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②そうだ「似合う」を教えてもらおう

前noteで書きたいな〜といっていたPCPD診断をうけてのお話を書きました。


自分を客観視するのってむずかしい

パーソナルカラー診断。診断方法も、関連する書籍も色々な種類があり、雑誌でも特集されるなど目にする機会も多い。簡単な特集のなかには説明とともに、はい、いいえで答えられる質問タイプの自己診断も掲載されていて、遊び感覚で試すこともできる。その時見たチャート診断は、たどった結果PC秋だった。他の簡易診断も試すと大体は秋か春、いずれにせよイエローベースに分類されることが多かった。
パーソナルカラー について興味を持っている友達にPC秋にだったと伝えたところ「秋よりもっと明るいと思う、どちらかというと春じゃない?」といわれ、自己診断の結果が春になったこともあるので、じゃあPC春なのかも!といった感じで、根拠はないのに、自分はイエベだろうなと思い込んできた。
さらに、洋服屋さんでも寒色系より暖色系、黒ネイビーよりも白アイボリーなど淡いほうをおすすめされてきたので単純にこれはイエベの春か秋のどっちかだろうな〜ブルベはないなという思い込みに拍車がかかった。(完全にパーソナルカラー 知識がない人の思い違いの思い込み!)
コスメや洋服を買うとき、結局は好みの色で選ぶことのほうが多かったけど、その過程の判断基準のひとつとしてざっくりイエベか否かみたいな項目も設けていた。

パーソナルデザイン診断
こちらも本を読んでみて、ふむふむ6タイプあるのね。と、各タイプ別特徴の自己診断チェックなどをみて自分なりにどのタイプになるかを考えてみた。

ファッショナブルのゴージャスさや迫力はないし、
ナチュラルの爽やかな、スポーツしてそうな感じもない(実際に運動きらいの万年文化部)
グレースの仕事できる女感、むしろ欲しい今求めてます!
フェミニンのしとやかな可愛さ憧れる〜(ということは無いかな)
ロマンスの艶っぽさすてきー!あこがれ!(同上)
キュートのバリエーションの付け方いいな楽しそう♪アバンギャルド憧れるけどこの遊び心あるコーデが似合うではないのはすでに学んでいる…

あれ?全部消えた???となり、こちらは自己診断できず。
どのタイプもそれぞれに魅力的だけど、自分に当てはめると強いて言うなら(願望込みで)キュートのアバンギャルド以外?でもキュートにしては配色柄を含め装飾の変化に弱すぎないかい???かといってシンプルが美しいグレースやナチュラルは何かちがうし。キュートはサブつかないタイプらしいし…
はい、自分客観視できてません!!!

あきやさんの自問自答教室ははるか先の12月
あきやさんやJJGにお会いできるのもとーっても楽しみだけど、わたしが一番求めているのは目的はコンセプトを作ること!
となると教室の前に、コンセプト考える材料のひとつとして客観的な自分の「似合う」を知りたいなと。

パーソナルカラーやパーソナルデザインの診断にもっていたイメージは白雪姫の鏡みたいな。
あれはお妃様が「世界でいちばんきれいなのは?」とざっくり問いかけていたからああいう結果になったけど、もっと細かくジャンルや項目をわけて問いかけたら色々教えてくれるものじゃないか…なんて妄想したこともあり。
PCPD診断の基準のなかで自分の似合うはどの位置なのか、もとから持っている良さをどうしたら活かせるのかを教えてもらいたい。

そう思って情報収集していたところ、なんと地元に出張診断でこられるPCPD本家の認定を受けたイメージコンサルタントさんを発見。
本家といわれる香咲先生をはじめ、以前からインスタやツイッターで見ていた方など気になる方はたくさんいたけど、県外開催となるとつまり診断費だけに収まらず旅費がプラスされるとなるとなかなかハードルが高い。そんななか出張でこちらに来てもらえるの助かります〜〜〜渡りに船〜〜〜!!!
しかもその先生がTweetしているPD別コーデのイラストがとってもすてきで。この中ならグレースの服着たいし、こっちならフェミニンもいいな、なんてどのPDになっても嬉しいかも!とわくわくを感じられたこともあり、申し込みページに飛びついた。
診断しようと決めてから申し込むまでなんと1日もかからず。勢いって大事。


PCPD診断当日

7月某日、真夏かなというくらいに暑い日。
パーソナルカラー 診断のためすっぴん、もしくは会場でのメイク落としを推奨されていたので、色のない日焼け止めだけしっかりと塗り、日傘をさして、いざ!
(診断の詳細などは割愛します。また記憶を思い起こして書いているため、先生の発言など正確ではないこともあるかと思います)

パーソナルカラー診断

診断の流れとしては、まずドレープを当ててパーソナルカラーを見る。その後それぞれがPC色のリップを塗って、その状態でパーソナルデザインを見てもらう。

一緒に受診される方がお二人いて、わたしは2番目に見てもらうことに。
最初の方に当てられるドレープを斜めから見ていたけれど、色による顔色の変化がわかりやすくて。
布一枚あてただけなのに、顔色が明るくなったり、クールな美しさが現れたり。
先生がドレープを変えるたびに思わず感嘆の声が出る。
こんなに分かりやすく顔色の写りが変化するなら、自分がどの季節になるかすぐわかりそう〜季節が何になるか楽しみ!と思っていた。いたのだけど…
先入観なのか、目がなれていないのか、はたまたその両方故か。ついついドレープの方に目が取られてしまい、自身の顔色の変化を見分けるのがむずかしい。ドレープを当てながら先生が言ってくれる言葉をきいても内心「…いわれてみればそうかも?え、そうなの???」といった調子で。
でもお二人の反応を見るかぎり、わたしの顔色の変化もだいぶ分かりやすかったよう。自分のことがいちばん分からないながらも、先生のなかではすでに答えは出ており
結果、自称イエベ民だった私、ブルベ夏に!

