逆噴射小説の旅2020『簒奪者の守りびと』
襲い来る凶弾、命懸けの復讐、ドライヴするストーリー。
───これが逆噴射小説。先の気になる意外性……ッ！
１２月に入って落ち葉舞う中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
逆噴射小説大賞の最終発表を控えてわくわくする季節ですが、今日も今日とて、気に入ったパルプをプッシュしていこうと思います☆彡
早速ですが、今回は城戸圭一郎さんの『簒奪者の守りびと』を描かせていただきました！
※この逆噴射の旅シリーズは、モノクロ挿絵風にトライしています。
◆簒奪者の守りびと
息もつかせぬ展開、次々迫り来る緊張！！
主人公は、王位を簒奪した新体制側の特殊警護班員。その警護対象は旧体制の元王太子。食事に手もつけない少年が、どうしたら生きようとしてくれるだろう。主人公の置かれた困難な状況が描かれ、これからの関係性が気になってアレコレ考えてしまいます。
新体制派は「いま王太子が死ねば、それがたとえ自然死であっても、謀殺の謗りを免れない」と、民心を失う事を恐れています。新体制の基盤を盤石とするためにも、主人公は少年から「死」を遠ざけ、成人まで守り通さなければなりません。一瞬の気の緩みが命取りになる過酷なミッション───
おおおおッ、なんて複雑かつ切迫した事情でしょう！！
イラストは、物語にセットされた舞台の緊張感をどうにか絵に込めようとしました。漫画的手法を取り入れてアレコレやってます。
大冒険のさわりが味わえる冒頭800字。続発する事件の先が気になって脳がグングン活性化していきます。いやはや、まったくパルプって素晴らしいものですね……！
個人的にライナーノーツと合わせて読むと、制作の裏側が知れてより好奇心をそそられました！
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小説の冒頭800字で、いかに「続きが読みたいッ」と思わせるかを競う逆噴射小説大賞。続きの書かれた作品もnoteにはたくさんあります。
よし、この冬はトレジャーハンティングで寒さを吹き飛ばすぞ！
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城戸さん、素敵なパルプをありがとうございました！
湧き上がるインスピレーションに任せて楽しくイラストを描きましたが、キャラクターの雰囲気などが大丈夫かなと心配しています。なにか問題がありましたら、遠慮なくコメントしてください。
ウキヨエ奉納
zipファイルサイズ：１０MB
～目録～
切り抜き、拡大縮小など、加工はご自由にどうぞ。トリミングの便宜上、余白を付けたバージョンも用意してみました。単色カラー版はおまけです。
≪追記≫ 2021/2/15
作者の城戸＝サンから、サポート＆オススメしていただきました！ なんとありがたいことでしょう……ッ これからも精進して、パルプを応援していきたいと思います！
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