水星逆行&12月の星の運行について
皆さま、いつも大変お世話になっております。
また、初めましての方は初めまして。
ここでは、11月26日から始める水星逆行についてと、12月全体の星の運行についてご案内をさせていただきます。
また11月から水星が逆行中なので、12月前半は特にスケジュール管理や早めの行動を心掛けていきたいところですね。
11月26日から12月16日まで水星逆行
水星はいて座サインで右往左往。また、ふたご座サインに木星がありデトリメントの配置で、お互いに意識し合っています。
筆者のネイタルチャートでは、水星は射手座にあります。
個人的に射手座の水星は、楽観性から相手に誤解を与えやすい...。なのかなと思っています。
言葉は出来事を描写し、事実や思いを共有することが出来るものです。また心を伝え、共感してもらうことで安心できたり、自分の人柄を伝えたりと、自己の外側だけでなく内側にも影響を及ぼすことが出来るものです。
射手座のルーラーは木星。占星術的には、熱く湿っている天体とされています。一方で、水星は中性的であり、乾いている天体です。
軽やかに事実だけを取り扱い、歌うように飛び回りたい水星も、射手座エリアでは蒸されてホカホカツヤツヤになり、射手座の哲学や高等教育というシンボルを背景にし、オポジションの木星の影響を受けて、芯がないのにやたら存在感を増していきます。
水星は、0→1の天体ではありません。情報を受けて発展させたり、また研究し実践していくことが得意です。
木星もまた、挑戦するというよりは、今すでにあるものを増加させ拡大させて進みやすくしてくれる天体です。
射手座水星的なものは、全てジョークになりやすいのではないでしょうか。どんなに濃厚な言葉選びだったとしても、ただ思いついたから言っただけ。アウトプットされたものを薄く広げ拡大していく。段階を飛ばして結論に達するため、なんとなく普遍的で、なんちゃって哲学的。
筆者個人にもとても覚えがあって、単純に今までの話題をまとめただけのつもりが、一番会話を理解した人に思われたり、内心は冷めているのに周囲に合わせた言葉選びからとてもウェットな感情を持っているように思われがちです。
双子座の水星も軽やかに小粋なジョークを飛ばしてくれそうですが、そこにごまかしはありません。分からなければ分からないと素直に伝え、そこからまた発展させていくことがカッコつけちゃう火と風の違いのひとつです。
射手座の水星は、石ころを宝石のように語りがち。ただ語り手サイドから言わせてもらうと、良かれと思ってのサービス精神から、相手が大袈裟に受け取ってるだけなんだけど…。という葛藤もあります。
逆になんでこっちがそこまで心を動かすと思ったんだよ。と、相手側の自己愛の強さを計りたくなるくらいなこともあったりします。なので、余計な前提が増えたり、語尾にwwwをつけてる節すらあります。ま、筆者は今、ひねくれモードなので、大袈裟に表現しているかもしれません。悪しからず!(これも射手座水星的かも?)
やっと本題🙏
逆行するいて座の水星とどのようにアスペクトをとっていくかで、個人レベルでどのように影響していくかは変わります。
この水星逆行期間は、他の天体の状況と合わせてみても、保身に走ると余計なことを話してしまいやすいかも。思わず誰かを傷つけてしまうと、こっちまで大きなショックを受けますよね...。また、秘密の取り扱い方も要注意。言うんじゃなかった…!と頭を抱える事態になりかねません。
自分を自虐して笑いのタネにするのも控えましょう。
皆のモードに意識を向けて、その場を盛り上げる共同作業を怠らないこと。関心を自分に集めてしまうと、心が疲れてしまいます。
射手座サインの象意は、哲学や宗教です。
目の前の相手に合わせた相対主義的発言は、信頼を失うきっかけになります。ソクラテスが毒杯を煽り、この世界には命を超える真理があると証明した通りに、あなたの考えや軸を意識していきましょう!✨
12月1日の射手座新月
12月1日の15時20分頃に、射手座エリアでライツ(太陽と月)が重なります。
ホロスコープをよく見ると、ライツは、獅子座の火星と120°。
ライツのそばにある水星が、双子座の木星と180°。
さらに魚座の土星が90°の角度で絡んできて、射手座にあるライツと木星を巻き込んで、Tスクエアを形成しています。
この新月図から読み取れることは、「人を傷つけない配慮」の大切さと「噂話」への警告です。
火が大きくなろうと思えば、風がその勢いを散らしています。
射手座の楽観的で時に突飛な言動に、社会的かつ道徳的な目線が水を差し、湿度を含んだ空気を風が運んでくるかもしれません。
言葉は不思議です。共通のものを理解するために開発されたのにも関わらず、使い方やタイミングによっては、認識が大きくズレてしまうもの。