これがネットの受診者感想などでみた転生ってこと!? とワクワクしながら人生で初めて手に取るような青みと紫みのあるピンクリップを塗り塗り
(余談だけど、診断当時よく使っていたリップモンスターのラスボス。発色の良さと名前のインパクトで選んだものだったけど、ブルベにおすすめのカラーでした。ちゃんと診断にあう正解の色を選んでいながらもイエベだと思い込んでいた自分。なぜ気付けなかったのか??)
そして、休憩をはさみPD診断へ。

パーソナルデザインの診断

初めに先生からPDタイプの説明をきき、勝手に想像していた特徴とのずれや思い違いが分かったり、他の方の診断を見ているなかでの説明やことばを聞いて具体的な例がわかったりと、改めて資格もった先生にみてもらうのはとてもいい機会だった。

はじめに自己申告で「ない、ちがう」と思うタイプを外していく。
ファッショナブル→ナチュラル→グレースを消す。
先生からの異論もなく、順当に消えていった感じ。説明を聞いていたときから、これらタイプの魅力は自分では出せないなと。特に診断前はもしかしたら要素としてはあるかもしれないと思っていたグレースも、一緒に受診していたなかにとってもグレースな方がいたので(おくれ毛なしのまとめ髪がとっても素敵!)自分のことはわからないけど人のことはわかる、客観視とかいうやつ。あと複数で比較して見ると違いが分かりやすくて、とてもありがたい〜。
そして残るはフェミニン、ロマンス、キュート
見事に曲線、優しげ、女性的なタイプばかりに。この時点でもう自分では???と混乱状態。憧れていたフェミニンやロマンス、キュートのどれかになる、なれるんですかと。
事前に自己予想していたのはキュートだったけれど、先生の正しい説明を聞き、また受診者のおひとりにとってもキュート味があり、どうもわたしはキュートではなさそうだと。先生の顔色を伺いながらも(笑)キュートを外した。またしても異論はないようで、残ったのはフェミニンとロマンス

正直このふたつのタイプに対して、似たようなイメージをもっており、違いがよくわかっていないままだった。
なのでメインとサブ、どっちがどっちになってもそんなに違わないのでは、なんて身も蓋もないことを考えながら(ごめんなさい先生!)先生に指示されるままにスカート丈や胸元の開き具合を調整したり、髪をまとめたりした。
その間、先生は脳内でいろんなコーデパターンを当てはめ、とっても真剣にどちらのタイプがメインになるのかを考えてくれて、本当にありがとうございます。

そして、フェミロマ誕生
(メイン:フェミニン、サブ:ロマンス。メインがロマンスになるほど甘い色気が活かせるのではなく、あくまで軽さ、上品さがあるフェミニンがベースでロマンスは添えるだけ)

「似合う」を知ってセルフ自問自答

PD診断の本を読んで、自己診断していたころの自分に伝えたら絶対信じないだろう結果となった。驚きながらも、憧れていたフェミニンのお嬢さま的な品のある可愛げな感じや、ロマンスの艶っぽさを自分もどこかに持っているんだな〜(まだあんまり自覚できてないけど)と喜びが溢れ大変なことに。
(PDはあくまで外見のお話だから、内面的にもそういった要素を獲得したい所存)

・PCブルベ夏
・PDフェミニンロマンス
なんだかPCPDを組み合わせると、とっても素敵なお嬢さんってイメージになる組み合わせで、本当にそんな素敵な結果をいただいちゃっていいんですか先生???の気持ち

①自問自答教室の前に

前回のnoteにも書いたように、診断結果から浮かんだイメージは「夏のすてきなお嬢さん」客観的なわたしの「似合う」の答えを手に入れた気がした。
まだまだ結果を飲み込めていない部分もあるけど、せっかくの診断結果なので、まずはそのまま受け入れてみようと。早速お買い物のときなど、PDフェミニンやブルベ夏をキーワードにすることで、おすすめのコスメや洋服の色を知ることができ、ネット情報収集の精度が上がった。
その結果、お買い物の正答率もあがり、買った時は良いと思ったのに家ではなんかちがうな〜となることも減り、買ったのに出番がないなんてこともなくなり、お買い物の満足度もあがった。

さて、この結果をふまえてセルフ自問自答〜!
「似合う」と「好き」の乖離は少なかった。むしろ自分が思っていたよりも診断後のほうが両者の親和性はあがった気がする。
一方で、ブルベ夏フェミニンロマンスな「似合う」に全振りしたコーディネートは「好き」とは少しちがい、着ているとなんだか落ち着かなくなりそう。実際に試しにお店で全身試着してみて、店員さんにはお褒めいただいたけど自分では落ち着かずソワソワしてしまい、なおかつ今のわたしの生活やお洗濯問題などとも少しあわないかも?
着慣れていないというのもあるが、そうした慣れの問題だけでなく。コーディネートで、お洋服で自分は何を優先したいのか、「なりたい」とのちがいが関係していると思うのでやはりここでも出てくるか「なりたい」の壁という心境。


つづく。



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