怪人制御冷や麦
本文
とある怪人研究所。
ここでは特殊なプログラミング言語が使われている。
「HiyamugI」(ヒヤムギ)というものだ。
例の研究所で独自に作られた言語である。
その言語は特殊な基盤のもとで動く言語で、怪人の理性を司っているとされている。
怪人の制御はこの言語があってこそ成り立っている。
そのためにも非常に厳しいセキュリティが敷かれている
はずだったのだが。
何者かによって不正アクセスが行われ、怪人の制御権限を乗っ取られてしまった。
不正アクセスをした者は世界の破壊を望んでいたらしく、乗っ取った怪人を用いて次々と兵器となりえそうなところを次々と破壊していく。
ついに恐れたことが起きてしまった。
意図的に原子力事故を引き起こしたのだ。
どうにかしてHiyamugIの権限を取り戻そうとするが、うまくいかない。
それほどまでに不正アクセス者は天才的な頭脳を持っていたのである。
八方ふさがりだ。
研究員はただ冷や麦を食べることしかできなかった。
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