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プランマ―病と診断された日、甲状腺シンチグラフィー

<前回までの話>
甲状腺の病気(バセドウ病)と診断され、内服を始めるが
それをあと5年は続けるよと医師から言われ、ぼーぜんとなる。
友人から他の病院をすすめられ、とりあえず紹介状をもって受診することに・・。


この地域ではC病院と並ぶ大きな病院のK病院に受診した。
建物自体もとても大きくて
どこに何があるのか案内板をみなければたどり着けないんじゃないかと
思うくらい。病人には歩く距離も長くきつい・・w

例によってまた採血をして、その結果で受診になる。
病院での待ち時間も慣れてきて
椅子に座ってスマホの動画をみたり、本を読んだり・・
病気になったら待合室でイライラしない工夫も必要だと
わかってきた。

ようやく診察に呼ばれ先生と話をすることに。
すると
「紹介状をみさせていただきました。こちらでの採血のデータと比較すると
うーん本当にバセドウなのかな?って感じがします。
薬飲んでるんですよね?内服をいったんやめてみましょうか。
その結果で数値が上がってこなかったら、一過性のことだったかもしれません」

ヨウ化カリウム内服のお蔭で、症状が治まったのにこれをやめたらまた症状が出てしまうんじゃないかと不安になり、そのことを伝えると

「じゃあ、まず2日に1回の内服にしてみましょう。それで問題がなかったらやめていくというのはどうですか?」というので、それならいいかなと了解することにしたのです。

結果、ヨウ化カリウムをやめても全く症状は変わりなく
「じゃあ、次は3か月後。それまで何もなければ診察も終わりでいいかもしれないです」と先生が言うので、次の診察が待ち遠しくてたまりませんでした。

ひとつだけ気になることがあるとしたら、
最近頭が痛いというよりは、耳元で心臓の音が聞こえるというか
うわんうわん耳の奥から聞こえるような感じで
頭が膨張しているような、そんな感じが続いていました。
まあ、それ以外はほとんど症状がなかったので大丈夫かなとww


そして、ついにその日が来て
ワクワクしながら採血を済ませて診察を待ちます。
内分泌の受診の前には必ず
体温と体重と血圧を測ります。
この日の体温は36.5度、体重は前回よりも0.5kg減っていて、
血圧は120/90 脈拍は100回/分
いつもより脈拍がかなり多いのですが、それは気にせず・・・w
※健康的な人の平均脈拍は平常時で60~70回/分です


待合室では、診察を待つ他の患者さんと一緒に
いまかいまかとスマホゲームなどをして気を紛らわせながら待っていました。

すると、予定より少し遅く診察室に呼ばれ
先生から「ちょっと想像と違って、数値が上がっているんです。ですので、今日これから時間があれば追加の検査をしたいんですが、いいですか?」と。

今日はバセドウ病卒業!と言われる気満々でいたので
ちょっと拍子抜けしてしまい、
先生に言われるがまま、追加の採血・胸のレントゲン・心電図・甲状腺エコー、そして甲状腺シンチグラフィー(RI検査)を受けることに。

検査室をぐるぐると回って、
検査の結果を待って再度診察室へ。


「検査の結果ですね、ちょっと意外な結果だったんですが、バセドウ病ではありませんでした。珍しい病気なんですが【プランマ―病】っていう良性の腫瘍ですね。この腫瘍が原因なので、ひとまず内服で甲状腺ホルモンを抑えてから手術ということになります。次は2週間後に来てください。」


えええ~、なんですか?
そういう病気があったなんて・・。
というわけで、その日からバセドウ病の治療薬と同じメルカゾールを内服することに。

プランマ―病と診断されるまで約7年。
今後は診断後の治療の話をしていきます。


プランマ―病(甲状腺機能亢進症)って聞いたことがなくて
ネットで検索しても体験談を載せている人が少なかったので
自分の体験を通して同じ病気の人が
少しでも気持ちが楽になったらいいなと思い
記録として私の体験談を投稿することにしました。

参考になればうれしいです。

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