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セリアドールでにゃんこ獣人ドールを作る 全三回(3/3)

セリアドールで黒猫獣人ドールを作る記事、最終回です。今回は最後の仕上げをやっていきます。


では完成させましょう!

ドールアイを入れる

第一回目で作ったドールアイを入れていきます。

鉛筆でドールアイの穴の形を決めます。今回はにゃんこなので、にゃんこの目の形に描きます。

デザインナイフで目を切り抜きます。普通のカッターだとこういう細かい作業がすごく難しいので、100均でもデザインナイフは売っていますので、デザインナイフを使うことをお勧めします。

頭の後ろ側を大きく切り、ドールアイを入れるための穴をあけます。
あとでふさぐので、カッターで綺麗に切ってください。

ドールアイを目の穴に合わせて練り消しで固定します。
他のドールメイク講座などで「粘着ゴム」や「ひっつき虫」などと書かれていますが、練り消しでも代用できます。
ただし、30倍伸びるスーパー練り消しのような変わった練り消しだと全然くっつきません。オーソドックスな白い練り消しを使いましょう。
100均で手に入る匂い付き練り消しでもいいですが、一生練り消しの匂いがドールから香ります。

眼を入れた状態はこうなりました。レジンアイなので、角度を傾けると瞳孔が追視します。ドールといつも目を合わせられるのがレジンアイのいいところですね。

頭の穴をゲル状の接着剤で蓋しました。ゲル状の接着剤だといつでも剥がして開けることができるので、ゲル状の接着剤をお勧めします。瞬間接着剤でがっちり固めると、目の雰囲気を変えたくなった時やり直せなくなります。

このあとウィッグをかぶせて耳穴に耳を刺すとき、頭の形が変形して蓋が開いてしまうことがあります。さらにマステで蓋を固定するといいでしょう。

関節パーツを黒く塗る

最後に関節パーツが白く染め残した問題を解消していきます。
プラモデル用の黒い塗料で関節を限界まで動かして塗っていきます。
この時、塗料の成分によっては有害なガスが発生して体調が悪くなることがあります。マスクをして、換気をしっかりして、火器のない場所で作業してください。
関節は一気に塗ると関節を曲げた時に塗料をこそげ落としてしまうので、一回塗るごとにしっかり乾燥させてください。
しかし、関節は塗料がすぐ剥げてしまいがちです。これは関節である以上どうしようもない問題だと思います。何か解決策があったらご教授いただけるとありがたいです。

完成です!!!

ウィッグをかぶせて完成した姿がこちらになります。
ここまで来るのに丸3日みっちり時間がかかりました。
じっくり乾燥させたりやり直したりするとたぶん一週間はかかったと思います。急ぎ足で集中的にやったので、3日で何とか完成しました。

生まれたばかりのご尊顔がこちら。可愛いですねー。
黒猫だから、ボディを染めるほかは特にメイクの必要性を感じません。このままでいいんじゃないの?黒猫らしくて。

手持ちのリカちゃん人形用に、昔作ったお洋服が着せられないかなーと思ったら、奇跡的にパニエに尻尾穴が開いていたので、パニエを穿かせることができました。

そして、ドレスも尻尾穴になるスペースがあったので、尻尾を出した状態でドレスも着せることができました!昔の私GJ!!奇跡的に生まれたばかりの尻尾付きドールに、パニエ入りのドレスを着せてあげることができました!

というわけで、全三回にわたってにゃんこ獣人ドールのつくり方をまとめてみました。いかがだったでしょうか。

使う材料も地味に多いし、手間暇もお金もかかりますが、自分で作った理想のドールはめちゃんこ可愛いです。

自分だけの獣人ドールが欲しい!と思った方は、セリアでドールパーツを集めて、オリジナル獣人ドールを作ってみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。

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