彼から荷物が届きました
川越少年刑務所にいる彼から先日荷物が届きました。
内容物については「売却等していただければ幸いです」とお手紙で言われていますが、彼が出所した際まで保管して返却したいと思います。
こちらの私書箱宛にお手紙と共に届きました。
荷物はこのような箱に入っていました。
重さと大きさはそこまで大した事なかったんですが私書箱からこの箱を持ち帰る際、宅配業者でもないのにそれなりの大きさの箱を両手で持ってうろつく当職は「おかしな人がいる」と通報や職務質問をされてもおかしくなかったと思います(幸いにそのような事はなかったのですが)
そうして帰宅して手紙を読む前に箱の中身を確認したら立教大学の野球部監督のようにたまげました。
なんだこの使用済みシャツはたまげたなぁ。
手紙によると彼は1回着たのみだそうですが、それを知る前に中身を見たので驚きました。
拘束されている時は私物の服の洗濯に大きな制限があるのでそうするしかないのですが、実際目の当たりにすると驚きを抑えられません。
彼の体格から考えると大きめの画像のシャツとズボン、未使用のワイシャツに加えて本が届いていました。
送られた本はまだ当職は読んでいません(彼から許可されているとはいえ勝手に読むのもどうかと思うから)
画像左上の本のタイトルを読んで調べてみるとこのような内容でした。
出所後の事を見据えているのでしょう・・・強い学習意欲を感じます。
彼は大学院にまで行けた者ですから、それに加えて学習習慣がしっかり身に付いていますね。
当職も勉強して自分を磨いていますが、あのような環境からでも学びを続けられるかと聞かれたら「難しい」と回答します。
もし彼が犯行に及んでいなければ、院で更に己を躍進させただろうと考えると他人事であっても残念で惜しい事だと思わざるを得ません。
どうしてあのような犯罪をしてしまったのか。
それで当職が借りている私書箱についてですが、今回の荷物を受け取る際に追加料金が発生したらしく、1130円の料金が発生しました。
非常に心苦しいのですが、当職らと彼との連絡網を維持するためにもご支援をいただけたら幸いです。
当職もこのような状況で至らない点が多々あるため、皆さんの力が必要です。
よろしくお願いします。