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あんこの旅 vol.4 かん袋「くるみ餅」(大阪市 堺)創業700年。ここでしか味わえない唯一無二のあんこ。

お気に入り度=☆☆☆☆☆

唯一無二のあんこ。vol.4は、なんと鎌倉時代1329年創業の「かん袋」さんです。

・「かん袋」の由来は「紙ぶくろ」
  名づけたのは「豊臣秀吉」

・「くるみ餅」は、胡桃ではなく、 
  あんこを餅で「包む」から

・門外不出の秘伝レシピ。
 訪れた人だけ味わえる唯一無二のあんこ

「くるみ餅」
とても優しい とてもきれいな とろっとしたうぐいす色の餡が、やわらかい白玉にたっぷりとたっぷりとかかっています。

くるみといっても、胡桃ではなく、枝豆なのかうぐいす豆なのか、自然な甘みで軽やかな豆の良い香りがすうっーと鼻に抜けてきます。

ほんの少し香ばしいというか、なんと言うか、なめらかな餡は、本当に美味しいです。
餡には小さい粒も感じられます。
でも、原材料はわかりません。
こちらの製法は、一子相伝、門外不出で有名です。原材料が内緒というのも珍しいですが、美味しいので食べてしまします。

くるみ餅は、くるんだ餅からきており、
かん袋は、このお店の主人が、餅作りで鍛えた腕力を使い、瓦を屋根に放り投げて大阪城の天守閣の瓦ぶき工事を手伝う姿を豊臣秀吉が見て、「紙袋がひらひら舞いちるのに似ている」と言い、その腕の強さをたたえ、以後、「かん袋と名付けよ」と命じ、それから「かん袋」という商号となったそうです。

創業はさらに前の鎌倉時代末期1329年で、和泉屋という商号ではじまり、もうすぐ700年近くにもなる大老舗です。

包装はタッパーと壼があるのですが、
どちらも本当に可愛いです。かなり好みな包装です。

そしてお店では、氷くるみ餅といって、くるみ餅に氷がかかっているメニューもあります。こちらもかなり美味しい。注文すると、寿司のネタを書く木札に番号がかかれたものをもらい、この木札を持って順番を待ちます。持ち帰られないように大きくしたそうです。それがまた面白くほっこりさせてくれます。

包装=◎


寄り道するなら

せっかく堺まで来たのなら
しょっぱいものも食べたくなる。


持ち帰り専用のお寿司やさん。
穴子寿司がおすすめです。
お寿司の種類は他にもありますが、
「穴子にぎり」間違いなく予約してください。
肉厚なのに、もう口にいれた瞬間とろけます。
つやつや、ふわふわ。
とろけます。あなごの旨さは天下一品。
堺名物あなご寿司。
一度食べたら忘れられません。


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