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チャレンジロード2022 完走

おはようございます、自称脚質ロングライダーAnnaです!
初めてのロードレース、初めてのちゃんとした(?)レースレポートということでドキドキしています。

今回レポートするのは、2022/4/10に伊豆サイクルスポーツセンター(以下CSC)で開催された、チャレンジサイクルロードレースのWE(女子エリート)クラスです!後ろの方でちまちまレースしていたので先頭のことはわかりませんが、熾烈な争いを繰り広げていたようです。

コーススペック

1周5kmのCSC左回りを4周半
実測 24km  獲得標高662m

初めはスタンド前に並び、下りながらまあまあRのあるコーナーを右に曲がり、1号橋をすぎたところから5~7%、800mくらいの坂を登り始め、大きく曲がるところで一旦緩み、また登り、地図の一番上の星の少し手前から下りに入り、2号橋の手前のカーブを曲がったのちにまた7~8%、1kmくらいの登りに入り、フィニッシュラインの秀峰亭まで登り、残り二つの短めの登りを消化したら、地図の一番下の白い星の少し先からスタートした位置まで大きく下るコース。
秀峰亭手前は最大10%くらいの坂と、勢いだけでは登りきれない斜度で最もきついポイントでした。
下りで2箇所、手前に「急カーブ、減速」みたいな看板があるカーブがありましたが、1人で下る場合はブレーキは一切かけなくても安心して曲がれるくらいの角度でした。

目標

絶対に!!完走
ビリにならない
始めから気合いで集団に張り付く
無駄に先頭を引き続けるなど、力の無駄打ちをしない

レース前の準備

前日にタイヤを軽量でグリップの効いた新品のIRC Formula Pro Tubeless ready S-Lightに交換して50kmほど試運転。当日朝に洗車、ライトのマウントなどの取り外し。
練習としては2ヶ月前から週2回のインターバルトレーニングをコーチにメニューをいただいてコツコツと。しかし、冬寒すぎてインターバル以外のトレーニングはとても控えめ。全然登らず、お太れ期間も入って完全に冬体重の体力ダダ落ち。
レースの前の水曜の和田峠で20分4w/kg、金曜のFTPテストで20分4.15w/kgと大丈夫かこいつくらいしかFTPない状態…短時間は強くなったはずだからそれを心の縁にしましょう状態

レース当日

5:30 起床、準備、洗車、軽量化など
7:00 家を出る
7:20 帰宅。サイコン忘れました…車の中でバナナ1本、ソーセージ半分、ゆで卵1個、豆パン半分食べる
8:10 CSC到着。受付を済ませ、ゼッケンなどをつける。
8:28 駐車場からサーキットへ向かう。
駐車場からサーキットまでとっっっっっっても遠くて途中でセンサーとナンバープレートの結束バンドの長い部分を切る時間が入ったとがいえ、ビンディングで歩く距離ではありませんでした…
8:51 試走第一回開始。
CSCを走るのは初めてだったので、登る箇所やどこで緩むのか、大体の斜度、下りでのコーナー、路面状況や道幅など基本的なことをチェックしに。
走るとスタート前に並ぶ場所からすぐの下りの左端は少し路面が荒れているものの、それ以外の場所は路面はとても綺麗。道幅も十分で、コーナーもそこまできつくなさそう。
9:03 試走終了。2周くらいできるかなと思いましたが、12分で1周は無謀と悟り、1周で終了。
9:22 駐車場に帰還。遠いって..
レースのスタートが12:30だったので、3時間前の12:30まであと8分。食べれるだけ食べておきます。薄皮パン4つ、バナナ1本、羊羹半分、コーヒー牛乳少し。コーヒー飲むと排泄が促されるので最後の軽量化のため…
ここから次の試走までは駐車場でチーム代表の加藤さんや応援に来てくださった佐藤さんなどとのんびり。我が家の車のバッテリーが折よく(?)上がってしまったため、加藤さんの車のバッテリーと繋いで救援してもらいました。
11:10 再びサーキットへ。今回はスニーカーに履き替え、ビンディングや食料などを背負って向かいます。
検車も済ませます。7.3kgでした。初めて自転車の重量測りました。
11:30 試走第2回開始。
今回は下りでどれくらいまでなら攻められるかなど、主にコーナーに慣れようタイム。ちょうど一方的に知っている東工大のかとりょーさんが走ってきたので後ろを失礼して、下りの練習。タイヤも新品だしノーブレーキで行けそう。ラインも最適バージョンとギリギリ攻めるバージョンのシュミレーションも出来ました。アップの割にはペースが早かったので2周目に入ったところでお別れ。下りは安定感がある方の後ろを走るのが一番練習になります。
2周目は下りだけ速めに走って慣れて、登りはまあまあゆっくりと。
後から見返したら平均心拍170bpm、最大心拍188bpmと、緊張して思っているよりも踏んでしまっていたようです。
12:15 試走時間終了。15分暇だなと思っていたら、わずかなスペースでくるくる走っている選手の姿が見えて、私も混ざる。

