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伊藤病院へ、初受診② 診察と検査と手術予定と

<前回までの話>
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)ではなくプランマ―病だと診断される。治療には手術をすすめられ、伊藤病院を受診しました。


ようやくエコーに呼ばれる時間になったので病院へ戻り、
地下1階にあるエコー室で待っていると
名前を呼ばれ検査のリクライニング椅子に座るよう指示される。
エコーを受ける時間は10~15分ほど。
(とても手際よくて無駄なくてよかったです)
終わると濡れティッシュを渡されて、自分で首に残ってるジェルをふき取ります。甲状腺の検査では首のエコーをすることが多いので、首回りが広く開く服を着ていくことをおすすめします。

2階にあがって診察の順番を確認すると、そろそろ呼ばれるようだったので
そのまま待合室にいると、モニターに番号表示されたので
中待合で待っていると
最初とは違う女性の先生が診察をしてくれて、「採血検査の結果ですが、こんな感じなので今の内服を少し減量したほうがいいですね。まだ内服を開始してから2か月はたっていないので次は2週間後に来てほしいのですが・・」というので、内服のコントロールは今までの病院でもいいかと尋ねると「いいですよ」と。「で、治療ですが、手術が希望なんですよね?アイソトープ治療もあるんですが、こちらは希望されないってことでいいですか?」と念押しされたので結構ですとお断りした。

「では、私は内科の医者で、手術は外科の医師が担当しますので、外科の先生にこのあと診察を受けてください」と、また診察室からでて待合室で待つように言われ・・

そこから1時間ほど待ち、外科の先生の診察に呼ばれて部屋に入ると「今日は紹介状できたんですね。バセドウかと思って治療をしたけど他の病院で検査をしてみたらプランマ―病だったから手術をしに来た、というわけですね?」と、さすが外科医www 話が簡潔で飲み込み早い。
「そうです」と返事をすると「一応説明しますけど、手術にはリスクがありますけどその辺は大丈夫?」というので「大丈夫です」と答えると、
「じゃ、手術前の検査どんどん入れちゃうね」と次に来た時の採血(手術用の出血時間や凝固系など)や胸のレントゲンと心電図、それから「念のため細胞診っていう穿刺(細い針を刺して細胞をとること)をして悪性かどうかの判断をする検査しますね」と。

プランマー病は良性の腫瘍だとは思うのですが、手術で取った時に病理検査に出すのか、あるいは術前に穿刺をして病理に出すか、病院によって対応が違うようです。伊藤病院は術前にそれをやりましょうということのようです。

細胞診の説明用紙

「じゃあ、来月検査予約入れますので、これから検査の説明と、入院の予約を受けてから会計して終わりになります。」というので、診察室を出て
待合室で看護師さんから声がかかるのを待ちました。
すぐに看護師さんが来て「え~っと何から説明しましょうね、たくさんあるんですが・・・w
まずは次の検査なんですけど検査は10時半から、その30分前に来てください。食事はとってもいいんですが、その前に採血があってその中に血糖の項目があるので食べないでほしいです。採血とレントゲンと心電図が終わったらこの穿刺の検査なので、この日は朝8時に来てください。検査が終わったら診察なので、一日かかると思ってきてください。

それと、いまコロナ対策で手術する人は全員、入院の三日前にPCR検査を受けていただきます。三日前の朝8時半に来て唾液の検体を提出してください。その後はすぐに自宅へ戻って入院まで自宅待機でお願いします。これができないと入院手術は受けられません。大丈夫ですか?それから、このあと入院の説明に地下1階の奥に行って入院日の調整をしてください。終わったら1階で会計をして終わり。処方はありません。」

入院の3日前、あさ8時半に来る?
いやいやその前に、来月は朝8時に来る?
自宅から2時間かかるんですけど・・(;´・ω・)マジカ

「わかりました」

PCR検査の説明用紙

説明の看護師さんに返事をして、
入院説明に地下1階エコー室の奥にある入院案内へ行ってみる。
「では、手術目的の入院ということですので、パンフレットお渡ししますから、あとでよく読んでおいてください。日程ですが、最短で5カ月後の10月〇〇日です。月曜に入院していただいて、翌日火曜日が手術です。退院は術後4日なので土曜日になる予定です。それで、術前外来に来ていただきたいのですが、曜日が決まっていて火曜日に手術の方は水曜の午後に来ていただきます。その日は受付機を通さず窓口で声をかけてから診察です。入院のお部屋は大部屋と差額の発生する個室があります。入院中の外出・面会はできません入院は10時です。以上ですがご質問ありますか?」


術前外来用紙
入院予約の患者様へ


「・・・」(@_@)「はい」

いわれるがまま、はいはいと話を聞いていましたが、
説明はとても丁寧でしたし、わかりやすかったです。
が、手術は5カ月後とは思っていなかったので
ずいぶん先だなぁ~とちょっと思いましたが、きっと混んでいるんでしょう。「キャンセルが出るようだったらご連絡しますか?」と聞かれたので、「そうしてください」とお願いしました。少しでも早くできるなら、その分いま飲んでいる薬のコントロールがいらなくなります。それに、中学3年の息子の学校では9月以降から進学の説明会や三者面談も入っているので、できるだけ早く手術をしたいのです。

ようやく一日の診察が終わって、会計を済ませて病院を出たのは16時、
家に着いたら18時でした。病人にはかなりしんどいと思いましたが、ここは優秀な先生もいて治療も充実しているし、頑張って通わないといけないよね。「でも疲れた~はぁ・・」家に着くと疲れがどっとでました。


ちなみに、甲状腺の病気は女性の方がほとんどで、
男性の割合は30人に1人くらいに見えました。
年齢も比較的若い人もいますが30代~50代の方が多いような印象です。
ぱっと見はわからないけど、みんなそれぞれ甲状腺の症状に悩まされているんだろうなと思います。

手術案内パンフ①
手術案内パンフ②
手術案内パンフ③
病院のフロア案内図


プランマ―病(甲状腺機能亢進症)って聞いたことがなくて
ネットで検索しても体験談を載せている人が少なかったので
自分の体験を通して同じ病気の人が
少しでも気持ちが楽になったらいいなと思い
記録として私の体験談を投稿することにしました。

参考になればうれしいです。

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