◯7月10日(土)〜18日(日)
「浦安鉄筋家族」@スペース・ゼロ
西川のり子 役

◯9月8日(水)〜12日(日)
「午前5時47分の時計台」@あうるすぽっと
マヤ 役

◯10月20日(水)
「死神の女の子、恋する人間に」スピンオフ朗読劇「鳴けない蝉」@Zoom(配信)
店長 役

◯10月24日(日)
「死神の女の子、恋する人間に」(朗読劇)@よしもと有楽町シアター
店長 役

◯11月16日(火)〜21日(日)
「チェンジオブワールド」@日暮里d-倉庫
ヒロイン・内田智子 役

◯12月15日(水)〜19日(日)
「コーリング」@浅草花劇場
マイカ 役(フィリピン人)

お芝居を通した様々な姿

今年は運良く8本中7本の舞台を観劇しに会場まで足を運ぶことが出来た(新幹線ではなく飛行機の方が安いので遠征のお供でした笑)(飛行機大好き!)。井尻さんが演じる役柄はどの作品でも全く被っていなかったので、お芝居を通して井尻さんの様々な姿が観れた。観劇する度に「あんたんってこんなお芝居も出来るんや!」「あんたんって凄い!天才!」「今回も観に行って良かった!」と井尻さんの新しい一面が見れた多幸感に溢れ、毎回その舞台のハッシュタグを付けて感想をツイートしまくる、いわゆる「ツイ廃」になる私であった。本当に井尻さんってお芝居上手いんよ。

個人的ベスト3

じゃあどの舞台が特に印象に残ってるの?ということで、個人的ベスト3を発表します。

3位 「チェンジオブワールド」
いじめを題材とした作品。主演2人(いじめる男子といじめられる男子)が入れ替わる。
井尻さんはいじめられる女子高生の役で、いじめのシーンは観ていてとても心苦しかった……。髪の毛引っ張られていたり、上靴なすりつけられていたりしていて「智子…🥺😭」と過保護な目で推しを観てしまった。しかし、クリーン活動のボランティアをしていて優等生で大人しそうな一面や幼馴染の悠斗をいじめから助け出そうとしていて意外と勇敢な智子の姿も見れたのが印象的。
あとはカーテンコールで伝わる座組の雰囲気が好きだった。

物販のチェキを添えて

2位 「午前5時47分の時計台」
1995年の阪神淡路大震災を題材とした作品。
井尻さんが演じた「マヤ」は「みなと」の双子の妹。元気で無邪気で笑顔が可愛くて、双子の姉を大切にしている青春真っ只中の高校3年生。
そんなマヤは震災で亡くなるのだが、カイロスの魔法で少しの時間みなとと話せるようになる。これはマヤとみなとが向かい合ってお互いに伝えたいことを伝え合うお別れの終盤のシーンなのだが涙なしでは観られない…。マヤとみなともお互いに感情が溢れて号泣していてそれにつられて私も号泣。
からの、「私たちは、この神戸の街が好きー!」って叫ぶ一番最後のシーンでは涙のシーンからの笑顔で余計に泣いた。マヤの笑顔が大好き。この舞台ではマスクの替えとハンカチが必需品だった。又、防災意識がとても高まったため、今までは震災等の暗い話は避けてしまっていたが、この舞台に出会えて本当に良かった。
大学生の夏休み期間ということで3泊4日、6回観劇したのも贅沢だった。

生写真のビジュが良い

1位 「未来の君へ」
NMB48卒業後初の舞台&初主演ということもあり、一ファンの私にとっては思い入れが強い。
井尻さんが演じた「優華」は結婚式の数日前に夫の「浩輔」を亡くす。亡くなった大切な人と電話が出来る「コールパスト」というアプリを使い、1年前の浩輔と話せるようになるが過去を絶対に変えることは出来ないという物語。
ある日コールパストを知ってしまった浩輔は1年後の優華と連絡をするのを止めてしまうのだが、優華が何となく浩輔のスマホを見るとそこには浩輔が一人で撮影した動画があった。コールパストを知ってしまったことや優華に対する感謝の気持ち等を話している浩輔の動画を見ている時の優華の涙が忘れられない。井尻さんの迫真の演技だった…涙が飛んでいるのが目に見えたのは私にとっては初めてだった。
オープニングでは優華はウェディングドレス姿で登場し、浩輔もタキシードを着ていたため、これは幻だったのかと思うと胸が苦しい。

ウェディングドレス姿がとても美しい井尻さん
S席特典と物販のチェキ

長々と書いてしまったが私は少し重た目の内容の舞台が好きなようだ。

感動のカーテンコール

舞台の本編が終わると最後にキャストさん全員が出てきて客席に向けてお礼をする「カーテンコール」があるのだが、その時の井尻さんの行動にも毎回感動する。
なんと、毎回客席を見渡して自分のファンを探してくれているのだ。マスクしてるのに見つけてくれるなんて…!見つけてくれた時はニコッと可愛い笑顔をくれたり、こっそり手を振ってくれたり、客席と舞台の距離が近い時はウィンクや指ハートでお互いにやりとりしたり、本編のお芝居が終わった後も幸せな気持ちになれた。本編上演中は井尻さんは井尻さんではなく違う人になりきっているので、カーテンコールでいつもの井尻さんを見るとなんだかホッとした。
井尻さん自身もラジオで「知ってる顔を見ると安心する。良かった、今日もひとりじゃないって思える。」と話してくれていた。私も「安心」のうちの1人に入れてたら良いなーだなんて思ったり。笑

充実した1年

そんなこんなで、ここまでで約2,700文字も書いてしまったのだが、それぐらい2021年は井尻晏菜さんのお陰でとても充実していてあっという間だった。
舞台を観に行く時は同推しの女の子たちや、ヲタ友と連番したり、舞台前後にはご飯に行ったり遊んだりしてとても楽しかったなあ。私が「ここに行きたい!」とかわがまま言ってしまったけどいつも「良いよー!」と快諾してくれて皆優しくて頼りになる方ばかり( ; ; )
米俵の会も設立されたので井尻さんへ皆で米俵贈ろうね。
また連番したり遊んでくれると嬉しいですってここでお伝えします。

今年はアイドルの追っかけから舞台女優の追っかけをするようになった私だが、アイドルだったから井尻さんのことが好きという訳ではなく「井尻晏菜」という1人の人間が大好きで大切な存在なんだなと改めて感じた1年だった。
この前のファンクラブ限定のビデオ通話会ではあんたんの顔を見た瞬間とてもホッとしたし、相変わらず話しやすかった。1年分積もりに積もって話したいことあり過ぎて欲を言えばあと1時間、いや、日が暮れるまでお話ししたかった(流石に井尻さんも疲れる笑)。

あんたん今年も本当にありがとう!来年もあんたんの色んな一面が見れますように!!
あんたんを見習って私も色んなこと頑張ります!
これからももちろんずーっと応援するし、
ずーっとラブ!!!!!

2021.12.31

#2021年振り返り
#舞台
#井尻晏菜  

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