新たなアプローチ!最大値が非常に高い《フィリィ型カステルエルフ(RSL:ad後)》
【0】はじめに
こんにちは。アンマリちゃんです。
私のnoteを見に来て下さり
ありがとうございます。
早速ですが、本題に入ります。
本日はRSLアディショナル発表で話題になった
妖精竜を用いたカステルデッキ
《フィリィ型カステルE》を作成したので
こちらを紹介したいと思います。
今回も多くの方に楽しくご覧に頂けるよう
丁寧に執筆しようと思いますが
このデッキは純構築にあたる
《カステルエルフ(RSL)》の派生になるので
以前私が書いたnoteを前提としています。
予めご了承ください。
(このnote単体でも楽しめると思いますが
比較対象の純構築のnoteも見て頂けると
より楽しめると思います。)
また、私は平凡な一般プレイヤーなので
全てを鵜呑みにはしないように
お気をつけてください。
「とりあえず使い方を知りたい」方は
【目次】から「【6】具体的な回し方」へ
ジャンプして頂けると幸いです。
それではお手柔らかにお願いします。
【1】妖精竜の特徴
事の発端はアディショナルで追加された
神秘の妖精竜ですね。
このカードは融合をすることで
0コストで盤面にフェアリーを1枚出し
また、手札にフェアリーを1枚供給します。
本体効果も普通に優秀なので
結構な壊れカードだと思います。
但し、融合は2コスト以上のエルフカードに
限られているので、この部分だけを見れば
既存のカステルエルフとは相性が悪いです。
その点は上手く調整されていると思います。
とはいえ、序盤から条件が揃っているときは
かなり凶悪です。
妖精竜の長所・短所を簡潔にまとめると
以下の通りになります。
欠点である素引きの話は
雷鳥(神鳥)フェインに近いと思います。
序盤から妖精竜とアネモネ・サルビアや
撒き手を持たれていたときは
流石に苦笑いすると思います。
カードパワーが高いというのは
極論そういうこと、なんですけどね。
【2】フィリィの強み
では、妖精竜の強みを活かすには
何が適しているか?という話になりますが
まず、軸はカステルだと思います。
カステルは現環境に適した性能をしており
以前のnoteでも紹介した通り
万能で、パワーが高いです。
しかし、既存のカステルエルフデッキは
1コストを多めに採用しているため
リリィを3積みしていたとしても
妖精竜の強みを“完全に”活かしているとは
言いきれません。
もっと分かりやすく言うならば
今のカステルエルフでもパワーは十分高いし
エルフカウントも足りない訳ではないので
リソース面の補強(安定性の補強)ではなく
デッキパワーの底上げをする妖精竜は
別に居なくても困っていないのです。
居なくても困っていないということは
強いけど、実は必須では無いということです。
それでは折角の新カードを持て余していて
勿体なく感じてしまいます。
そこで、もう1つの特徴である
「フェアリーを供給する」点に注目します。
この部分に関して最も相性の良いカードが
学園カードのフィリィです。
フィリィは効果が長く、色々なことが書いてあり
初心者の方にはイメージし辛いとは思いますが
重要な部分は
「フェアリーが“場に出た時”PPを1回復する」
というところと
「プレイ枚数が3の倍数で
フェアリーを自壊して、盤面を空けられる」
というところです。
特にフェアリーは“場に出た時”で良いので
学習から出る進化フェアリーは勿論のこと
妖精竜の融合で場に出る
0コストフェアリーも適応されます。
即ち、5tにフィリィをプレイした後
妖精竜の融合で場にフェアリーを出せば
1PP回復するので、後続のフェアリーも
プレイすることが可能になります。
これが、このデッキ最大の特徴です。
ちなみに、フィリィから出てくる
フォロワー達も結構な粒ぞろいです。
回復をするビースト、進化+ドローする大梟
そして、疾走を持つ異形が出てきます。