コミュニケーションの水星と挑戦と行動の火星が同じ火のサインにいることや、この2天体が逆行を開始することなどから、想いの火加減を上手に調整し、猫舌の人やゴリラ舌の人たちそれぞれに適した温度で提供出来るように心掛けていきたいところ。
山羊座の金星と牡牛座の天王星のトラインは、今あるものを最大限活用することで、十分に新しいものを創り上げていけることを示唆しています。
自分の家の芝生を燃やさず、手元にあるジョウロで水をやりましょう。
人生の本当の意味でのゴールはありません。
一つの到達点に来れば、また次の道が続いています。
諦めたって人生は続くもの。
流されたって結局、痛みを感じるのは私です。
せめて、同じ痛みを繰り返さないように。自分と相手、また関わりの薄い人たちに対しても、寛大さを示していきましょう。
12月7日 金星と火星
12月7日に、金星がやぎ座サインから、未来と希望のみずがめ座サインへと移動します。
金星は冥王星を重なり、火星と向き合うため、愛することと愛されること、また与えることと与えられること、そして楽しませて笑うこと…の、役割を交換できるようなことを意識して実践していきたいところ。
また、同じ日に、火星は逆行を開始します。
一般的に逆行中は、その天体の効果が薄まると言われています。火星をいかせていない時、人は少しだけ鬱屈としてしまうので、何か頑張りたいときは「私がやらなきゃ誰がやる!!」くらいの意気込みを持ってみることがオススメです。
12月8日に海王星が順行へ
魚座に滞在中の海王星が順行に戻ります。ですが、2024年だけでなく2025年中も、海王星はうお座サインに滞在します。
健全な想像力と妄想力を期待して、12月31日の新月に何を願いたいのか、来年はどんな年にしたいのかを改めて考えてみるのも良いのかもしれませんね。
12月15日 双子座満月
12月15日の18:02頃に、双子座満月です。
過去数ヶ月と比べると人間関係がガラッと変化した方が多いのではないでしょうか。
色んな出会いがある中で、この時期に密なやりとりが行われ、同じ船に乗り込んでいくような星の配置です。
あなたが何となく避けてきたことや、やってこなかったことに前向きに挑戦していけるでしょう。そして、それは周囲の人たちに支えられることで、満足のいく結果をあなたにもたらしてくれるの。
12月の後半からのポイントは『めんどくさがらないこと』。
生きてたら全ては面倒です。だけどずっと避けていることの方が、後々にさらなる面倒ごとを連れてきます。
もうとっとと片付けてやる!くらいのテンションで打ち返していきましょう。
喜んで引き受ければ評価され、拒めば押し付けられていく。
新しい時代の変化に対して、これは全く同じことです。
12月16日 水星が順行へ
11月26日から逆行していた水星が、12月16日に順行に戻っていきます。
水星逆行は、交通機関や電子機器の障害に関係があると言われています。しかし最も注意すべきなのは、水星が順行から逆行になり、また順行に戻る2~3日前後です。
なので、16日の前後は、特に気をつけてスケジュールを確認していくこと。
12月21日 冬至
冬至は、1年でもっとも太陽が出ている時間が短い日です。 「冬に至る」という言葉の通り、本格的に寒くなってくる時期になります。 北極圏では極夜となり、太陽が24時間昇ることがないそうです。この世界に、一日中夜の国があると想像してみるとワクワクします🍀
冬至といえば柚子湯!
この風習は江戸時代からあるそうです。
ゆずの香りには、血行促進やリラックス効果があり、体が温まりやすくなります。
どういう理屈かは知らないんだけど、強い香りには邪気が宿らないと考えられていて、ゆずの香りで邪気を払い、湯に浸かると禊になるんだとか。
染み渡るような温もりが禊なら、何度だってみそぎたい所存です。
12月31日 やぎ座新月
大晦日はやぎ座新月です。
朝方、ライツは12ハウスで重なります。
ホロスコープ上には色んなアスペクトが出ていますが、やっぱり重要なのは、火星と冥王星のオポジション、木星と水星のオポジション、そして土星の配置だと思います。
自分のコンセプトをいかに伝えていくのか、それをどう現実に落とし込んでいくのか。
揃っていた足並みが揃わなくなったような気がしても、焦らず流れに身を任せて良い気がします。心配するような最悪の展開は、訪れないものだと相場が決まっています。
有り余る活力は、優しさという温もりに変えて、周囲に伝えていきましょう。言葉よりも行動のほうが、真意が伝わることも多い。
そんな12月になりそうです。
やぎ座新月に関しては、のちに追記していく予定です。
皆様の毎日が、さらに素敵になりますように🍀
ここまで、読んでくださってありがとうございました!
それでは、また!