【手記】HOR財宝ロイヤル《#4》

2024年12月12日 01:14

【ご留意点】
◈筆者は凡庸な一般プレイヤーです。
的外れな論述をすることもあると存じます。
予めご理解頂けますと幸いです。
◈基本的に競技（大会、レート）ではなく
ランクマッチで楽しめるものを想定します。

【０】はじめに

こんにちは。アンマリちゃんです。
私の手記を見に来て下さり
ありがとうございます。

12月のTSローテはHORですね。
HORは私が脱･初心者くらいの時期であり
今までのTSローテと異なり
結構やり込んだ環境になっています。

そのためサクサクと勝つことができました。
完全に「強くてニューゲーム」って感じです。

そして、初めてnoteを書いたのもHORです。
財宝ロイヤルのnoteも書きました。

しかし、これは私が未熟のときの記録です。
今ではデッキリストも少し変わりました。

よって今回の手記では
嘗ての財宝ロイヤルnoteを踏襲しつつ
細かい感想を淡々と書き綴ります。

「分かっている前提で述べる」ので
万人向けではありません。ご了承ください。

上記は昔のnoteです。
こっちは初心者向けに書いているので
興味がございましたら、ご覧ください。

【１】デッキリストの変更

まず以前のリストが上記のものになります。

簡単に解説すると、指揮官フォロワーが
千金:バルバ:ロジャー＝1:2:3で
トニーから50%でロジャーを引く構築です。
また、ニュートラルを多く採用することで
部隊の投入の質を上げており
砲手や副船長などを引きやすくしています。

そして、上記が脱･初心者となった
現在の私が考えたランクマ向けの構築です。

昔はロジャーを引き込むことに
全神経を注いでおりましたが
「ロジャー欠損時のプレイ方針」や
「負けても仕方のない試合」を理解したので
指揮官は1:3:3の割合になりました。

また、ミカエルも１枚採用することにしました。

ミカエルは回復目的というよりも
バルバロスが疾走するターンの
守護突破として役割があることや
７ｔリーサルがない時に千金をプレイした際
処理範囲を広げられる目的でも価値が高い
と考え直したので採用することにしました。

【２】リララ不採用について

それからリララは外しました。

リララはミラーやゴーストネクロなどで
特に有効なカードになっていますが
ランクマッチでは攻めを重視したいことや
ロイヤルフォロワーなので投入の質が下がる
(コンセプトにズレが生じる)ことなどから
私のデッキでは外しました。
ドローもしなければ
財宝も回収しませんからね。

もう少し細かく考えます。
例えば、相手の先７ｔリーサルを防ぐための
後６ｔの動きだと仮定します。

この時、リララでバリアを張りたい場合は
指揮官もプレイする必要があるため
千金・バルバロス・ロジャーのどれかを
残り４PPでプレイしなければなりません。

まず、バルバロスを６ｔにプレイする動きは
①開始時点で財宝条件を達成しているときで、
②７ｔのリーサルを持っている時
が理想といえます。

「②７ｔのリーサル」というのは
２枚目のバルバロスという意味だけでなく
条件を満たした砲手や斥候のときもありますが
そもそも６ｔ開始時点で財宝条件を
達成している状況は普通に上振れだと思うので
要求値は高いと思います。
(「６ｔ」ではなく、「６ｔ開始時」です。)

勿論、フェインやミラーのバルバロスのような
相手の先７ｔで確実に負けるという宣告
を受けている状況であったり
負けそうな雰囲気を感じたのであれば
②の条件は満たさなくても使用しますが、
基本的に先７ｔで負けない動きをするために
返しの後７ｔでリーサル札を吐く動きは
望ましくないと考えています。
それは結果として勝ってないはずです。
(つまり、この場合は負けを受け入れます。)

次に千金ですが、千金→リララの順で置くので
６ｔ開始時に連携9,10まで稼がないと
千金のバリューが下がってしまいます。
これは結構大変で副船長やロジャーの連続進化
が絡まないと達成するのは難しいので
こちらも要求値は高いです。

よって最も現実的で、理想的なリララの横は
ロジャーになると思います。

しかし、基本的にロジャーの１枚目は
４,５ｔに使用している前提になるので
このロジャーは『２枚目』になることが多いです。

ロジャー自体は１回のゲームで
２枚以上引ける確率も低くないですが
ロジャーを温存する動きは存在しないので
これも「狙ってする動き」ではなく
「噛み合いが良いときにできる動き」になります。