実際は異形を出せないケースもありますが
メインフィニッシャーはカステルの特大打点
なので、疾走打点が無くても問題はないです。
異形を出せた場合でも
疾走を盤面処理に使っても良いと思います。
勿論、疾走打点がリーダーに向かえば
その分リーサルラインは下がるので
状況に応じて判断することが大切です。
【3】多面展開とアリア(※)
今回のフィニッシャー枠はアリアにしています。
その理由は以下の通りです。
妖精竜に融合できる2コストである点。
妖精竜がフェアリーを多面展開できる点。
フィリィに繋げるために
序盤のテンポを重要視している点。フィリィの大梟が自動進化を持つ点。
特にフェアリーを多面展開できる点が
アリアと非常に相性が良いです。
既存のカステルエルフでは
進化フェアリーorフロスト2体を2バフしても
18点にしかなりませんが
顕現は全体バフをする性質上
横にフォロワーを広げられれば広げられるほど
このリーサルラインは下がります。
アリアリーサルの考え方は非常に複雑ですが
具体例を挙げて、なるべく簡潔に説明します。
まずは《打点表》をご覧下さい。
後ほど「【6】具体的な回し方」でも
この打点表を用いますが
大事なポイントが3つあります。
打点表よりも場に並ぶフォロワーの
スタッツで覚えた方が良い。「FF」は「妖精竜+2コスト」に
置き換えて、コストを1つ下げられる。
→【FF=妖精竜(+2コスト)-1PP】「顕現」が1つの場合
コストを1つ上げることで
「カステルプレイ」に置き換わる。
→【顕現=カステル(盤面有)+1PP】
まず、この打点表は大雑把な目安であり
これ自体を覚える必要は全くないです。
(勿論、覚えられるならその方が良いですが)
その理由は、アリアのリーサルは
アリアから攻撃をしないと
フェアリーが疾走しない関係で
相手の場に守護がいる時の打点計算が
やや難しくなってしまうからです。
例えば、上の盤面は顕現2枚コースの
36点(34点)リーサルですが
「36点(34点)」で覚えるよりも
「4+9+9(7)+7+7」で覚えられれば
守護に当たるフォロワーと顔に飛ぶ打点が
イメージし易いので、リーサル計算がラクです。
顕現は+3ずつ増えるので、慣れてきたら
『完成図のイメージ』が出来ると
より持ち時間を有効に使えると思います。
そして、アリアリーサルの最大の特徴が
顕現1枚でもリーサルが可能な点です。
つまり、カステルをバウンスしなくても
リーサルを狙えるということです。
更に突き詰めれば、盤面に空きがある場合
トップのカステルでも間に合っています。
例えば、上の画像は打点表の
「【アリアセット】+FF+顕現=17点」で
6PPで行えますが、盤面に空きがある場合
『カステルプレイ→上記のリーサル』による
7PP17点リーサルも可能になっています。
また【FF=妖精竜(+2コスト)-1PP】なので
『アリア+妖精竜(+2コスト)+カステル』で
6PP17点リーサルになります。
フィリィ後の上記のリーサルが
恐らく最大値の上振れだと思います。
(フィリィで20カウントまで稼ぎつつ
アリアの条件である進化7回を達成するので
かなり無理はありますが。)
ちなみに、20点以上のリーサル(otk)では
ありませんが、理想的な動きをした場合
フィリィの異形が進化8点削っているので
実際はこの時点で結構削れていると思います。
でも、基本は6tにカステルをバウンスして
7tに顕現2枚の20,27,34点リーサルを狙う
のが理想だと思います。
リーサルをアリアに依存してしまう点と
守護とリリィには弱いですが
最大値はアリアの方が高いと言えるでしょう。
【4】構築の遷移
まだまだ改良の余地はあると思いますが
現段階では、このリストがベストだと
私は考えております。
ここに至るまでの思考(試行)を開示します。
まず、初期構想の段階(アディ実装前)では
とにかくフィリィと妖精竜のギミックを用いた
