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#20 車の性能に助けられた

今日、フェイシャルエステに行った。
エステなんて何年ぶりだろう?
自分、今年一年頑張ったし、いいよね?
たまには必要だよね?自分へのご褒美。

ってなわけで、エステに行ってきました。
今年の5月にオープンしたばかりだというこのエステ。
何と何と、我が愛しの田舎町に出店してくださったんです!
今まではエステというと、ちょっと離れた都会(私の田舎感覚では)まで行かなければならず、移動だけで4、50分はかかってしまうため、踏ん切りがつかず、『エステに行きたいなぁ…でも遠いなぁ…車の運転、面倒だし……』と行きたい気持ちだけを募らせ諦め続けてきました。
それが車でほんの10分(かからないかもしれない)程度の場所にできたってんだから早速予約しちゃいましたよ。
お店は一軒家で、建物も内装も、スタッフのお姉さんも、もちろん施術も最高で、もう満足しかありませんでした。
エステが終わった後の自分の顔のなんて美しいこと!(当社比)
嬉しいことに、担当のお姉さまが、

「これが本来のお顔ですからね」

なんて言ってくれるじゃないですか!
嬉しくって幸せで、るんるんで帰宅して、ずっと先送りにしていたお部屋の模様替えもしちゃいました!
なんていい日だったんだろう…。

って、そうじゃないんです。
エステのお話もしたかったんですけど、実のところはエステの話よりも、車の話をしたかったんです。
このステキなエステの場所。
ちょっと入りにくい所にあって、開けた山の一角にあるんですね。
なので、入り口が狭い上にものすごく急!
しかも私、入りにくい逆側から行ってしまったものだから、さあ大変。
運転の下手さには自信があるワタクシです。
何度もハンドルを切り返し、坂を上ろうとするのですが、車が嫌がって(なんか、急な坂とか障害物みたいなのがあると、進んでくれない?みたいな機能が備わっているみたいです)進んでくれないのです。
運転が下手な一番の理由。
それは強引に押し進もうとするところ。
さらにハンドルを切り返し、バックを繰り返し、ようやく車がすんなり坂道を登ってくれ、ほっとしたのも束の間。
先ほどから無理矢理上ろうとしていた所に、大きな段差とブロックを発見して青ざめました。

すっげぇアクセル踏み込んじゃった!
絶対どっか擦ってる!
だからタイヤが空回りして進まなかったんだ!
車の安全機能のおかげじゃなくて、ただ単に車体のどこかがブロックに当たって進まなかっただけじゃ……!!?

内心ひやひやで、なんとか駐車場に車を停め、いの一番(死後ですかね?)に車体を確認ました。
すると、なんと…。

あれ?無傷…!!!

もの凄く、もの凄ぉぉぉぉく!ホッとしました。
そして思いました。

以前の車だったら、絶対にブロックに乗り上げるとかして大惨事になっていた。
でも今回は車のセーフティ機能が働いたから、無傷で済んだんだ。
危ない所だった…!

と。
車の性能に驚くと共に、へたくそなくせに勢いだけはある無謀な運転を反省し、見直す良いきっかけをもらったと、なおさら愛車に感謝を募らせた本日の出来事でありました。
私の困ったところ。
それは、

『行けんじゃね?』

という訳の分からない自信でツッコみ、

『やっぱダメか!!』

と、玉砕する。
そして、

『分かっていたのに!
私のバカ!!
なんで無謀な私を止められなかったんだ!?
前頭葉は何をしていた!!?』

と、ひたすら自分を責め、後悔しまくるという、自作自演としか言いようのない失敗を繰り返すところにあります。
こういう悪癖って、治るんでしょうか?
というか治したい。
治ってくれ!!!

とにもかくにも、今日は車が無事でよかった!
っていうか、馬鹿な主人の無茶ぶりに必死で抵抗してくれた賢いキミに、感謝だ!!!!

……でも一番の問題は、地形とか、車の幅とか高さとか、内輪差とか……そういうなんて言うんですか?空間認知能力っていうんですか?それが致命的に欠けている点にあると思う。
そこにプラス『謎の勢い(強引にアクセルを踏み込むこと)』が災いして、いつも大惨事になる……と。

あれ?
もしかして私、車を運転しない方がいい人なんじゃ……?


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