【風都探偵 仮面ライダースカルの肖像の感想】 11月8日の日記
スチャッ
『スカル!』
🎩「変身……」
ギィンッ!ドゥンドゥンドゥン……
ガシャンッ!!
『スカル!!』
グォォォオオオオオオ
ジジジジジ
💀「さあ、お前の罪を……数えろ」
本日から公開の風都探偵の劇場版を朝イチで観てきました。
“風都探偵”とは特撮番組“仮面ライダーW(ダブル)”のコミカライズにして続編!みたいな感じの作品でして、その漫画がアニメになってさらにそれが映画になったのが“仮面ライダースカルの肖像”です。
タイトルの通り本作のメインキャラはみんな大好きおやっさんこと鳴海 荘吉!
普段は私立探偵ですが、その正体は風都の街を怪人『ドーパント』から守る『仮面ライダースカル』。
原作(実写版)のキャストは吉川 晃司さん、今作(アニメ)ではCV津田 健次郎さんという配役からも渋さが溢れ出ているキャラクターです。
本作ですが一言で表せば風都探偵版ビギンズナイトとでも言いましょうか。
風都探偵から見始めたファンへは「こんなことがあったんですよー」で原作からのファンには「これが見たかったんだろぉ?」って感じの映画でした。
2人で1人の探偵である仮面ライダーダブルの始まりの物語であり、そのメンター的な存在である仮面ライダースカルの最期が描かれます。
前半はオリジナルストーリーとして幼き左 翔太郎と鳴海 荘吉との出会い。
後半はダブルの劇場版“ビギンズナイト”を下敷きに描写を追加した翔太郎と荘吉の別れ、そして今度は相棒との出会い……。
“仮面ライダーW(ダブル)”の名に相応しく物事の2つの面がテーマになっていました。
翔太郎が荘吉と死別してしまったのは間違いなく悲しいことだけれど、そのことが無ければフィリップとは出会わなかった。
そしてもしかしたら『恐怖』に打ち勝つことも『奇跡』を起こすことも、独りよがりな『理想郷』を否定することもできなかったかもしれない……。
そのあたりの二面性をジョーカーメモリと絡めて“風都探偵”本編のストーリーへと繋げていくのは見事な脚本だったと思います。
さすが、1年間どんな困難にぶつかってもやり切るコンテンツは後付け力が違いますね。
劇場版ということもあり作画もめっちゃ良かったです。
戦闘シーンはヌルヌル動くしカッコいいしで最高でした。
やっぱり『変身』という要素があると戦闘とそれ以外のパートでメリハリが出て良いですね。
あと出てくる女全員乳がデカかったです。最高。
ちょっと面白かったのが園咲 冴子がメインの敵役みたいな感じで出てくるのですが、超エロい身体してるんですねーこれが。
そのため劇中で4回くらい乳揺れするんです。そのうち2回は変身後の『タブー・ドーパント』の状態で乳揺れしてました。
演出マンか原画マンか、とても正常な精神状態とは思えない判断です。ここまで人を狂わせるなんて……乳揺れとは恐ろしいですね。
乳揺れへの拘りはまだありました。
通常の乳揺れとはアニメ空間においてジャンプなどの上下運動をした際に起きる縦揺れなのですが、今回はぐったりと倒れた時重力に乳が負けて潰れる横揺れでした。私はこっちの方がエロいと思います。私はこっちの方がエロいと思います。
おやっさんの渋さ、アクションのカッコよさ、乳のエロさ、どれをとっても非の打ちどころのない神映画でした。
この調子でAtoZもアニメになりませんかね?