最大値の高いデッキを目指して
フィリィをサーチする厚意や
カッティングを3積みしたリストを考えました。
初日のリストもベースの考えは同じです。
このリストも悪くなかったのですが
厚意のサーチとテンポロスを天秤にかけた時
フィリィ採用でカステルを主軸にしているのに
テンポロスは致命的だと判断したので
厚意の採用は見送りました。
この辺りは後ほど詳しく説明しますが
フィリィでエルフカウントを荒稼ぎしますが
途中で「未来への導き」を
0コストプレイできる状況にはしたいので
序盤のエルフカウントも重要になります。
続いて、プルメリアやフロストの話をします。
特にプルメリアは既存のカステルエルフの
重要なパーツであり、1コストで回転率も良く
また、ドレインを持つことで顕現と合わせた
大量回復も魅力です。
しかし、欠点(というよりも噛み合いが悪い点)
が、幾つかあります。
まず、プルメリアを採用するということは
フロストも採用した方が良くなります。
何故ならば、プルメリアのフェアリーだけでは
リーサルを取れないからです。
(ちなみに、プルメリアのピン採用は
検討しても良いと思いました。)
しかし、そうなると1コスト帯の採用が
少し多くなってしまいます。
これでは妖精竜の融合が難しくなります。
また、プルメリアとフロストは
フェアリーを供給しません。
しかも、従来型のカステルでは採用している
カノンも採用できない(枠が無い)ことから
フェアリーの供給量は想像よりも少ないです。
このような理由からこの2枚は不採用とし
先述している通り、妖精竜と相性の良い
アリアでリーサルを取る形に落ち着きました。
ちなみに、フロストの採用は
最後まで悩みました。
フロストがいることで、
アリア欠損時でもリーサルを狙うことができ
また、プルメリアにも言えることですが
進化回数を稼いでくれる点は
アリアと相性が良いです。
更に上振れケースですが、フィリィプレイ時の
最後の残り1PPをフロストにしたとき
進化攻撃しつつ、6プレイ以上しているので
自動で手札に戻ってくれる点が強力でした。
私は枠がなかったので
最終的に外しましたけどね。
しかし、先程の説明で分かるように
プルメリアとフロストが抜けたことで
進化回数が不足する不安が増えました。
また、プルメリアのドレインによる回復や
デッキの回転率が下がることも懸念点です。
そこで採用したのがエレガンスです。
このカードは、これら全てを補ってくれます。
エレガンスは2プレイ以上で進化しますが
ドロー自体は素の効果で持っています。
回復も持っているので、今回のデッキだと
私は高い評価をしています。
逆に評価を落としたのはカッティングです。
但し、このカードは最初
手札交換をする潤滑油を目的としていましたが
最終的には、突進・必殺が強いと判断し
再び採用する流れになりました。
カステルの弱点の1つに守護があり
アリアの性質だけ考えれば
多面守護に弱いはずなのですが
現環境の守護フォロワーは多面よりも
スタッツが高い傾向にあるので
この突進・必殺は重宝します。
(但し、破壊耐性持ちは除く。ドラズエルとか。)
もし、環境が小粒の多面守護にシフトしたら
この枠はメイでも良いと思っています。
或いは、手札交換の側面を無視するならば
ドゥルガーでも良いと思っています。
最後に、上記のものが検討枠のカードです。
2コスト枠は妖精竜に融合ができるので
比較的、簡単に入れ替えが可能です。
具体的には、ミツェルやリコリスなどが
環境に合わせて採用が出来る枠だと思います。
除去とリソースのラフレシアも魅力です。
ちなみに、トンボは1枚で横並べができて
従来型カステルエルフよりも使用感は良かった
のですが、何故か最終的に外れました笑。
それだけ枠がカツカツということです。
話が長くなってしまいましたが
このような経緯で今回のリストを作成しました。
【5】純構築との比較