話がとても長くなりましたが
結局のところ、リララの横の指揮官は
温存して狙ってプレイする難易度が非常に高い
ということになります。

だから私はリララを採用していません。
利点よりも扱いにくさが目立つためです。
(但し、デッキ公開制やBO3ならば
1,2枚は採用すると思います。)

ちなみに、明確に魅力を感じる動きもあります。
それは後６のロジャーが『１枚目』の場合です。

例えば、後４,５ｔでロジャーが引けないとき
副船長などで先に財宝や連携を稼ぐ動き
を優先させたとします。

そこで後６ｔロジャー+リララが出来た場合
回復バリアとダメージをしつつ
後７ｔのプレッシャーをかけることができます。

この動きも狙ってやるものではありませんが
確実に負けている試合を
勝ちに繋げることができるので
保険として超優秀な１枚だと思います。

ここを高く評価するのであれば
ニュートラル絞りとかせず、ペンギンも加えて
リララは２,３枚採用になると思います。

あと、これは完全に余談ですが
この節の初めに載せた
体力20点+守護2面+バリア付の完璧な敵布陣
ですが、なんと０コスト旗とシーフ潜伏により
後７ｔでリーサルにしています。

ヤバいですね。

【３】快進撃の評価

その他、デッキの細かいところでいえば
フレイヤの評価は低く変わりました。

このカードは後半以降が弱いため
トニーも採用している状況で
重ねて採用するのは重く感じました。

昔はそれでも、投入の質を下げない
ニュートラルフォロワーであり
ロイヤルフォロワーを引けるカードなため
採用すべきだと思っていましたが
経験を重ねていくうちに、このような
後半に持て余すカードは採用すべきでない
と学びました。
(多分、この考えが確信に変わったのは
STRロイヤルを履修したからだと思います。)

逆に言えば、いつ出しても強いカードは
やはり強いのだと改めて感じました。
このデッキだと大参謀を０枚にしていない理由
が、これに当たります。

大参謀は連携10達成のバリューが高いですが
序盤のクロックでも強いですからね。
特にメタトロン裏の大参謀は凶悪です。

さて、そうなると次に再検討すべきカードは
他ではあまり見ない快進撃になります。

この後のORS環境でもそうですが
私の結論は快進撃や落涙などは
財宝ロイヤルと相性が良いと考えています。

この結論は今でも変わらないどころか
経験を積んだことで扱いの幅が増して
より便利なカードだと再認識しました。

以前のnoteでも述べておりますが
改めて快進撃の強みを細かく羅列します。

コスト首飾りをキープしていれば、砲手欠損時でも７ｔバルバ快進撃で１７点を出せる。
そのため、砲手を序中盤にプレイする択を検討できる。
７ｔリーサルを確実にするために、６ｔで使用して体力を押し込むことができる。
ランダム４点の処理範囲が広い。具体的には体力３以上のルシウス、メタトロン、狼などや潜伏フォロワーのシーフや諜報員など。
優先度は高くないが、財宝ロイヤルでは比較的ヒマな３ｔに盤面アドバンテージを取れる。また、連携を稼げる。
６ｔ以降に大参謀と同時に使用出来るスペルカードである。
スペルカードであるため、部隊の投入の質を上げられる。

特にミラーの潜伏シーフを取れるのは
あまりにも大きいと感じました。

シーフは進化潜伏をしても『体力は４』なので
首飾りをつけない限り快進撃で取れます。
そして連携ロイヤルならともかく
財宝ロイヤルで快進撃ケアなんてしません。
私もしないと思います。

ルパンという首飾り回収役が一人いないことも
この要因に拍車をかけていると思います。

と、ここまで快進撃を持ち上げていますが
それでも３枚採用では重たく感じたので
今回は２枚採用となりました。

ちなみに３枚→２枚に減らした経緯は
デッキ作成の一番最後で
「だったらミカエル入れた方が良いかな？」
と感じたからです。

そういう意味では、快進撃とミカエルの枚数比は
完璧に定まっていませんが
快進撃をピン採用するくらいなら
不採用にするような気がしたので
今回は２：１とさせていただきました。