12:30 ローリングスタート

1号橋の先までバイクが先導してくれる。ローリング中は卓球のラケット🏓の赤い面が掲げられる。卓球やっていた身としては複雑な気分w
1号橋を過ぎて登り始めたのにまだローリング。どこでリアルスタートなのか不安になって隣の方に聞こうと横を向いた時…バイクが加速しながら卓球のラケットを裏返しました…!
先頭は急加速。私もついて行こうと頑張る。後ろから荒い息遣いが聞こえて私より苦しそうだと心を落ち着かせて走るが、周りの圧が凄くて勾配が緩んだカーブのところですり潰されるように後ろへ後ろへ下がってしまう。
下りに入って前の人の真後ろに着こうとするが、横に人の気配がして、前の人の後ろに並べない。結局せっかく下っているのにトレインの横をずっと並走する形に。左カーブがきつい下りのところでトレインの左を並走していたため、またブレーキをかけてしまってずるずる後ろに…
再び登り初めて誰かしらの後ろに入れたと思ったらもう先頭は遥か彼方。下りで隣の様子を伺いながら走っていて、全く休めなかったのもあり、先頭に追いつく力はなく、そのままそこにいた数人でまとまって走る。
まだゴールでもないというのに秀峰亭までペースが上がる。Max194bpm。周りには私含め4~5人くらい。ここで更に遅れをとるわけにはいかないので、必死。
データを見返すとここでW'balが尽きていたのでやはり追う脚はなかった模様。

スタートからここまでの走りが下手くそすぎて、力の無駄遣いがすごかった。そもそも、リアルスタートの瞬間にいたポジションを譲らずにいれば多分そのままトレインに乗って下れたし、下りながらトレインに多少強引にでも入っていれば…カーブでブレーキをかけなければ…とここが一番後悔が残る場面でしたorz

ここからもう2回小さい登りへ。このピークでもW'balが底をついていたようだが、記憶があまりない。下って、再び秀峰亭への登り。私含めて3、4人だったかな?下りは一緒にいた人の中で私が一番はやく、ブレーキをかけないでいると勝手に先頭に飛び出てしまう。ここの登りでも先頭で突入。脚があって前に出ているわけではない(この時185bpm)ので、下りで私の後ろで休んでいたはずの後続に前に出てほしいと、大磯の反省を活かして激し目に手信号。
激し目に手信号その2。
激し目に手信号その3。
さすがに見えてるよね??
いくらレースとはいえずっと真後ろにぴったりついているのに出てくれないとはどういうことやねん。
結局秀峰亭まで先頭。その後の下りも先頭。途中何回も手信号しているのに。
もう一回登る場所の手前くらい?でようやく後ろにつけた。走ってわかったことは、登りでは先頭でも後ろでも精神的キツさはあまり変わらなかったということ。パワー的には少しは節約になっていたので、もちろん誰かの後ろの方が脚はマシだけど。
その後はたまに下りでブレーキかけながら誰かの後ろを走り、適宜休みつつ、大きな下りに入ったらノーブレーキで行けるところまで勢いで登り返しちゃって、後ろが追いついてくるのを踏みつつ待って、待ちながら自分が後ろよりも休めている、攻撃になっていると願うパターンが定着。
途中で1人拾ったり、誰かがドロップしていったりあった気がするものの、最後1周時点では4人のグループに。
残り1周の鐘がなったとき、もう足切りはないと安心して、確か法政大の星来選手によかったねみたいなことを話した気がする。この時私は自分たちがビリ集団だと思っていましたw
4人の中に安堵感が漂い、ペースが落ちかけたけど、これはレースだったと思い出して踏み直す。
ゴール前の最後の登りの手前の下りは精一杯エアロフォームをとって、当然ながらノーブレーキで最適ラインを通って後続をそこそこ離す。あとはここから800mいかに踏めるか。
V坂1本くらいのイメージで踏む。誤算だったのは、V坂は800m、ここは実際には下から1kmくらいあったこと。ペース配分の計算が合わず、最後まで踏み抜けないことを悟ったのは残り300m。後ろを見ると、2人が追い上げてきていて、1人はドロップ。そして300mを少しすぎたところで後ろから西選手にパスされる。死にそうになりながら、星来選手との距離をチラチラ気にするが、迫ってきている気がする。残り100m…残り80m…腰を上げるが、残り50m地点くらいでついに星来選手に追いつかれてしまう。その勢いのまま星来選手が先にゴール。