最後に軽く純構築との比較を
私個人の感覚で述べようと思います。
あくまで参考程度にして下さい。
まず、以前のnoteでも書いたように
純構築のカステルエルフは
コンボ型ではなく万能型だと私は思っています。
これは、コンボはコンボでも
手札に揃ったら勝ちという
『手札完結のコンボ』ではなく
戦いながら手札を整える(打点を溜める)
『手札循環のコンボ』だと思っているからです。
カステルエルフは序盤からのアグロもできるし
リリィによるコントロールもできるので
どちらかと言えば後者という認識で、
嘗てのノワリスフィリィは前者という認識です。
では、今回の《フィリィ型カステルE》は
どっちになるのか?というと
私は後者の『手札循環型』だと思っています。
何故ならば、勝利をフィリィに
依存していないからです。
フィリィは妖精竜を最大限に活かした
エルフカウント稼ぎに過ぎないので
フィリィが無くてもアネモネ・サルビアで回し
リソースは撒き手が担ってくれていて
カステルとアリアを引くことができれば
普通のカステルエルフと同様に動けます。
つまり《フィリィ型カステルE》も
純構築と本質は同じだと思ってます。
どちらも撒き手がないとリソースは厳しいし
どちらもキーカードを引かないと泥試合です。
特別なことは何もなく、ベースは同じなのです。
ちなみに、その原因の1つが
リリィのせいだと思っています。
エルフクラスだけがリリィによる
強力な妨害能力があるので、どの構築でも
ある程度コントロールで戦えてしまいます。
現状、エルフクラスはリリィが居るだけで
他よりも3歩くらい有利だと私は思っています。
さて、では「フィリィ型」と「純構築」
或いは「純構築に妖精竜を入れたデッキ」だと
どれがオススメなのか?というと
私個人的には今回のリストではなく
『純構築をベースにしたカステルエルフ』を
オススメしたいと思います。
動き方がシンプルですし、構築幅が広いので
自分好みに合わせられるのが魅力です。
私が以前紹介したリストだと
リコリスや郷愁などがありましたね。
でも、個人的に楽しいと感じているのは
今回の「フィリィ型」です。
プレイ難易度は上がってしまいますが
エルフが好きなら是非試してみて欲しいです。
【6】具体的な回し方
それでは、改めて宜しくお願いします。
《目安と目標》
まず、大まかな目安を頭に入れます。
5tまでに『7カウント』
(妖精竜の融合有り)6tまでに『8カウント』
(妖精竜の融合無し)7tまでに『進化5回』
上記のカウントはエルフカウントです。
フィリィ中に「未来への導き」を使う為に
ビーストが出る時=フェアリーが2,3枚自壊する
までに10達成が出来るとラクです。
また、アリアの発動条件として
アリアが『攻撃する時に』進化7回があります。
アリアから加わるフェアリーが自動進化持ちで
リーサルターンはアリア自身を進化させるので
最低でも進化5回は意識しておきたいです。
特に先攻は意識して行わないと
アリアが発動できない可能性もあります。
5t・6tに進化が1回ずつの場合
自動進化が3回必要になる。フィリィの大梟を出せる場合は
残り自動進化が2回となる。
例えば、学習2枚でもOK。
これはアリアのリーサルターンでも可。
アスシオやブローディア、最近ではU10Vなど
EP差でアドバンテージを稼がれる事もあるので
可能ならばEP進化をしない方が良いですが
先攻で7tにotkを意識するならば
積極的に進化をして良いと思います。
(ブローディアだけ注意が必要ですが。)
カステルの条件である20カウントは
フィリィを起動できる場合
そこまで気にしなくても大丈夫です。
上記の画像は、フィリィ達も場を離れた時点の
カウントになります。
(例えば、フィリィ+フェアリー×2
→ビースト出現の場合、フィリィとビーストも
場を離れると4カウント稼げます。
妖精竜の0コストフェアリーがいる場合
追加でカウントを稼げます。)
