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PBP 2023無事完走! ~装備編~

こんばんは、お久しぶりです!自称脚質ロングライダーのAnnaです。

今回は8/20から4日間にわたって開催されたパリブレストパリを走ってきたのでそこで使った機材や持っていったもの、役に立ったものなどを紹介します。
初めての海外ブルベで不安だらけでしたが、結果的には制限時間:90時間-完走時間:72時間49分=17時間くらい余裕を持ってゴールする事ができました。
まずは持っていった装備を紹介したいと思います。
何かの参考になれば幸いです!


そもそもPBPとは?

パリ-ブレスト-パリ ランドヌール (Paris–Brest–Paris Randonneur: PBP) は4年に1回ACPの主催により開催されるもっとも伝統あるブルベです。パリ郊外をスタートしブルターニュ半島の先端の街ブレストまで、片道600km往復1200kmのコーを参加者自らの力で完走を目指すBRMの最高峰です。(引用元

機材

バイク:Liv Langma advanced pro 2021
ホイール:Mavic Cosmic carbon 40mm
タイヤ: IRC ASPITE RBCC 28c
チューブ:IRC
DHバー:Profile Design T2+ DL Aero Bar by Profile Design
変速パーツ:SHIMANO ULTEGRA(機械式)
ライト:Cateye volt 800, Olight RN1500, Cateye Tight, Olight リアライト
ヘルメット:OGK Kabuto Izanagi

リムブレーキ車で機械式変速、フルカーボンフレーム、カーボンホイールにショートdhバーというセットアップ。
直前までdi2ディスクブレーキ車で行こうと思っていましたが、やはり輪行時のトラブルのリスクと、走行中にdi2のバッテリーの心配をしたくないので、出発前々日に急遽リムブレーキ車で行くことにしました。
タイヤも直前に交換したので、パンクのリスクは極力減らす事ができました。

dhバーは日本縦断の時にも使用し、400kmを越えるなら絶対にあった方が良い事がわかっていたので欠かせませんでした。私の場合、手のひらが痛くなることを防げるのと、後半、体幹が疲れてきた時にも深い前傾姿勢をとる事ができるのは大きなメリットです。
デメリットとしてはライトとハンドルバーバックの共存が難しくなること。
私はキャットアイのライトをはめる部分のみマウントから取り外し、タイラップでハンドルに固定することで高さを減らし、ライトをハンドル上部につけることに成功しました。これではライトがガタガタするので、dhバーとライトを結びつけて解決。長期運用には不向きです。試す場合は自己責任でお願いします。

自転車全貌

積載荷物

カギカッコの中は結局使わなかったものたちです。

ハンドルバーバック

洋服系を圧縮袋に入れて詰め込みました。
アグレッシブデザイントップアスリートさんプロテクトファイター日焼け止め、羊羹1つ、長袖Craftインナー、Assosレッグウォーマー、(Livアームウォーマー、ランニング用冬手袋、Pekoさんの輪行袋、単3電池4つ、湿布何枚か)

ツール缶

いつものもの+チューブ1本+紙ナプキン足したくらい。紙ナプキンは、トイレでトイレットペーパーがなかった時用に持ち歩いていましたが、女子トイレでペーパーがない事がなかったので結局使いませんでした。
(・チューブ2本
・空気入れ/お助けチューブ
・タイヤレバー/パンク修理キット/タイヤブート/バルブコアツール/仏英変換するやつ(ガソリンスタンドで空気入れられるようになるやつ)
・ディレーラーハンガー
・携帯工具
・絆創膏
・鍵
・ゴム手袋、使い捨てお絞り、紙ナプキン何枚か)

サドルバック

配布用日本柄ブローチ、(ウィンドブレーカー、使い捨てカイロ)

トップチューブバック

ジップロックに入れたボディーシート、歯磨きシート、耳栓、小分けにしたプロテクトJ1、ワセリン、モバイルバッテリー(Garmin純正+スマホ用10000mAh)、ライトニングケーブル、Cケーブル、干し梅、(くし、アイマスク、ドライシャンプー、エマージェンシーシート)

百均の調味料用の小分け容器に衛生用品を詰め替えてコンパクトに

背中

スポーツドリンクは手に入らないと踏んで、塩を持ってきました。結局PCの食事とそこにあった小分けの塩で事足りました。
ブルベカードとパスポートは首から下げる入れ物をもらえるとの情報がありましたが、シャーマーズネック対策で、なるべく物を首から下げたくなかったのでウェストポーチを持ってきました。

ジャージのポケット:補給食=羊羹4つ分くらい、携帯、ジレ、ネックウォーマー、塩、塩分タブレット、クリートカバー(紙ナプキン何枚か)
うっすいウェストポーチ:パスポート、ブルベカード、クレカなど、現金100€、エアタグ、ペン
反射ベストポケット:ボトル1本、適宜PCでゲットした食糧(、シューズカバー)

セキュリティウェスト、パリ市内の観光時も大活躍!
ちょうどパスポートとPBPブルベカードが入るサイズ

ドロップバック

ドロップバックとは、コースの途中まで荷物を届けておいてくれて、走っている間そこで待機していてくれるサービスです。なんと走り終わるとまたスタート地点など任意の場所まで荷物を持って帰ってきてくれます。
今回はグッディースポーツによるサービスを利用したため、約400km地点と約800km地点で自分の荷物が受け取れます。いらなくなったものはドロップバックに入れておけばゴール後に届けてもらえます。とても便利!!

補給食の補充、予備Livビブ2枚、予備ジャージ2枚、防寒具たくさん、レインウェア関係、予備ライト(Cateye volt 800, Cateye volt 400, Cateye ampp 400)、モバイルバッテリーたくさん、電池、ボディーシート、グランンフォンドウォーター、OS1パウダー、予備タイヤ、予備チューブ

この中で使ったのはビブ2枚、ジャージ1枚、補給食、Cateye volt 800のみ。ライトは何本か知人に借りていきました。ありがとうございました。

持っていった補給食全貌。結局食べたのはごく一部。

まとめ

初めての海外ブルベで、日本だったら持っていかなかったものを色々持っていきましたが、使わなかったとしても全て持っていってよかったです。
フレームサイズの制約があり、いろんなところにいろんなものを入れていますが、次回はいい感じのサドルバックをゲットして、ハンドルバーバックを無くし、ボトルを背中ではなく自転車に積みたいです。
ボトルを背中の左側のポケットに入れておいたら、左肩だけ痛くなってしまったので…
また、PBPでは昼間は反射ベストを着用しなくても良いので、昼間は脱いで置けるように、ベストのポケットに頼らなくても良い作戦にしたいです。

装備のより詳しい反省についてはこちらから↓

この次の記事ではPBP出走前日までをお届けします!


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