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【銀英伝】オリビエ・ポプランを描いてみた

青空と新緑のまぶしい季節がやってきました。そこで今日は、いつも若々しい活力に満ちているベッドの上の撃墜王、ポプランを描きました☆彡

※この記事は、『銀河英雄伝説』を紹介する中でたくさんのネタバレが含まれます。主観やオリジナル要素も多いので、お気をつけください。


◆オリビエ・ポプラン

[note24]im1_ポプラン銀英伝

ポプランと言えば女の子が大好きで、とにかくよくしゃべります。皮肉を言ったり、ウィットに富んだジョークを飛ばしたり、明るく楽しい雰囲気を作るのが得意で、女性を飽きさせません。
そしてなんと、宇宙にいるすべての女性と付き合おうとしているんですこの人! 総人口が650億人ほどなので、すごく大勢のターゲットがいることになりますね。
いったい、どこからそんな元気が湧いてくるんでしょうか……?

原作でポプランのセリフを読んでいると、彼の姿形が見えてくるほど、様々な種類のことを喋ってくれます。恋愛講義はもとより、酒との付き合い方、上司や政治に対する不満、果ては敵の内情や戦況に至るまで……
だから表情が豊かな印象があるし、同盟軍の中でも一番顔の筋肉が柔らかいのではないか、と思っています。

また、口が回る分ケンカ沙汰になりやすいです。手も足も出るのが早そうなので、フットワークの軽いイメージを描きました。
それからこれは私の勝手な妄想ですが、ポプランは同盟軍では珍しく顔のお手入れをしてそうな男子です。リップクリームや化粧水を持っているに違いありません。そう考えて、デザインにツヤ感を込めました。

とにかくやつれた印象とは縁遠いポプラン。女にふられようがライバルと鉢合わせしようが、自分のスタイルを崩さないし、疲れた様子を見せません。彼の「30代のオヤジは嫌だ」みたいな発言は、躍動感を保っていたいという気持ちから出ていると推察します。

ところが、そういうポプランの態度がヤンの訃報を聞いたとたんに一変しました。
ショックを受けた彼は、1ダースほどのウイスキーを持って自室に籠城。心身ともにボロボロになり、無精ひげをはやして地べたに座り込んでいたのです……
変わり果てたその姿を見た周囲の人達は、「ああ、これは本当に大変なことが起きたんだ……」って現実に引き戻されたと思います。
多分ポプランは、ヤン艦隊の雰囲気がどうしようもなく好きで、実はどんな女性に対するよりもイゼルローンを愛していたんじゃないかな。


◆ポプランの立ち絵と、銀英伝の戦闘について

[note24]im2_ポプラン銀英伝

ポプランは宙戦の天才で、若き撃墜王です。愛機スパルタニアンにはトランプ柄のハートのエースが描かれています♥

彼らパイロットの役割は、制宙権を握ることです。(図の②中距離戦の所)
防御において、空母は常に飛来する敵機に備えています。もしスクランブル(非常呼集)がかかったらどんなときでも戦闘機乗りは即座に飛び出して、防御に徹さなければいけません。
攻撃においては、戦艦に先駆けて敵戦線に切り込んでいきます。対空砲火の弾幕をかいくぐり、いち早く空母を見つけて敵機もろとも破壊したい。でも大抵そうはならず、ここでもドッグファイトを強いられる。
こうした制宙権を奪い合う中距離戦が、ポプラン達の主な任務です。敵機と追いつ追われつ、激しいGに耐えるハードワークが続きます。

前線に立つ軍人はどんな部署であっても大変だけど、初めから終わりまで死線上でダンスを披露し続けるのは、パイロットだと思います。

ポプランたち戦闘機乗りが、いつも冗談を言い合って、恋に忙しくて、とにかく活き活きしている理由。それは、死と隣り合わせの環境でも強い心を保つためなんだと想像しました。

敵機から艦を守るナイト気分でいたり、ゲーム感覚で挑んだりする態度の裏側には、真剣なハートがあるように見えました。

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今回の宇宙戦の図、上手にできたと思っています!(自画自賛です)
戦況もシンプルな図にできたし、戦艦とスパルタニアンもラフ絵だけどかっこよく描けました。難しくても、銀英伝にメカは外せませんよね (*´д`*)

なんと、これで銀英伝キャラクターは10人目となりました。どの人物も魅力的で、記事作りがとっても楽しかったです。この節目を記念して何かできないものかと考えています。
銀英伝には人気キャラクターがまだまだ控えていますし、可能な限り続けていきたいです!
それでは、ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。


※この記事は、田中芳樹さんの作品の版権管理会社「らいとすたっふ」の二次利用規約に則した創作をしています。規約をよく読んで、大丈夫だと思う表現をしたのですが、もしお気づきの点があればフィードバックしていただけると幸いです。


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