本当にここが悔しかった。
レースの途中でいろいろ動いて平均速度の上昇を図ってみたり、一瞬4人から2人になろうかと動いてみたりした(割とすぐ追いつかれた)けど、ゴールの残り500mで後続を振り切る力が残っていなかったのが悔しい。
レースに、もし、はないが、もし、もう少し他の人の後ろで温存しておいたらゴールで抜かされなかったのではないか、もし、もう少しいいペースで引いてたら更に前の選手をもっと捕まえて結果的に温存できたのではないか、もし…
思い出すだけで悔しい

結果

14位。
データ的には体力、脚力的には今の力を出し切れたと思う。
平均心拍188bpm,最大205bpm 15秒以上の最大パワーは全部更新。もちろんFTPも更新。

機材

フレーム:Liv Langma advanced pro 2021
ホイール:GIANT SLR 1 42 Hookless Carbon
タイヤ:IRC Formula Pro Tubeless ready S-light 25c
サドル:Specialized Power expert WMN
インソール:Reve melt insole
日焼け止め:Aggressive design Top Athlete Sun Protect Fighter
サイコン:Garmin edge 830
7.3kg(サイコンあり、ボトルなし)
弱々の私の機材に興味ある方いるのかしら…

反省、今後の目標

敗因、後悔ポイントは
・リアルスタート後オロオロしている間に先頭集団が消えていた
・4人集団でいた中で、地脚はあったと感じたのに、最後に3番まで落ちてしまった。

今後の目標は、
・序盤で後ろに下がらない。
・最後のところで刺されないよう、もう一踏ん張りする。ペース配分!
・集団で走るときに省エネ走行できるようになる。

そのために、
・位置どりの練習、集団走行の練習
=横に人がいる状況の練習。前後は慣れている。あとはトレインに合流する時のマナーとかやり方とか。
・始めのペースアップについていくためのパワーアップ
=3分くらい耐える練習
・始めのペースアップ後にそのままついて行けるように全体の底上げ
=FTPのPWRあげる、減量。
・エアロフォームもっと洗練させる。
・ゴールスプリントをなんとかする
=ダンシングの練習。休まないダンシングのフォームを練習、最大パワーはそんな急激には上がらない気がするので、最後までいい位置で生き残ることにとりあえず集中。ロングスプリント狙いで行くつもりで練習。

最後に

落車せずに走り切れ、心臓壊れるんじゃないかくらい追い込め、2周目で絶望しかけたのに途中で心はおれずに走り切れたので、初レースにしては頑張ったんじゃない?と自分を褒めてあげたいです。
やりたいような積極的な動き的なことも少しはできたし、先頭結構いてこの平均速度出せるのは悪くない!と思う!

ここまで長々と読んでいただきありがとうございます。
後から見たらきっと恥ずかしいレース内容なんだろうなと思いつつも、やはり初ロードレースはクリテよりも何倍も楽しかったので思い出に書かせていただきます😌

さて、6月の全日本選手権に向けて向上あるのみ!!!
その前にSR!
たくさんのサポートありがとうございます!!
そして今後とも応援よろしくお願いいたします!

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