《マリガン》
今回、1番難しいのはマリガンです。
フィリィを起動させるためのパーツは集めつつ
序盤からのテンポロスを損なわない動きをし
且つ、フィリィを引けない場合でも
カステルを起動させられる動きはしたいです。
これらを考えた時に、引いておきたいのは
撒き手と妖精竜です。
撒き手はデッキを回すことに貢献でき
妖精竜はフィリィのコンボに限らず
多めに採用している2コストフォロワーを
フェアリーに出来るので
撒き手・アネモネ・サルビアを使い易くします。
また、1tに気軽にプレイできるカードとして
テイマーの価値は非常に高いです。
そこからアネモネ・サルビアに繋げる動きは
従来のカステルエルフと同じく強力です。
そして、フィリィ本体ですが
私はマリガンでキープしてしまいます。
2枚目以降が裏目になるので
理想は妖精竜とのセットキープですが
フィリィがある時と、ない時では
デッキパワーに差があるので
フィリィは引き込んでおきたいです。
以上のことを踏まえると次のようになります。
《1,2,3,4ターン目》
序盤に考えることは2つです。
フィリィを何ターン目に使えるか?
或いはフィリィを使わないのか?序盤にどれだけのテンポを維持するか?
これ以外は基本的に従来型と動きは同じです。
アネモネ・サルビア・撒き手などを用いて
序盤から強い動きをしていきます。
アリアも2tから使用して問題ないです。
序盤のテンポや進化回数を稼げるので
動きとしてかなり強いです。
対面にも寄りますが
アリアをバウンスする動きも悪くないです。
4tのエレガンスのアクティブも強いです。
従来型だと4tはメイを直接召喚させるために
4プレイさせる必要があるので
エレガンスのプレイは難しいですが
《フィリィ型カステルE》ならば
その辺を気にせずプレイができます。
《3→4→5ターン目》
次に「どれだけのテンポを維持するか?」
という話ですが、ここで考えれるパターンは
大きく4つあると思います。
『フィリィが有る』ので
序盤から攻める動きを優先する。『フィリィが無い』ので
序盤から攻める動きを優先する。『フィリィが有る』ので
手札を整える動きを優先する。『フィリィが無い』ので
手札を整える動きを優先する。
勿論、手札次第にはなりますが
私の考えでは一番上を除く3パターンが
基本型になると思っています。
要するに、アグロプランをするくらいなら
フィリィプランを取るほうが強いという事です。
もっと分かりやすく言うならば
盤面を広げるくらいなら、撒き手を使って
リソースを確保した方が良いです。
しかし、手札状況が悪い場合は
序盤から盤面を押し付ける事も重要です。
上の画像がそういう例になっています。
逆に序盤戦をほぼ放置して
最速5tから巻き返すパターンもあります。
上の画像では5t開始時点で
エルフカウントが、たった3です。
しかし、5t終了時点では12カウントで
上のような盤面を形成しています。
勿論、エペゴなど対面によっては
軽く吹き飛ばされる盤面だと思いますが
7/7守護も含めてかなり圧だと思います。
このように、フィリィに繋ぐ序盤の優先順位は
リソース(撒き手)
フィリィのパーツ集め
盤面形成
に、なると思います。
ちなみに、盤面形成ではなく
除去は最優先というか大前提になってくるので
その辺の危機察知は養うと良いです。
《4→5→6ターン目》
最初に見るのは上振れのケースです。
5t開始時点で
フィリィ
妖精竜と融合する2コスト
フェアリーor学習
が、ある場合はビーストまで出せます。
特にフィリィと妖精竜だけでは
フィリィの連鎖は生まれないので
場合によっては、4tに妖精竜の融合をし
1枚のフェアリーを確保しておくと良いです。
更に、
未来への導き
フェアリーor学習が2枚以上と
1コストカード1枚2枚目の妖精竜
が、ある場合は大梟まで出せます。
基本的には大梟まで出せた方が良いです。
