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【映画】銀魂 新訳紅桜篇
個人的評価:★★★☆☆
今更ながら見ました。特に銀魂はファンということもないのですが、アニメ放映が開始された中学生の頃を思い出します。全てのヲタク女子が「ってオイ!」「~ですかコノヤロー」を連呼していた時期ですね。漏れなく私もその一人でございました。ああ、苦しい苦しい。
映画自体は2010年…なんと11年前の公開なんですね。11年経ってもなお新作が公開されるコンテンツ…(劇場版銀魂FINAL公開中)恐るべし。それだけ根強い人気を誇っているということでしょう。
念のため、あらすじを掲載しておきましょう。以下、Wikipediaより引用。
ある夜、橋の上で決闘を申し込まれた桂。体よくあしらおうとした瞬間、鮮血の中で桂が倒れた。辻斬りによる被害が多発しているかぶき町。そんなある日、エリザベスが万事屋を訪ね、事の顛末と桂があの夜以来行方不明である事を話し、桂の探索と辻斬りについて一緒に調べてもらう様に依頼する。一方で銀時はエリザベスの当面の依頼を神楽と新八に任せ、元から依頼されていた村田鉄矢・鉄子兄妹の下へ向かう。彼らの依頼は「盗まれた妖刀・紅桜を取り返してほしい」。村田兄妹の依頼を遂行する銀時と桂を探索する神楽・新八・エリザベス、二つの事案が複雑に絡み合い、遂に辻斬りの正体にまでたどり着く。そこには意外な人物がいた。
本当に偶然なのですが、この数日前に「実写版 銀魂」(2017年公開)をちらっと見ていました。スター・トレック目当てで契約した「NETFLIX」のおすすめ覧にあったのよ。
ということで、どうしても実写と比較した感想になりがちな訳ですが、少なくともこの紅桜篇に関しては、こちらのアニメの方が好みでした。何よりもテンポが良く、安心して見られるのです。
冒頭にも記しましたが、銀魂は割と「銀魂的文法」のような、独特な言い回しが多いと思うんですよね。漫画だからこそ許されるようなやりとりや言い回し、コミュニケーション。実写だとやはりそれが何だか違和感。何でしょうね、現実世界の演者さんが発する「○○ですかコノヤロー」が、視聴者の古傷とシンクロするんですかね笑
もっとコアなファンならば「新訳」の何が「新訳」なのか、原作との改編点がどのあたりなのかということまで踏み込んだ鑑賞ができるのでしょうが…。ライトな視聴者でもしっかりと笑いありシリアスありで楽しめたかな、という印象です。
それにしても、「紅桜篇」というのは銀魂の中でもパッケージ化しやすい掌編なのでしょうか。実写もアニメ映画も第1作目は「紅桜篇」。コミックスもテレ東アニメも初期の頃をかじった程度の私は、銀魂=紅桜篇というような認識になってしまいました笑
近頃のヲタク女子達には何か独特な口調のようなものはあるのでしょうか。気になる木。