異形は余裕があればくらいで十分です。
ちなみに、5tにビーストを出した時点で
エルフカウントは5回稼げているので
フィリィ分の元は取れています。
軽視しがちのビーストの回復量も
ちゃんと意識すれば凄く強いので
場合によっては、ビースト止まりになっても
フィリィを起動させて良いと思います。
また、特に最速5tの場合は
強い盤面を押し付けることも重要です。
学習による進化フェアリーの横並べや
大梟の潜伏も非常に有効です。
余裕があれば妖精竜の本体出し守護も
かなり強力です。
この辺りは対面理解にも関わりますが
5,6tのペラゴや上振れのドラゴン
灯火や複数枚ルゥなどでは無い限り
簡単な処理はないと思います。
この盤面の押し付けが相手のリソースを割き
次の自分の準備のターンに繋がります。
6tは基本的にカステルのターンになります。
基本的には顕現が2枚あれば十分なので
カステルは1バウンスできると安泰です。
もし、バウンスがなくても
7tにリーサルできる算段があれば
カステルをプレイして大丈夫です。
先述している通り、このデッキは
顕現が1枚でもリーサルはできます。
ちなみに、フィリィが最大値まで行く場合
この時点でエルフカウントが20になり
顕現がアクティブになるケースもあります。
こうなることの利点は3つあります。
最速6tでリーサルができる。
後6の場合、相手の先7に対して
破壊耐性のある守護を張れる。カステルを含めた1コストを
無視することができない。
特にラスワネクロ等において
リリィ欠損時に先に守護を張るやり方は
悪くないと思っています。
次の返しのターンのリソースも考慮すべきですが
前もって守護を張れるのは魅力的です。
⇒具体的なリーサルは《打点表》へ。
《5→6→7ターン目》
5tにフィリィが出来なかった場合は
トップ受けも考慮してフィリィの準備をします。
それでも厳しそうな場合は
フィリィに固執する必要はないので
諦めて舵を切り直します。
特に後6の場合は、相手の先7で負ける可能性
もあるので、そういう時はリリィによる
コントロールプランに切り替えます。
それも無理な場合はフィリィで
勝ち筋を狙う動きの方が良いです。
6tフィリィの注意点は
「妖精竜の融合はビーストを出す前の
最初の段階で行う」ことです。
5tの場合は動き出しの関係で
必ず最初に融合したと思いますが
6tの場合も同様に動いてください。
何故ならば、ビーストや大梟が出てしまうと
盤面が狭くなってしまうからです。
フィリィがフェアリーを自壊してくれるのは
フェアリーが場に出た時ではなく
プレイ回数が3の倍数のときです。
上の画像のように妖精竜が2枚ある場合も
最初の段階で融合して4体のフェアリーを
まとめて自壊させるように動くと良いです。
また、6tフィリィの場合は
絶対に大梟以上を意識します。
そうでないと『6tの動き』として弱すぎます。
今までフィリィが使われなかった理由が
この辺りにあると思っています。
ちなみに、理想は上の画像のように
妖精竜の本体やリリィまで出せると
盤面としては強いです。
結構な上振れに感じるかもしれませんが
画像の左下を見れば分かるように
ここまででデッキの丁度半分を引いています。
再現性はそこまで低くもないので
積極的に狙いましょう。
《打点表》
基本的には顕現2枚回収を意識します。
頻出は7PP:27点リーサルです。
難しい場合は顕現1枚でリーサルを狙います。
『顕現1枚』ということは
カステルをバウンスする必要はなく
また、盤面に空きがあれば
トップのカステルでもリーサルを狙えます。
ちなみに、打点表は参考程度までに留めます。
総合打点を覚えておくことよりも
最終盤面を覚えられると守護の対峙など
臨機応変なリーサル計算ができます。
⇒その他詳しい話は【3】多面展開とアリアへ
《フィリィ・アリア欠損時》
フィリィ(フィリィギミック)欠損時は
基本的にはコントロール重視です。
撒き手・アネモネ・サルビアを中心に回しつつ
エレガンスなどで丁寧に除去をし
リリィの遅延能力で手札を整えます。
結局のところ、今の環境に対して
リリィは非常に強いです。
しかし、メイがいない関係で横処理が弱い所や
エルフカウントが若干遅いのが欠点ですが
それでも7tには間に合うくらいのペースで
動けるとは思います。
(手札事故のときは、仕方ありません。)
手札に残ってしまったフィリィは
基本的に7t以降は使用しないので
融合素材等に使用します。
また、アリア欠損時が致命的ですが
それはある程度受け入れるしかありません。
上の画像は最大PPこそ6ですが
これはクロノスによって下げられているので
左上をよく見ると『10ターン目』
左下をよく見ると『残りデッキ10枚』で
漸く1枚目のアリアを引けた状態でした。
(ちなみに、この試合は勝ちました。)
このような泥試合だと勝率が低くなりますが
それでもアリアさえ引ければ逆転も狙えるので
粘れる時はリリィをバウンスして
なんとか耐える方向で頑張りましょう。
除去に関しては突進・必殺のカッティングが
非常に優秀です。
破壊耐性を持たない大型守護に対しても有効
なので、リーサルターンでも横に添えて
アリアをサポートしてくれます。
ちなみにカッティングの融合は何でもOKです。
デッキ20枚以上で2コスト以上を融合すると
それらがデッキに戻りますが
別にファンファーレ効果を得るだけなら
フェアリーとかでも問題ありません。
使わないと勘違いし易い点なので
覚えておきましょう。
以上が基本的な流れになります。
動き方が難しい割にリーサル手段が
アリア一辺倒である点がネックですが
最大値が非常に高く、試行錯誤の甲斐がある
面白いデッキだと思うので
良かったらお試しください。
【7】おまけ(チグハグ軸)
妖精竜というカードは2コスト以上のカードを
融合し、フェアリーにしてくれることで
『2コスト分を、1コスト:エルフカウント2』
に変換してくれます。
これは言い換えれば、大型のエルフフォロワーを
エルフカウント稼ぎに変換できるという事です。
これを聞いて思い当たるのが
エルフの学園フォロワー達です。
フィリィと同期の学園フォロワー達は
コストが高いのにエルフカウントを参照する
かなりチグハグな効果をしています。
(アクセラがあるなら、まだ分かるけど。。。)
デッキの終盤がドワーフになるので
そもそもの最大値は低いのですが
今回の妖精竜の追加によって
学園軸は大幅強化されたと言えるでしょう。
そして、更に謎ですが
今回のRSLでもチグハグ軸が追加されています。
もしかしたら、妖精竜は今後のエルフデッキの
大事な基盤になるのかもしれませんね。
(それにしてもこのカード
タムリンと比べてかなり弱くない?)
【8】おわりに
多面展開して、バフして、疾走するのは
エルフにとって1番王道な戦い方だと
私は思っています。
それと、個人的にアリアは
エルフの象徴と思っています。
シャドバは素敵なキャラクターも多いので
戦い方や強さ以外に、キャラクターで
使用デッキを決めることもあるでしょう。
もし、フェアリーを沢山展開する
王道なエルフデッキを試したい方がいましたら
今回の《フィリィ型カステルE》を
オススメしたいと思います。
途中でも述べましたが
プルメリアやフロストなど
このデッキは構築幅がかなり広いです。
是非、私の今回のnoteを参考にしたり
或いは否定したりして
自分オリジナルのエルフデッキを
完成させてみては如何でしょうか?
ちなみに私はフィリィを使用しない
妖精竜入りのカステルEデッキもありますが
これはまだまだ完成していないので
暫くは秘密にしておきます笑
以上で、今回のnoteを終了します。
最後までご覧に頂きありがとうございました。
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